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再出発

盛大な結婚式を終えた数日後、俺達はエルフの集落で暮らしていた。


ミーシャとの新婚生活は何もかも新鮮で楽しいものばかりであった。


集落のみんなもとてもよくしてくれて不自由はない。


あまり長くは滞在できないが、それまではお世話になるつもりだ。


唯一の悩みといえば・・・ミーシャの遠慮がなくなったことだ。


毎晩相手をしては次の日俺が起きれなくなる。


それなのにミーシャはどんどんきれいになっていく。


それ自体はいいことなのだが、流石に俺が持たないと感じている・・・。


そんな生活がしばらく続き、約束の日を迎えた。


俺達は出発の準備を整えると、村長の家に向かった。


「皆さん、出発の日が来たのですね?」


「はい、次の国に行くことにします。

お世話になりました」


「いえいえ、私達もよい1ヶ月を過ごせました。

また何かありましたら帰ってきてください。

次は・・・もう1組の出番でしょうから」


村長は俊也とリアを見て言った。


「あはは・・・」


「その時はお姉ちゃんと同じくらい祝ってね」


もうこの二人ももうすぐだろうね。


「では、行ってきます」


「うむ、使ってた家はこちらで管理しておきましょう。

帰りを待っていますよ」


こうして集落を出発した俺達は【テレポート】でエルグランド王国へと向かうことにした。


王国に到着すると、早速王城に向かった。


城の入り口の兵士に話すとすんなり通してくれた。


既に国王が俺達が来たら通すようにしておいたのだろう。


謁見の間には王様が座っており、そばにはセレナが立っていた。


「久しぶりであるな、こちらの準備はちょうどできておるぞ」


「ありがとうございます」


「して、和也殿とミーシャ殿はご結婚されたと聞く。

まことにめでたいことよ」


「はい、彼女を妻に迎えられたことは今まで生きてきた中で最も幸せなことです」


ミーシャは顔を赤くして俯いていたが、その顔は嬉しそうであった。


「ではわしからも祝いの品を送ろう。

例の物をここへ」


兵士が何やら大きめの箱を持ってきた。


「開けてみるが良い」


箱を開けると、大量の金貨が入っていた。


「王様!これは・・・」


「お前たちはドラゴンを討伐し、国を守ってくれた。

船だけでは足りぬと思ってな。

次の旅への資金として使ってくれ」


さすがにここまでしてもらって無下にはできない。


「ありがとうございます。

大事に使わせてもらいます」


「うむ、では北にある港町に向かうがよい。

船はそこにあるからな」


「では行ってきます」


城を出て港町に向かおうとすると、セレナが走って追いかけてきた。


「皆さん!港町までの案内をさせてください!国王様からの指示なので!」


なんとセレナが案内をしてくれるそうだ。


「いいのか?

港町までは数日かかる見込みだが」


「大丈夫です。

それに、着いたら【テレポート】で送ってもらえばいいですから!」


こうやって短い間ではあるが、セレナが同行することとなった。


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