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★８章まで登場人物紹介

ネタバレ含みます！

【ラーリィの店】

熊のラーリィ（くまのらーりぃ）

凪の個人的偏見を持った印象では、アメリカのホームママ。恰幅がよく、威勢もいい上に気風もいい芯の強い女性。こげ茶色の髪には白い者が混じり始めている。頭の上の丸っこい耳も尻尾も同じくこげ茶色で、凪を簡単に抱き上げれるほど力も強く体格がいい。身長は１７５ｃｍくらい。歯に衣を着せぬ物言いは時にきつく感じるが、器は大きく、本職の服の仕立て屋としての腕前もお抱え貴族が居るくらいの素晴らしさ。養女として鼠の三姉妹を育てている。

【ラーリィの養い子】

鼠の三姉妹。年齢は十歳だが、年よりも遥かに幼く見える。髪と耳はくすんだ灰色で、尻尾には毛がなく肌色。鼠は差別対象として扱われることが多いので、三人とも内気で獣人慣れしていない。

目が隠れるくらい前髪を伸ばして、ショートカットをしている。色違いでお揃いのリボンをつけるのが彼女達なりのお洒落。ぱっと見では見分けが付かないほどそっくりな容姿をしている。

鼠のルルリ（ねずみのるるり）

鼠の三姉妹の長女だが、一番幼い雰囲気をしている。自分のことを名前で呼び、綺麗な『虎』でありながら自分を抱きしめてくれる凪が大好き。

鼠のミーシア（ねずみのみーしあ）

鼠の三姉妹の次女。基本はおっとりしているが、割と言いたいことを悪気なくずばずば指摘する。他の二人の姉妹と同じく、鼠の自分を躊躇なく可愛がってくれる凪が大好き。

鼠のサーシャ（ねずみのさーしゃ）

鼠の三姉妹の三女。三人の中で一番活発な女の子。唯一凪を呼び捨てにするが、他の姉妹と同じくらい凪を慕っている。