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村への帰還

ダンジョン制覇とオーク殲滅の依頼を終えた四人は村へと帰って行った。


森に張ってあるバリアも解除し、テントなども全て片付けておいた。


作った土人形も動力となる魔石だけ回収した。


これで繰り返し使えるのでいずれ役に立ってもらおう。


残っていた死体は全て燃やして処理しておいた。


意気揚々と村に帰還した俺達四人は村の人から盛大に迎えられた。


「よくぞ帰ってこられました。

数日経っても音沙汰がなかったので心配しておりましたぞ」


「ちょっとイレギュラーがありましてね。

でも何とか終わりましたよ」


「では皆さんには報酬をお渡しします。

受け取ってください」


報酬は10000G。


「いやいや、こんなにもらっていいんですか?」


「私達にとってはお金はほとんど意味を成さないのです。

こんな田舎で暮らしてますからね。

畑や家畜の方が大切ですので」


「そうでしたか・・・ありがたく受け取っておきます」


「皆さんはこれからどうされるのですか?

よければ一泊泊まっていかれませんか?」


「いや、だいぶここにいるので、そろそろ出発します」


「そうでしたか・・・大したおもてなしもできず申し訳なかった」


「大丈夫ですよ。

では俺達はこれで失礼します」


四人は次の国エルグランドに向かうことにした。


村から少し離れたところでバイクを取り出して乗り込んだ。


(あのキメラはこの世界の生き物ではなかった。

なぜダンジョンができたのか?キメラは誰かが作り出したものなのか?)


バイクに乗りながら考えていた。


「かず?もしかしてダンジョンとキメラのこと考えてた?」


後ろに乗ってるミーシャが聞いてきた。


「ああ、ダンジョンならともかく、キメラは間違いなく人為的な生物だ。

あれが自然発生するわけないはずなんだ」


「そうよね、強さも桁違いだったし」


「次の国でもあるエルグランドで調べてみよう。

何か情報があればいいんだが」


ミーシャとリアは答えの出ない問題に頭を抱えていた。


「リア、今回の件で俺達もまだまだ未熟ということがわかった。

あのキメラは完全に予想の範囲外だった」


「私も単独では勝てなかったと思う。

みんながいてくれたから勝てた」


「もっと連携に意識を向けた方がいいな。

この先あんな奴と会わないという保証もないし」


「私も頑張る」


四人は今回のキメラ戦でより強くなることを誓った。


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