フランチェスカ_対談ページ
ベータテスト時、翼のステータスは妖精族(黒)、魔導士だ。黒の妖精族は無属性であるがゆえ簡単に他属性の魔法を使うことができる。ゲーム名はツバサ。千春のステータスは獣人族(猫)、暗殺者だ。暗殺者は騎士より身軽で短剣使い。levelを上げることにより暗殺者としての腕も上がる。ゲーム名はイチ。
ベータテスト参加者の多くは消費者の立場だが、中には生産者の立場を選んだ人もいる。タナカさんや波留だ。
タナカさんは人族で農業を選んだ。農業はホームで行う。ギルドと提携を結び育てた作物をそのギルドへ売ったり、産業ホームと呼ばれる施設にセリに出したりと現実と似せているので充実感を得られる。タナカさんは現実でも農業をやってたらしく引退後もゲーム内で農業をやれてうれしいとβテスターへ宛てたアンケートに書いてあった。作物の種類がまだ少ないので本格運用時で増やす予定だ。
波瑠は妖精族(赤)で製造業(鍛冶)を選んだ。おじいちゃんが鍛治職人という理由で選んだとのこと。製造業にも種類があるがまだ少ないのでこちらも本格運用時に種類を増やすことになる。
先月の『フランチェスカ』にて。
[いよいよ来月に発売が迫ったオンラインゲーム<グランデオンライン2.5>このゲームは従来のナーヴギアとは少し違うナーヴギアVR(以降VRと表記)を使用する。VRは従来のモノよりコンパクトでどこでも自由に装着、行動できるというもの。こちらを開発したのも今回のゲームを開発したT.Mさんです。自由に装着、行動できるというけれどそんなことは出来ないとお思いの読者も多いでしょう!そこで今回、その謎についてT.Mさんとの会談形式でお伝えします!]
[記者:VRを付けたまま自由に装着、行動できるとのことですがそれは何故ですか?
T.M:それは、コンパクト化されたことにより重量感が減ったことと、後に話す物語の舞台、それからVRがワイヤレスで使えるようになったことです。
それでは、物語の舞台についてです。まず、第1ルーム、ホームの事ですが。ここでは生産者を選んだプレイヤーが主に行動するところです。畑、山、漁場、鍛冶場と家があります。家は主にセーブや死亡した場合に再生する場所です。生活するに必要なことをするところですね。広さ的には一番狭いです。第2ルームは現実世界に一番似ている場所です。グービル社の協力を得て、GPSを使って特産品を手に入れることが出来ます。しかし似ていてもゲームです。街全体が商店みたいになってます。道などは現実と酷似してるので、初心者の方の練習などに使うことができます。第3ルームは一番ファンタジー世界に近いものになってます。戦闘区域と呼ばれますが、こちらでも店は開かれています。そして第1~第3ルームが重なる場所に古の島が天高くそびえ立っています。
記者:と、いうことは。第2ルームでもモンスターが出るということですか?
T.M:そうですね。しかし、商店が大部分を占めているのでモンスターが出る区間は限られてます。
記者:なるほど。先程、古の島という気になる言葉があったのですが……。
T.M:秘密です。 (ニヤリ
記者:いやいや、教えて下さいよ(笑)。
T.M:それを言ってしまうと楽しみがなくなってしまいますよ。
記者:そうですか……。そこは実際にプレイして頂きたいですね。 その他に何かありますか?
T.M:そうですね。NPCが人格を持ち、自由に行動して自分たちで作物を作って売って、またはギルドを作って狩りに行きます。
記者:え、NPCってプレイヤーより弱いですよね。全員が生産者に回ると思ってました。
T.M:そうですね。でも一部のNPCは消費者に回ります。役割はそうですね、警察のような感じです。警官のNPCのなかにはクエストに関係したりアドバイスをしてくれる人もいます。
記者:警官のNPCに会ったら話しかけた方が良いですね! えと、質問はこのくらいですね。 T.Mさん、今日はありがとうございました。
T.M:こちらこそありがとうございました。 皆さん、是非プレイしてください!]
『フランチェスカ』を読み終えてから千春はナーヴギアVRを装着した。慣れるためにも初めはベットに横たわりプレイを始める。




