告白
【テレポート】でザーシュの森に着いた俺達はエルフの集落に向かった。
そのまま集落に出ると混乱させてしまうかもしれない。
なので少し離れた場所から向かうことにした。
入り口にいる門番もミーシャとリアの姿を確認すると大いに喜んで迎えてくれた。
俺達はそのまま村長の家に向かった。
「よくぞ無事に帰ってきてくれた。
目的は達成できたのですかな?」
「いえ、全く手がかりもありません。
しかし、次の国に行くのに時間がかかるみたいなので、その間ここで住まわせてもらうことはできますか?」
「それは構わないが・・・またミーシャとリアはついていくんだね?」
「もちろんよ」「同じく」
「そうか、二人が決めたことなら私は何も言うまい。
その間ゆっくりしていくといい。
この家に住んでいけば・・・」
「ありがたい話なのですが、どこか空いてるスペースとかはありますか?
そこに家を作りたいのですが」
「家?それなら使っていない家が一件ありますよ。
そちらを希望でしたらお使いください」
「ありがとうございます。
お金はいくらぐらいで?」
「必要ありません。
あなた方なら信用できますから」
本当に村長さんはいい人だ。
今後もよろしくお願いしたい。
それはそうと、村の中心部から少し離れた家に向かった。
長く使われていないようだが、村の人達が手入れはしていたらしく中は結構綺麗だった。
「じゃあ1ヶ月の間ここで過ごそう。
荷物をまとめて今日は休むか」
それぞれの部屋に荷物を運び終えると、ミーシャとリアは久しぶりにみんなに会いにいった。
俺と俊也は武器の手入れや次の国の情報をまとめたりしていた。
その日の夜・・・
俺はミーシャを呼び出した。
「かず、どうしたの?こんな時間に」
「・・・・・」
やべ、緊張してきた。
一生に一度あるかないかの大勝負の時。
こんな時にへこたれてどうする!男を見せろ!
「ミーシャ、大事な話がある」
「う、うん・・・」
真剣な俺の顔に、ミーシャも緊張した顔をしていた。
「以前話してたよね?近いうちに結婚するって」
「うん」
「今がその時だと思ったんだ。
この先、いつ結婚式を挙げられるかわからないからって」
「・・・うん」
「だから・・・この先何があっても俺とミーシャはずっと一緒だという証明が欲しい。
俺と・・・結婚してください」
「・・・はい!こちらこそよろしくお願いします!」
涙を流しながら俺のプロポーズを受けてくれたミーシャは俺に抱きついてきた。
もう離さない。
嬉しいこと、悲しいこと、不安なこと、この先何が待ち受けているかわからない。
だがミーシャとなら乗り越えていける。
これからは二人で生きていく。
どんな困難があろうが、立ち向かってみせる。
そう決意した夜であった。
書いててこっちも恥ずかしくなりました
でも後悔はありません!




