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僕の空  作者: YUINA
4/4

疑惑



「どーして?知ってたのなら、何で私に教えてくれなかったの?…!?

…っ…ごめんなさい。取り乱しましたわ。今のことは、忘れてください」アゲハはふらつきながら教室を出ようとた。

!?

「わりぃ。こんな事言うんじゃなかった。」

そんな顔、しないでよ…相原君の事許しちゅうじゃない!「許してもらおうなんて思わない。今までどうりに接してほしいなんて言わない。すべてのげーいんは、俺とお前の親父だ 償わせてくれ。一人で抱え込まないで、俺を頼ってよ…」

「架衣君って呼んでいい?」

へ? いきなり話が変わったので、架衣はへんな声を出してしまった。

アゲハはクスクスと笑いながら、

「良いわよ。5年も前の事だもの、許してあげるよ。」と言って優しく微笑んだ。

「あっら〜?なんだかいいムードじゃな〜い!!」突拍子もなく高い声の主は、美沙だった。

「ちっ ちげーよ。勘違いすんな!」と、架衣はあわてて答えた。

「あっら、なにが違うのかなぁ?」

美沙の口元が緩んでいるのが、架衣にはわかった

「美沙の考えてるよーなやわなことなんてねーぞ! なっ。真美島?」

架衣が縋るように言っているのがアゲハにはわかった。わかったにもかかわらず、アゲハは、

「さぁ〜ね」と一言で片付けた。

しょせん、こうなるのか 架衣は、一人肩をおこした。「まぁ、いいんじゃね?真美島ってさぁ〜、結構人気あんだぜ!」

和真が、ニヤニヤしながらいった。

「おっ…俺は、ただのシスコンなだけだ!」

架衣は、つい本当のことを言ってしまった。

「へ−!シスコン…頑張って、色々と」三人の声がハモった。そして、どの目線も引いている目だった。

やっぱり、"イタイ人間"って思ったよなぁ‥。


お兄ちゃん…ごめんなさい。


!? 亜…美?

トゥルルル

「はい。…!?…そ‥ですか。お手数おかけしました。」

話し終えると、無意識の内に走り出していた。

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