推測
宿屋で合流した四人は、早速報告会を行うことにした。
報告会はその日の近況報告と情報共有のために行うことを決めていたのだ。
「さて、まずは俺達からだな。
沼地でのハイリザードマンのクエストを受けてきた。
報酬は討伐した分上乗せされるらしかったから、片っ端から討伐してきたよ」
「この一回でだいぶ稼げたぜ?
10匹でよかったんだが、100匹近くは倒したな」
「いいな〜私もそろそろ戦いたい」
「私も」
ミーシャとリアは羨ましそうに呟いた。
「そして、そこの主である大蛇にも偶然会うことができた」
「大蛇!?生きる伝説とよばれるあの?」
「ああ、それで間違いないだろう。
だが戦闘の意思はなかったし、有力そうな情報も教えてくれた。
俺達は運がよかったな」
「ああ、ステータスの運のおかげかもな。
それで、どうやら沼地のハイリザードマンが大量発生してたらしくてな?
俺達の見立てでは、恐らく人為的なものじゃないかと思ってる」
「人為的?誰かがわざとそうするようにしたってこと?」
「ああ、それまでの生態系ではありえない状態らしい。
大蛇もこんなことは今までなかったと話してた」
大蛇の話をそのまま信じるとなると、誰がそんなことをしたのか?今はまだわからない。
「それと、大蛇の鱗を譲ってくれたからお金には困らなくなったぞ。
売る前に二人に見せようと思ってな」
【異次元空間】から鱗を取り出すと、二人は興奮気味に見ていた。
「どうやら脱皮する際に鱗も新しくなるみたいで、嵩張る一方だからもらって欲しかったみたいだ。
だからたくさんもらってきたぞ」
「これでしばらくは安泰ね!
それじゃあ、次はこちらの番ね」
ミーシャとリアは城での行動を報告した。
「潜入は成功したわ。
それに、王子のお世話係も任されたの。
ちょうど周りを調べたいと思ってた時にね」
「うん、メイド長の計らいで近くに来れた。
後は調べるだけ」
二人は順調に行ってるみたいだ。
「それで、王子の机に闇魔法の魔力が残ってたの。
恐らくその魔力によって王子は何かしらの影響を受けたんだと思う」
「あの闇魔法はとしから教えてもらった魔力に似ていた。
あれは確か魔族の魔力を再現してたよね?」
「ああ、集落にあった本で見たのをそのまま再現してみたんだ。
まさかここで出てくるとは思わなかったがな」
偶然か?何か引っかかるような感じだ。
「あとは城の中で徘徊していた王子の噂も消えていたわ。
あの時浄化できてたからもう心配はなさそうね」
「となると、結局分かったのはハイリザードマンと王子の異変は人為的だったってことか」
「そうなるわね。
ただこれ以上もうお城から情報を手に入れるのは難しそうよ」
「そうだな・・・これ以上ここにいても意味はないか」
「ねえ、私達が失脚させた宰相と貴族がどうなったか気にならない?
明日それを調べたいんだけど」
確かにどうなったんだろう?気にはなってる。
「じゃあ明日はそこら辺を調べてみてくれ。
俺達はコマボの方を調べてみる」
「わかったわ」
こうして次の日の計画が決まった。
読んでいただきありがとうございます。
表現が上手くないですが、頑張っていきます




