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君に傘を差しかける  作者: 樋口真
1/1

プロローグ

初めて書きました。暖かい目で見てください。

4月の初め頃、雪が全て溶け終わった頃、星を見に近くの公園に散歩に出かけた。だけど星が一切見えずみぞれが降ってきた。

「みぞれ?こんな時期に。」

そんなことを言いながら1人で公園でぼぉーっと突っ立ていた。その時自分にみぞれがかからなくなった。

「そんなところで何をしてるんですか?風邪引きますよ。」そう言って1人の女性が傘を差しかけてくれた。とても美人で目鼻立ちがしっかりしている。自分より年上だろうか。はっきりいって一目惚れだった。

「あ、いえ星を見ようと思ってたんです。」

「こんな天気の時にですか?変わってますね。」

とくすりと笑いながら言われた。確かにそうかもしれない。みぞれの降っている夜に星を見るなんて。

「早く帰った方がいいですよ。ほんとに風邪引きますよ。」

「そうですね。いつまでもあなたの傘を差しかけられていればあなたが風邪をひいてしまいますしね。傘をさしかけてくれてありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね。」

「それじゃさようなら。」

彼女はそう言って反対方向に歩いていった。

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