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港町 シークリング

期間が開きすぎました…リアルが忙しいのでなかなか時間が取れませんでした。

エルグランド王国から港町に向けて出発した俺達はいつも通り車で向かっていた。


「そういえばカインはどうしてるの?」


ミーシャはセレナに聞いていた。


「カインですか?今は王国の研究所にいます。

火山の研究で忙しいみたいですね」


カインはあれ以来、研究に没頭しているんだな。


夢中になりすぎて体を壊さなければいいが・・・。


「彼のことは心配いりません。

私がたまに様子を見に行ってますので」


「それなら大丈夫そうだね。

研究者っておろそかになるイメージがあるから気にしてあげてね?」


「はい!」


セレナは元気よく返事をした。


上手くいけばこの二人もいい関係を築いていけたらと思う。


「それはそうとミーシャさん?和也さんとはどうなんですか?

結婚してからはどんどん綺麗になってるような・・・」


「はい♪かずとの生活はもうこの上なく幸福で満ち溢れてます!」


満点の笑顔でそうミーシャは答えていた。


「おお・・・なんという眩しさ。

私には直視できない!」


うんうん、セレナもミーシャの素晴らしさをわかってくれるか。


そんな会話をしながらも俺達は港町シークリングにたどり着いた。


「みなさん!ここがシークリングです!

ここにみなさんが乗る船が用意されてますので早速案内しますね」


セレナを先頭に船乗り場に向かうことになった。


港町とだけあって活気もあり、あちこちで出店や人だかりが出来ている。


「なかなかの町だな。

時間があればゆっくり回ってみたいものだが…」


「船長さんに相談してみます?

数日くらいなら待てるとは思いますが」


「いや、向こうの都合とかもあるだろう。

先に船乗り場に向かおう」


そういう会話をしながら奥の乗り場に向かうと、何やら騒がしいことになっていた。


「なんだ?なんだ?」


俺たちは近くに行くと、ガタイのいい男が2人、喧嘩を始めていた。


「勝手に俺の酒を飲みやがって!許さんぞ!」

「お前がちゃんとキープしてないからだろ!」


どうやらお酒を巡って喧嘩をしているらしい。


やれやれ、いい大人がみっともない…。


「あれほっといていいのか…?

町の警護はどうなってんだ?」


「すみません…え?あの2人って…」


セレナが驚いた様子だった。


「セレナ、知ってるのか?」


「はい、今回乗る船の船長と副船長です。

こんな目立つところで何やってるんですか…」


なんと男2人目は船長と副船長というミラクル。


だがほっとく訳にもいかず、俺達はその喧嘩を収めるために人混みの中を突き進んだ。

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