オーク討伐 その2
俊也はみんなと分かれた後は、いつも使ってる斧を取り出してオークに向かっていった。
「オークってのはやはり、漫画やアニメとかに出てくる豚の姿だろうなぁ。
強さはどうだろうか?早く戦ってみたいぜ」
そう言ってると、木の後ろからお待ちかねのオークが現れた。
「おおお!ついにオーク発見!
やっぱり思った通りだ!」
楽しみにしていたオークが現れたが、こっちの姿を見た途端に襲いかかってきた。
「来るか!どぉりゃぁぁぁぁぁ!」
思いっきり斧を振り回した瞬間、オークの体を横に真っ二つに切っていった。
「・・・弱くね!?これで他の冒険者断ってるの!?」
予想を裏切る弱さに俊也は驚いていた。
オークが別に弱いわけではない。
だが、本人はステータスカンストを忘れていた。
「はぁ・・・とりあえず狩れるだけ狩るか。
でもオークはそのまんまだったし、それはよかったな」
俊也は期待の裏切りと予想通りの姿だったことの結果に微妙な気持ちで討伐を再開した。
基本的には斧で倒していたが、たまに魔法でも倒すことにした。
オークには魔法の耐性が水と風だけであり、俊也は土魔法を使って倒していた。
地面に穴を開けて落下ダメージで倒したり、土で槍を生成して飛ばしたりと様々な魔法攻撃も行っていた。
「うーん、他にも生成できそうなのは・・・人形か?」
俊也は討伐を進めながら土魔法で人形を作れないかと考えていた。
「人形の構造はわかる・・・あとはコアとなる魔力をどう循環させるか」
難しい顔をしながら次々と土魔法で倒す俊也。
そして、あるオークを倒した時にそのヒントがでた。
「ん?今のオーク何か落としたな。
これは・・・魔石か?」
テントに使ってる魔石に似たような石を落とした。
なぜオークが持っていたかはわからないが、俊也にはこれが天啓であった。
「土魔法で作った人形に魔石をコアとして魔力を増幅させれば・・・できた!」
俊也は土の人形に魔力をこめると、その人形が動き出した。
「成功だ!これならもっと効率よく狩れるな。
後は能力に関しては・・・」
泥人形 レベル80 ステータスオール100
「かなり劣化するな・・・でもそれでもオークなら十分だろう。
魔石は俺の魔力で作るとして、何体か作っておこう」
そう言って何体かの泥人形を作って戦わせた。
「楽でいいなー」
そんなことを言いながら順調に狩りは進んで行った。
後少し続きます




