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授業No.3

そろそろ次の話に進もうと思います。

俊也とリアは集落から離れた山の麓にいた。


「よしリア、最後の試練だ。

この岩に向かって無詠唱で魔法を撃ってみろ」


「うん」


リアが構えると、足元に魔法陣が展開されて放つための動作に入る。


そもそも詠唱してから魔法陣がでるようになってるので、無詠唱をしていても魔法陣はどうしても出るようだ。


「・・・くっ」


リアの顔が少し苦しそうだ。


だがここで終わっては意味がない。


苦しい中でも、放つための準備ができたところで、リアは目の前の岩に向かって全力で解き放った。


でかい、火の玉?もはや太陽のような灼熱で見るだけでも危険そうな球体が岩にぶつかった。


その岩は見事に木っ端微塵、跡形もなかった。


「すごいな・・・これなら全てを燃やし尽くせるかもな」


「慢心はダメ。

あなたがそう言ったんでしょう?」


「そうだな。

さて、試験は合格だ。

約束通り旅に同行を許すよ」


「もちろん当たり前。

そもそもとしは私の物だし、私もとしの物。

離れるなんてありえないから」


言うようになったな〜この子も。


とはいえ、旅に同行するなら準備も必要だろう。


「今日は早めにやめようか。

いろいろと準備とかしたいからね」


「準備してくる」


「ああ待ってリアちゃん。

この収納ボックスを持っていってね。

これなら必要なものは何でも入るから」


「何でも?としも入れるの?」


「いや、生きてる人間は無理だよ。

間違えて入れてしまうのを防ぐためにそうつくってある。

それ以外ならほとんど入るよ」


「わかった、必要な物入れてくる」


準備をしている間にここを去ることはできる。


だが、あの子を放置していいのだろうか?


誰かの目の届くところに置いといた方が安全かもしれない。


だったら、いつでも抑えられる俺が近くにいたら問題はなさそうだ。


素性の知らない連中に利用されたりしないだろうか?


不安だが、俺がそばにいてやれば守ってやれる。


あの子は絶対俺が守る。


まずは装備や魔法具を揃えてあげるか。


俺の作れる最高の物を用意してやろう。


さて、魔法使いの装備といえばローブと杖だな。


早速取り掛かるか。

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