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この世界は思った通りの世界でした

どんどん書いていきます。

誤字脱字があればぜひ言って欲しいです。

あの狼襲撃の後、俺達はさっきまでいた洞窟に戻ってきた。


リアは長く声を出していなかったため、すぐには声を出せなかった。


さらにリアは狼の恐怖で怯えてしまい、うまく話せなかったようだ。


今は俊也が時間をかけて回復魔法をつきっきりでかけている。


「本当にありがとうございます。あの子の声が戻るなんて・・・信じられません」


ミーシャは深くお辞儀をしながらお礼を言っている。


「困ってる人は見過ごせないよ。君達のような可愛い子達が怪我するのは見てられないからね」


ミーシャはその言葉を受けて顔を真っ赤にしていた。


「か、かわいいなんて・・・恥ずかしいです」


素の感想をいっただけなんだけどなぁ。


「聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」


「あ、はい」


リアが回復するまでに、聞けることは今のうちに聞いておこう。


確かめたいこともあるからね。


「まずはこの世界の名前と君達のことを聞かせてほしい」


ミーシャは首を傾げながら答えた。


「変なことを聞きますね?この世界はアグナハルという世界です。

4つの王国で成り立つこの大地は様々な種族が共存しています。

種族も人間、エルフ、ドワーフ、フェアリー、魔族の5種類が存在しています。

魔族以外は基本的に友好関係は結べていますが、この魔族が少し厄介なのです」


魔族・・・やはり悪の象徴なんだろうな。


「魔族もある程度は他の種族との交流はあります。

しかし、中には他の種族を見下し、支配しようとする考えを持つ魔族も存在します。

まだ行動には起こしてませんが、今は力を蓄えている段階でしょう」


妙に詳しいが、今のところは大丈夫そうだ。


「世界に関してはこんな感じでいいですか?」


「ありがとう、後君達のことだけど・・・」


ミーシャは少し顔を赤らめながら答え始めた。


「わ、私達は見ての通りエルフです。

他の種族とくらべて遥かに長命で魔法の扱いに長けております。

リアは私の妹で300歳くらいですかね。

私は400歳くらいで100歳ほど離れています」


年齢が3桁超えてる時点でおかしいぞ・・・まあ、長命ならありえるか。


「あ、400歳と言っても人間に換算したら17歳くらいなんです。

リアも16歳くらいだから、大体100歳くらいで1歳下くらいになりますよ」


もはや年齢に関しては深く考えないようにしよう。


「あなた方のことをお伺いしてもいいですか?」


ミーシャは興味津々な様子で聞いてきた。


「ああ、俺は和也、一応冒険者的な感じだ。

遠いところからこちらに来たのだが、森が深くて迷っていてね。

どうしたものかと思ったらここを見つけたから休んでたんだ」


半分嘘で半分は本当だ。


「あっちは俊也で俺の兄だ。

俺達は二人で冒険していたんだ」


とは言っても、まだこの世界には来たばかりだけどね。


「なるほど・・・だからここのことは知らなかったんですね」


なぜか納得された。


「ここはザーシュの森といいます。

エルフの集落があり、入った者を道に迷わせ一生出てこられない危険な森なんですよ?」


いきなりとんでもないところに飛ばされたようだ。


「でもあのクリーターウルフを撃退できる実力をお持ちのあなた方なら問題はなさそうですが」


クリーターウルフ?あの狼か。


「私達エルフでも複数で取り囲んでやっと一体倒せるかどうかの強さです。

しかしあなた方は二人であのクリーターウルフの群れを撃退できたので、相当の強さなんですよ」


褒められた感じで嬉しい。


「そうだったのか、それほどの強さならあまり出くわしたくはないな。

それはそうと、エルフの集落があるって言ってたな?」


「はい、私達が住む集落です。

お礼もしたいので、一度来ていただけませんか?」


そこなら他の人にも会えそうだし、情報も集まるだろう。


「わかった。

リアちゃんが回復したらそこに向かおうか」


「はい!」


嬉しそうなミーシャを見てなぜか心が温まった気がした。

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