★6~7章まで登場人物紹介
ネタバレ含みます!
【パン屋】
獅子のダイナス
凪より頭二つ分は高く、ラルゴとは違った雰囲気の強面。彼の場合は発するオーラから目に見えて只者じゃない感じなので、普通に声をかけると獣人たちは腰を抜かしたり逃走したりする。
しかしながら全体的に『いい人』で、見た目を気にしなければ付き合いやすい。
右目に大きな傷が走っていて左目のみの隻眼は彼の形相に更なる箔をつけている。左手の人差し指が千切れたように短く耳も片方欠けているが、男としての色気がある一部の女性にはもてそうな獅子と言うのが凪の感想。
彼の作るパンはともかく絶品。パンは飾り気ない真っ白なもので、ドイツのブレッツェンとよく似たパンを作る。
【ダイナス家】
狼のサバンナ
ダイナス家では一応長女。メリハリのついた女性らしいボディとかなりの長身の持ち主。きらきら輝くプラチナブロンドをボブカットに纏めている。目は髪と同色で、耳と尻尾は灰がかった銀色。見た目は迫力美人だが精神的に幼く、可愛いものが大好き。凪を等身大のお人形と勘違いして一目惚れ。キスをぶちかました。
兎のアリサ
ダイナス家の次女。四つ子の兄弟の中では一番上。兄弟そろってお揃いの髪と耳と尻尾は真っ白で、目が赤いアルビノ。
ショートカットで勝気な性格をしている。
兎のリリー
ダイナス家の三女。巻き毛のボブカット。アリサと比べると甘えん坊で女の子らしい女の子。
兎の兄弟の中では二番目。突然連れて来られた凪が『ママ』になるものと思い込んだ。
兎のドナ
ダイナス家の長男。長い髪を一本に結っている、ユニセックスな顔立ちの男の子。
兎の兄弟の中では三番目。どこまでもマイペースな性格だが、割と落ち着いて状況を見ている。
兎のフォルト
ダイナス家の次男。髪型はベリーショートで、若干ツンデレ。素直になれないお年頃。
兎の兄弟の中でも末っ子で、実は一番甘えたがりでもある。意地を張っても凪が嫌いなわけじゃない。