表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/134

情報収集

読んでいただきありがとうございます

俺達は宿屋にたどり着いた。


「いらっしゃいませ!トント亭にようこそ!」


奥のカウンターから元気な声で挨拶する女の人がいた。


「四人で泊まれる部屋はあるか?」


「ごめんなさい、ここは二人部屋しかないの。

それ以上はお断りしているわ」


「じゃあそれでいいよ」


「一泊150Gになるよ。

四人だから600Gだね」


「とりあえず一週間分の金額を払うよ」


料金を支払った俺達は部屋の前に来た。


「部屋の振り分けは俺と俊也、ミーシャとリアでいいか?」


「私はかずと」「私はとしと」


え?いや、男女相部屋はさすがに・・・今更か。


とりあえず俺達は部屋割りを決めてその日は休むことにした。


明日は町で情報収集だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の日、町で情報を集めるために俺達は二人組で行動することにした。


ギルドの査定はまだ終わっておらず、夕方に行くことにした。


メンバーはいつも通りだ。


集めたい情報はいくつかある。


1.この王都の貴族や王族の情報

2.町の交流や名産品など

3.他の3つの国の情報


こんな感じだ。


正直ここで帰れる方法があるとは思っていない。


エルフの集落でも手に入らなかった情報だ。


人間の国なら尚更期待はできないだろう。


それは一旦後回しにして、1番気になってるのは奴隷制度が裏で行われていることだ。


恐らくこのことを知ってる人はいない。


貴族間でのみ行われているこの売買が表に出ることはないだろう。


「それじゃああの男が言っていた三人の貴族のことを調べるのね?」


「ああ、簡単にはしっぽを掴ませてもらえないだろうし、貴族というなら平民の人達なら多少は知っているだろう。

少なくとも表向きの顔はいいように見せてるはずだから」


早速情報を集めよう。


この町なら・・・あの場所があるだろう。


俺達は酒場に向かった。


冒険者や労働者が集まるうってつけの場所だ。


朝からというのに酒場はたくさんの人が行き来していた。


これなら情報も集まるだろう・・・。


俺とミーシャはフードを被ってカウンター席に座った。


俺はともかく、ミーシャはエルフだ。


町に入ってからは他の種族をほとんど見ることはなかった。


あまり外部との交流が盛んではないのだろうか?


それはそうと、カウンターにいる男性に話しかけてみた。


「すまないが一杯もらえるか?

他にもいくつか質問したいことがあるんだが」


「何がいい?

1番のおすすめはビルムだ」


ビルムというのは簡単にいえばビールだ。


だが俺自身は酒が飲めん・・・体質だからね。


「できればお酒じゃないのがいいな。

酔わないものはあるか?」


「それならアプリルで作った飲み物はどうだ?

これなら飲めるだろう」


アプリルというのはりんごに似た果実で柔らかい実が特徴だ。


よくジュースにも使われている。


「ならそれを2つ頼む」


「あいよ。

それで、質問っていうのは?」


「この町の貴族や王族のことを聞かせてほしい。

町に来たのは最近のことで、あまり詳しくなくてね。

ただの好奇心だ」


「ふーん、それなら教えてやるよ」


男性は貴族や王族のことを語り出した。


「この国を治めているのはアルブランド王家だ。

代々1000年以上続いている家系で今の王は104代目だな。

他にも子供がいてまだ10歳の男の子だ。

だが頭もよくて勉強熱心らしいぞ」


ふむ、王族はかなりの歴史を持っているようだ。


変なことして目をつけられたら面倒だ。


なるべく関わらないようにしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ