★素敵な頂き物のイラストです2!
*ご厚意で戴いたイラストを展示させていただいております。
*小噺をつけさせていただいているものもございます。イラストを描いてくださった絵師様のイメージを崩しておりましたら、ご連絡下さいませ。
*イラストの著作権は描いてくださった絵師様にございます。どうぞご配慮下さいませ。
*たわさ様から頂きました、実は尽くす龍だった(笑)『龍のラルゴ』です。
にいっと笑った雰囲気がとてもイメージぴったりで、頂いたイラストに奇声を上げてしまいました!
爛々と輝く金目に入る縦の瞳孔とか爬虫類っぽくて、耳の位置まで我儘を言って直していただいてありがとうございます。たわさ様、本当に大好きです!
「俺はお嬢一筋だからな、他の女には興味ねぇよ」
普段は微妙な恥じらいで凪も引く姿を晒していますが、ごく稀にさらりと格好いい口説き文句をそのつもりなしに当たり前の顔で言ってたるするラルゴです。
一人でいる間に女性に誘われても、今はこんな風にかわしています。
*たわさ様から頂きました、おれ様神様のウィルです。
繊細でありながら迫力があり冴える美貌がとても綺麗で格好いいです!
本当にありがとうございます!
「だって凪は俺のものだろ?」
いかにも当然の顔で所有権を主張するのは異世界の神様。
凪の前でだけ甘ったるい空気を出すこの神様は、神様だけあって感性は独特です。
人では割り切れない感覚を持っていると、最近の凪は諦めと共に振り回されています。
と言っても無闇やたらに振り回されるだけでなく、当初の心持ちを柔軟に変更し、最近ではさり気無く利用もさせてもらっているのでお互い様とも思っています。
*たわさ様から頂きました『本編19:人は慣れる生き物である その7のワンシーン』です。
凪を抱っこしたラルゴは上機嫌で、デレデレです。年齢差を考えたら、あれ?もしかしてロリコンぎりぎり?と最近地味に気付き始めた私ですが、年齢差カップリングも大好きです!
デレデレのラルゴに対して到って平然としている凪の表情とか、脳内で描いていたまんまで思わず笑みが零れてしまいました。
ぶんぶんと揺れる尻尾が激しく喜んでいると教えてくれます。イラストの下の文は小説の引用です。
「あ、お嬢枝毛があるぞ」
「え?本当?最近手入れしてなかったからなぁ・・・って、この状況で一言目がそれ?」
一回り以上大きな手で弄ぶように凪の髪を弄っていた彼の言葉に思わずノってしまってから、条件反射でずびしと胸に手の甲で突っ込みを入れる。
空気が悲鳴を上げそうな軋んだ歪ない空間で、よくもまあこんな的外れな話題をあっさりと出せるものだ。
益々冷え冷えとしていく室温に、凪はこれが体感温度かそれとも精神的なものからかと考えるのも放棄したいくらいだというのに。
唇を僅かに噛み締めると、解くように太い親指がそこをなぞったので思わず鬱陶しさに噛み付いてやれば、びくっと予想外に跳ねるような反応と、びたんびたんと尻尾が床を叩き出す音。
ちなみにバキビキと破壊音は聞こえてこないので、辛うじてギリギリの部分で『何か』を我慢しているのだろう。