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オンライン2.5  作者: 玄浪
学園生活
12/26

パーティー終了とゲーム開始

僕らは動きやすい格好からパーティードレスに着替えて体育館に向かった。


23時を過ぎているのにも関わらず中は賑やかだ。軽音部『サークルキッド』の演奏でより盛り上がっている。初等部生徒は既に帰ったようで見当たらない。中等部生徒もちらほら帰っているようだ。


「深山」


声をかけられた方へ向く。


「松風」


松風の服装はピシッとしたタキシードだ。


「伊藤さんと会えたみたいだな」


「ああ、松風のおかげだよ。ありがとう」


「あ、うん。、、、なんでお前はそんな風にさらっと言えるんだよ」


「ん?」


「なんでもないよ」


松風ははにかんだ様な笑顔を見せた。



「みーやーまー」


ドーンっと背中を押されてバランスを崩す。


「大丈夫?賢木、転けるから止めろと言ったろ」


「春木さん、ありがとう。やっぱり後ろから押したの賢木だったです、か」


賢木は誇らしげな顔をした。


服装は2人とも同じで全体的に黒い。唯一違うとすればネクタイの色。賢木は青いネクタイ、春木は赤いネクタイ。


「おや、伊藤が待ってるぞ」


「モテ男は辛いな」


ニマニマとした表情で2人は僕の背中を押す。その先にはチハがいる。



「な、何よ」


いつものポニーテールからツインテール(先がカールがかっている)になってペールオレンジのドレスを着ている。腕まである白の手袋は彼女から品格を醸し出している。


「翼くん?」


「へ、あっ、うん。な、何?」


「それ、こっちの台詞」


「ごめん。いつもと違っててなんか、緊張する」


「な、なにそれ」


「どうしたの?顔、赤いよ?」


「...…なんでもない」


チハの顔は真っ赤で耳まで赤かった。でも、今は膨れっ面になっている。なんか変なこと言ったかな。


「全く、お前は乙女心が分かってないな」


耳元で呆れ声がする。


振り向かなくても分かる。御子柴さんだ。


「分かってないってなんです、か」


「いやもう、な。分かり易いな、伊藤さんは。まあ、頑張れよ」


そう言って僕とチハの肩を叩き舞台袖に向かった。



宴はやがて生徒が眠気に耐えられず帰り、自然と終了した。僕が帰る頃にはもう数人しか居なかった。その数人は生徒会の面々で後片付けを始めていた。自然と僕も手伝う羽目になって最終的に3時頃に皆帰った。先生達はその前には体育館を後にして職員室に戻ったみたいだ。


次の日が休日だったから、僕らは昼頃まで寝ていた。中には早く起きてそれぞれしたいようにしてる生徒がいたそうだ。寮生が食堂に揃う頃、柚原先生が雑炊を用意していた。


夜に御子柴さんからメールが届いていた。内容はゲームについてだった。モチーフなんて存在しない。みんなが遊べるオンラインゲーム<グランデオンライン2.5>題名は発売日が決まった日に決めた。グランデはイタリア語で大きい、偉大という意味を持つ。僕の願いを込めた。いずれ、このゲームを皆がプレイするように、2.5はまあ、分かるだろう。2.5次元からとった!国際論文で最優秀をとった僕の論文を実用化してそれをゲームに取り込んだんだ。

学園生活編はこれで終わります。

次から書き方が変わってくると思いますので宜しくお願いします。m(_ _)m

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