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決断の先

ネタは湧くけど、入力が大変ですw

国王のアルブランドは少し前に届いた手紙のことが頭から離れなかった。


私の決断は間違ってないことを祈りたい・・・どんな結果になるかわからない。


「うーん、気になってしまう」


「王よ、どうかなさいましたか?

お気分でも悪いのですか?」


宰相でもあるカルベルは王の様子を伺っていた。


「少し前の手紙が気になってな。

燃やしたことによって相手がどう出るかが不安で仕方ないのだ。

今までこんなことはなかったからな」


「あれはタチの悪いイタズラに違いありません。

困らせてやろうとする子供でもいるのでしょう。

気にする必要はありませんぞ!」


カルベルは力強くそう意見を述べた。


確かに、イタズラで片付けてしまえればどれだけ楽だったか。


しかし、内容がイタズラにしては子供があんな文章を書ける訳はないし、やけに信じてしまいそうな雰囲気の手紙であった。


「とにかく、次の手紙が来たらまずは私が確認致します」


「それはならん。

例えイタズラであったとしても、手紙は全て私が確認することを決めておる。

お前の進言でも聞くことはできん」


カルベルは少し驚いた表情をしたが、すぐにいつもの顔に戻った。


「王の御心のままに・・・」


さて、次の手紙はいつ来るのか・・・そう思ってたその時。


「失礼致します!王宛にまた手紙が届きました!」


「来たか!すぐにこちらに!」


王はやや興奮気味に手紙を開けた。


「手紙の返信は受け取りました。

こちらを信用してくれて感謝致します。

それで、引き渡しについてなのですが、この手紙が届いた2日後の正午、エントランスにてお渡しします。

国王様はその時に向けての兵を少し用意をお願い致します。

方法はこちらで用意したやり方でさせていただきます。

よろしくお願いします」


2日後の正午?ここのエントランスで?


不思議な内容ではあったが、今は信用して待つしかない。


そう決めた国王だったが、手紙の端に小さく何かが書いてあった。


「追記、宰相のカルベルもこの事件に関与している可能性が出てきました。

そちらの調査はこちらで行いますので、国王様はこのことを悟られないようお願い致します」


なに?カルベルが?それは本当なのか?


だが、今はこの手紙に従っておくことにしよう。


「王よ、今度はどんな内容でしたか?」


「これから2日後の正午に引き渡しが行われるようだ。

身柄の拘束と証拠品受け取りのための兵を用意せよ。

人数はそこまで多くなくてよかろう」


「かしこまりました」


カルベルは謁見の間を出て行った。


この手紙の差出人は何者なのだ?一度会ってみたいが・・・今はまだ無理なのだろう。


2日後が楽しみだ、それまではいつも通りでいよう。


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