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経緯

洞窟を出た5人は、村に向かうことにした。


「あの、ティアロスがいなくなったので問題は解決したんですよね?」


セレナは疑問に思ってる事の1つを聞いてきた。


「ああ、どうやら奴の幻影魔法の仕業だったようだ。

そのせいで魔聖石が見えなくなって採掘が出来なくなっていたみたいだな。

元凶がいなくなったからすぐ魔法も消えるだろう」


「そうだったんですか…あと、最後の攻撃は何をしたんですか?さっぱり分かりませんでしたよ」


「私も気になってたの、教えてくれる?」


「まあまあ、先に村で休もう。

みんな疲れてるしな」


和也は一旦話を区切り、村に帰還した。


村には着いたが、魔聖石が採れなくなった理由をそのまま報告すると混乱を招くと考えた俺達は、モンスターの仕業ということにしておいた。


余計なことは避けた方がいいからね。


「さて、一息つけたことだし、詳しく教えてくれますよね?」


セレナは早速あの戦いの結末を聞いてきた。


「ああ、実は【時空魔法】を剣に纏わせて奴らを空間ごと切り裂いたんだ」


「はい?」


セレナがキョトンとした顔をしていた。


「説明するとなると難しいな…えっと、俺と俊也、そしてリアが使える魔法でな。

目には見えないその空間そのものに影響を与える魔法なんだ。

俺達が使ってるアイテムボックスとかがそうだな。

とはいえ、これはあまりにも強力な魔法だから他言無用で頼む」


「わかりました…本当にあなた方は規格外ですね。

それはそうと、これでセイレーンの涙が手に入りますね!」


一番の目的はそれだったからな。


やっとこれで次の国に行けるってもんだ。


「村の人からセイレーンの涙が出来たら一番にお渡しします!と聞いてるからね。

出来るまでは港町でゆっくりしましょ」


5人は港町に戻ると、宿を取ってその日はゆっくり休んだ。


ーーその頃ーー


ある地下の実験室にて……


「なんて力でしょうか…私の人形達が一瞬で消されてしまうとは…面白い人達ですね」


人形を操っていた張本人でもあるティアロスは自分が作り出した人形達を葬った者達に興味を示していた。


「これはまだまだ研究の価値ありですね。

さて、ある程度は時間稼ぎも出来たことでしょうし、早速報告を……ん?」


ティアロスが振り向くと、机の上のビーカーが割れており、壁に液体がべっとりと付いていた。


「これは…文字か?なになに…『次はお前の番だ』……」


ティアロスは額から冷や汗が出ていた。


「しばらくは手出ししないように進言しましょうかね…私はやらかしてしまったようです」


和也の放った技はなんとティアロスのいる部屋にまで影響を及ぼし、挑発的な文字を残す程のものだった。


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