警護課
柚原結月が顧問をしている警護課についてです。
しばらくは説明とか、学園生活が主となりますゆえ
学園長室と警護課がある部屋は同じ建物だ。警護課は地下にある。学園長室、警護課などが入っている本部が5階建て、その他の建物が4階建てだ。学園長室は5階にある。本部だけにあるエレベーターを使って一気に地下に向かう。
エレベーターは人が最大5人しか入れないくらい小さい。
「失礼するよ」
御子柴さんが先に警護課へ入る。
警護課はとても広かった。実際は同じ建物内の食堂などと同じ広さだが、壁という壁すべて取り壊して広々とした空間が存在している。
唯一の仕切りは奥の取調室と書かれた場所だった。取調室はふた部屋あった。
「警察署みたい」
ふと漏らした僕の言葉に警護課の1人が反応した。
「分かる!?警察署みたいに設計されてるんだ!」
子供みたいに目を輝かせて迫って来た。
「簡易警察だけどな」と後ろから丸めた紙で頭を叩きながら眼鏡の少年が言う。
「相変わらずだな、賢木」
「御子柴さん!」
「おはようございます。御子柴さん」
「おはよう、春木。今度の文化祭でコントをしたらどうだ?」
「お断りします。どうせ賢木とやるんでしょう?」
「ああ、お前らふたりいいコンビだと思うんだけどな」
「御子柴さん!そちらの少年は?」
賢木が僕を見る。
「ああ、こいつは深山。警護課を案内してるんだ」
「ってことは、、、!」
「残念ながら違う」
「良いんですか?」
「大丈夫だ。寮生でもあるから警護課の世話になるだろ。いざとなったら手伝ってもらえ」
「御子柴さんがそう言うなら」
春木は納得していない様子だ。
「あら、御子柴さん。と深山くん!?」
僕らの後に入ってきたのは柚原先生だった。
「警護課に何人の生徒が居るか聞かれたんで、どうせなら連れて行こうと」
「まあ、良いんですけどね」
「すいません、、、」
「いや、大丈夫よ。どうせ御子柴さんが半ば無理に連れてきたのは目に見えてるから」
「そんなことないんだけどな、、、」
警護課にいる多くの生徒が男だが、数人女の生徒がいる。
警護課は2人~5人一組でチームを組み対象を警護することを聞いた。
「戻りましたー。あれ?」
また1人警護課に戻って来た生徒を見て僕は驚いた。
「あれ?知り合いなの?」
柚原先生は僕と彼女を交互に見た。
「クラスメイトですよ。先生」
クラスメイトであることはそうなのだが、ただのではない。昔、近所に住んでいてよく遊んだ記憶がある。クラスではあまり話さないが。
彼女の名前は伊藤千春。足が速くクールで優しい女の子。背が低いのを昔から気にしている。
「なんでここに、、、?」
「それはこっちの台詞だよ。翼くん。まさか警護課に入ったわけじゃないよね?」
「見学だよ、伊藤さん」
お茶菓子を綺麗な手つきで食べていた御子柴さんが答えた。
「見学ですか、、、」
チラッと僕のほうを見る。疑いの目を向けてきた。
まあ、僕は誰かを護る立場に立てないからだからだけど、、、いつまでも昔の僕だとは思わないでほしい。
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「そろそろいいんじゃないかな」
伊藤が少し苛立ちながら言った。
「えー、まだ少ししかいないよ!俺もう少し深山と話したいー!」
僕は何故か賢木に気に入られた。
「お前の相手をすると疲れるから帰った方がいい」春木はそう言った。
「深山はどうだ?帰りたい?」
「え、えーと、、、」
僕は自然に御子柴さんに助けを求めていた。
御子柴さんは時間を見ると「そうだな、こんな時間だし帰らないとな。意外と長くいたもんだ。柚原先生も寮に行かないと行けないんじゃない時間じゃないですか」と言ったので僕も時間を確認すると18時を指していた。
「そうね。寮生の食事を作らないといけないわね」
「解散ですね。私は少し走ってから戻ります」
「分かったわ。今日はお疲れ様!警護課の皆は21時に食堂に集合お願いね」
「「はい!」」




