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5話:殿下との戯れとファーブの想い

 ファーブの寝起き顔を何気に初めて見た……というのはどうでもよいとして、ともあれ、機嫌を損ねないように話を進めていかないとね。

 揉めたり喧嘩をしたりして、北極地への立ち入り許可を絶対に出さないと言われるのだけは避けたいのだ。

 自分の短所は私自身よく分かっている。なので、余計な一言が口からこぼれる前に、なるべく要件だけで簡潔に話をまとめる。


「や、やぁフランネ」

「うん」

「君の方から来てくれるなんて……ずっと会ってくれなかったのに……」

「今日は大事なお話があって」

「え? 大事な話……な、なんだい?」

「北極地へ立ち入る許可を貰えないかなと思って。……突然ごめんなさい。何言ってるんだって話だよね。でも、どうしても必要で」

「北極地は確かに僕の家の特別管轄領だけど……」

「どうしても必要なの」

「仕事の関係でとか?」

「……そんな感じかな。詳しくは言えないけれど」


 駄目……かな。私は震えながらぎゅっと拳を握りしめる。すると、ファーブはおろおろとしながらも、軽い調子で頷いてくれた。


「分かったよ。そうだよね、学者ならああいう普通入れないところとか、行ったりとかもあるだろうしね。いいよ、大丈夫大丈夫」


 拍子抜けだ。てっきり嫌がらせで粘られるものかと……。


「駄目……って言わないの?」

「どうして? そんなことを言ったら君を困らせるだけになるじゃないか。僕は君を困らせたいなんて思ったこと無いよ」

「えっ……困らせたいと思ったことが無いって、じゃあ、私が居留守使ってるのに諦めずに家に来てたのは? 嫌がらせじゃないの?」

「……い、居留守なんて使ってたんだ。単に出かけてるだけかと」


 なんというかその……私の認識と現実に祖語がある? いや待って。私を油断させる為にファーブが適当なことを言っているだけの可能性もありえるのだ。

 きっとそれだ。

 たぶんここで私を油断させて、何か変なことを考えているに違いない。警戒は解いちゃいけないし、それに許可を貰えたのだからあとはサッと帰るべし。


「とりあえず、許可ありがとうね。許可証は後で取りにくるね。私もう帰るね。貴重な時間使わせて迷惑かけてごめんなさい」

「迷惑なんてことはないよ」

「それじゃ――」

「――待って」


 踵を返す私の腕をファーブが掴んだ。私はビックリしてしまって、目をまん丸に見開いて振り返った。


「な、なに?」

「あっ……いや……ごめん急に腕を掴んだりして」


 ファーブはそう言ってぱっと手を離すと、とても苦しそうな表情になった。


「ファーブ……どうしたの?」

「……なんでもないよ。本当にごめん。ただ、その、北極地へは僕もついていくよ。許可証だけ渡してもいいんだけど、なんていうのかその、僕はちゃんとフランネと話をしたくて……丁度いいかなって。ただ、僕側の都合つけるのに時間がかかるから……そうだね10日後に君の家に行くから、それまでに準備しておいて貰えれば」


 何の話なのか予想もつかないけれど、でも、哀しそうに瞳を伏せるファーブの様子からは嫌な感じがしなかった。文句言いたいとか、追い詰めたいとか、意地悪を考えているとかそういう雰囲気ではなくて。決意が揺らぐ。


「お願いだよ」


 そう言われて、私は悩んでひとしきり唸る。そして、結局断りきれず、「……うん。分かった」と言ってしまった。

 こういった空気に弱い自覚はある。殿下の時もそうだったけれど流されるのだ。Noとは言えない女で本当に情けなくて……誰か私のことをアホな女だと笑って罵って。その方が気が楽になるから。


☆☆☆☆☆


 俯きながら家に帰ると、玄関口で殿下がぺたんこと床に座って私を待っていた。不安と期待の入り混じる瞳で私を見据えてくる。


「フランネよ、首尾はどうであったか?」

「許可は貰えましたよ」

「おお!」

「ただ……」

「うん?」

「ファーブ……元婚約者もついてくるという話に」

「なぬ? 待て待て。俺は人前に姿を出したことが無いのだぞ。俺を見たらお前の元婚約者も絶対面倒くさい反応するだろう。喋るちびドラゴンなど絶対何か言われる」


「……まぁ殿下には鞄の中に入って貰って、じっとしていて貰うしかないですね。古竜と会う時には適当な理由でっちあげてファーブとは別行動しましょう」

「面倒くさい手間が増えるのか……くそが……」

「汚い言葉遣いはやめてください。お口にチャック」


 殿下の悪態を注意しつつ、私は色々と道具などを見繕いはじめる。出発自体はまだ先だけれども、今のうちに足りないものなどを確認だ。

 フィールドワークで寒冷地に赴くことも過去にはあって、だからある程度は揃えている。でも、年月が過ぎれば駄目になっているものもある。衣類が全滅していた。


「虫食いあるなぁ。……あと匂い」


 脱臭や除湿、虫よけは一応していたんだけれども、長いこと袖を通していなかったせいでかなり痛んでいた。虫に食われて穴が空いているのは当然、若干カビ臭い匂いが仄かに……。


「……酷いことになっておるな」

「で、殿下、か、勝手にこっち来ないでくださいよ!」

「そんな怒らんでもよかろう。それより、個人的に北はちとキツいのを言い忘れていてな……」

「へ?」

「ずっと砂漠にいたからな。寒いのが苦手なのだ。服が欲しい」

「あー……言われてみると」


 鞄の中に隠れていて貰うにしても、それでも北極地に行けば中も相当に冷える。殿下は元々いた場所が場所なので、体調を崩してしまうのは容易に分かる。確かに服とか靴下とかマフラーを用意してあげないと駄目だ。


 ただ、ドラゴン用の服が売っているわけがないので、手作りする他にはない。10日しか猶予が無くのんびりもしていられないので、私はさくっと必要なものをリストアップして街で買い物を済ませた。

 そんなこんなで、大きな袋を抱えながら私が家に戻ると、


「……色々買ってきたな」

「駄目になっているものも多かったので。ちなみに、ドラゴン用の衣類なんてものは当然売ってませんので殿下の服は作りますから」

「意外と器用なのだな?」

「多少は心得があるだけですよ。……作業中は話しかけないでくださいよ?」


 荷物をおろしながら私が眼を細めて針を手にすると、殿下は目を泳がせてすぅっと飛んで行った。以前に羽ペンで突かれた時のことでも思い出したのだろうけど、採寸しないといけないのでしゅばっと捕まえた。


「ぐふっ」

「勝手に行かないでください」

「何をする⁉ 痛かったぞ⁉」

「採寸です」

「そういうことは先に言え先に」

「私が言う前にどこかに行こうとしたのは殿下の方ですよ」

「……早くしてくれ」


 ちょこんと机に座らせた殿下の体を測り、私はちくちくと裁縫を始めた。細かい作業が苦手なわけではなくて、研究の時なんかは単調な仕事の繰り返しも時間を忘れて没頭している。


 ただ、それは研究だからこそでもあって、興味が薄いことはすぐに飽きがくるもので。

 一日、二日と過ぎて三日目に入ると苛立ちが増していって、私は籐の椅子をきぃきぃ鳴らしながらやるようになった。


「……論文書いてる時と違ってイライラしてるな。分かってはいたが好きなこと以外はすぐに飽きるタイプだな。まるで子どもだ」

「指摘しなくていいこと指摘するようになりましたね」

「お前に似てきたのかもな」

「へぇ……そうなんですね……」


 殿下の軽口を止めるべく私は針の先端を向ける。すると、殿下はぴゃーっと逃げた。

 そんな反応するくらいなら最初から言わなきゃいいのにとは思うけど、でも、私も人のことをどうこう言えるほど立派でもない。

 人のフリ見て我がフリ直せとも言うし、殿下がどうこうじゃなくて、私自身が普段から他人に不快な思いをさせないように気をつけなくちゃね。


☆☆☆☆☆


 あっという間に10日が過ぎる。ファーブがやってくる前に持ち物の最終確認をする。そんな私を横目に、手作りの服やら靴下やらマフラーやらを装着した殿下がよじよじと鞄の中に入る。


「ちと暑いな。あと……どうでもいいが、俺の服にほつれがあるな。へたくそめ」

「うるさいですね。少しぐらい我慢してくださいよ不格好なのは」

「まぁちょっと文句は言ってしまったが感謝はしている。ありがとう。一生懸命作ってくれたものだからな。……さてさて、お前の元婚約者も来たようだし、俺は黙るとするか」


 殿下がそう言ってからすぐに、玄関のドアノッカーを叩く音が聞こえた。ちらりと小窓から見るとファーブだった。足音で気づいたんだろうけど、意外と敏感だね殿下……。

 まぁそれはいいとして。私は鞄を肩にかけて背嚢もよっこらせと背負い、増した冬服の暑苦しさを我慢しつつ外へと出る。


「よいしょ……っと」

「おはようフランネ。荷物多いね。持ってあげようか?」

「大丈夫」

「……そっか」

「私のことはどうでもいいから、それより北極地まで何で行くつもりしているの? 乗合馬車か何かで行く?」


「移動手段の心配はいらないよ。ちょっと小さいけど専用の馬車を用意しているから。……乗合だと途中から歩きになるからさ。北地は通行量が少なくて採算が取れないから、半分ぐらい進んでから先に馬車の運行が無いんだよね。乗合で行くと北極地に着く前に降りることになる。でも、これなら本当のギリギリまでいけるから」


「よく個人で移動用の専用馬車なんて用意出来たね」

「僕が伯爵家だって忘れてない?」


 そういえばファーブは伯爵家のお坊っちゃんだった。基本お金持ちでお屋敷だって大きい。忘れがちになるけども。


「あそこにある馬車だから。ほら乗って」

「ん」


 馬車は街道の脇に停まっていた。ファーブは小さいと言っていたけれど、中に入ると思いのほか広くて、客間の他に後方に個室が二つもある。


「部屋は好きな方使っていいよ」

「そう……じゃあ奥の方」

「うん」


 少しでも高級そうな場所になると、私はどうにも落ち着かない。隅っこの方にそこっといたくなる。自分が庶民だなぁとつくづく思い知らされる。

 ため息交じりに荷物をぽすぽす部屋の中に置く。すると、馬車が動き出した。からころ、からころと車輪の回る音が響きはじめる。


「荷物の整理とか終わったら客間の方に来てね」


 そういえば私と話がしたいとかだったっけ。一緒に行くとなった以上これは避けられない展開かな。


『……殿下、歩き回ったりとか余計なことしないでくださいよ』


 殿下が余計なことをしないように、先んじてボソボソと鞄に話しかける。返事はなく、もうお休みしているのか、それとも無言の肯定なのか分からないのが少し不安だけれども、きちんと聞こえていてくれたことを祈るしかない。

 私は口でへの字を作りながら客間へ行き、ファーブと向い合せになるように座った。


「さて、それで私に話があるんだっけ?」

「うん」


 一体どんな話をしたいのか私には皆目見当もつかない。少し身構える。すると、ファーブはなぜか私と出逢った時の話を始めた。

 あまりに予想外だったので私はきょとんとする。


「僕とフランネが初めて会ったのは、もう15年くらい前だったよね。たまたまだった。僕が通っている貴族のアカデミーと、君が通っていた学術研究専門のアカデミーで合同のお祭りがあってさ」

「えーと……ファーブ?」

「変な子だなって思った。それが最初に君に抱いた印象だった。他の子たちは僕たちと絡もうとするのに、君はつまんなさそうな顔をしていて」

「それは……だって……特に興味無かったんだもの。お祭りより講義の方が好きだったし、むしろ逆に勉強が潰れて嫌だなって思ってたし」


「フランネらしいよ。そういえば……どっちのアカデミーの生徒も私服で来てるのにフランネだけ制服だったよね」

「あの時は今よりお金無かったのよ。辞書とか参考書とか買うと余らなくて、でもそれは別にいいじゃない。そもそもアカデミーでやるお祭りだったんだから、制服でも何もおかしくない。私服でもいいよってはなってたけど、だからって全員が着飾る必要もないでしょう」


 私がムッとしながら答えると、ファーブは「ふふっ」と笑った。


「……何がおかしいの?」

「いや……僕が最初に話しかけた時、君は今とほとんど同じこと言ってたなって。”別におかしくない”ってさ」

「……」

「僕はあまり人に強く言える性格じゃなくて、でもだからこそ他人の目を気にしない君のことが眩しく見えた。僕には無い何かを沢山持っている。それが欲しかった。周りから引き止められても、それでも僕は君を追いかけた。婚約を持ちかけたのも僕の方からだった」


「ねぇ何なの。さっきから昔の話ばかり――」


 単なる思い出話がしたかったのかな? でも、私はそんな話はしたくないし、言いたいことがあるならハッキリ言って欲しいだけで、だからイライラして眉を顰めた。

 すると、ファーブがすっと立ち上がって近づいてきて、綺麗な所作で跪き、私の左手の薬指に指輪を嵌めた。


「――昔の話なんかじゃないよ。僕にとっては現在進行形なんだ。愛してる」


 ……へ?


「……僕は君を酷いことを言ってしまった。正直なことを言うと、それは僕が僕自身へと向けるべき苛立ちの八つ当たりでもあった。僕を君を尊重したくて、だからずっと学問に邁進する君を眺めていて、婚約で止めたままで結婚まで切り出せなかった。本当は早く一緒になりたかった。でも、君は一向にその話に触れてこない。僕の一方的な想いだけなんじゃないかと、そう思ってしまった。君に尋ねればいいだけなのにそれをせず、聞かなかった僕自身が悪いのに……それを認めたくないばかりに、積もってしまった自分へ向けるべき怒りを、つい勢いで君に向けた。そうして自分の心を誤魔化した」


「ちょ……えっ待って」

「君が僕を避けて居留守を使っていたと聞いた時に、君の心が僕から離れていってるのを感じた。怖かった。全てを失う気がした。僕は……フランネ、君のことが好きなんだと心底思い知らされたよ。自分の見栄やプライドなんかで失いたくない大切な人だと。だから――僕と一緒になって欲しい。婚約の先に進みたい」


 いきなりの結婚して欲しい宣言。これは予想なんて出来ようもない。私の顔は、汽笛が鳴りそうなヤカンくらい熱くなった。そんな熱量に比例してどんどん赤くもなる。


「は、はぁ⁉」

「……答えはいますぐとは言わないよ。でも、僕の素直な気持ちだけは知っていて欲しかった。それじゃ」


 ファーブは元気無さげに目を伏せ、手前側の個室へと入っていった。私はパクパク口を開閉しながら戸惑い、どうして良いのか分からなくなって……ふと、隅っこに隠れてこちらを見ていた殿下と視線が合った。


「……」

「……」

「……す、凄い現場に出くわしてしまった。いやはや俺はどう反応すべきなのか分からない」

「で、殿下ぁ……」


 私は今度は見られてしまった気恥ずかしさに顔を染めると、慌てて殿下を両手でぎゅうっと掴み、そのまま奥の部屋へと勢い良く入る。


「ごふっ……つ、潰される……」

「で、出て来ないでくださいって言ったじゃないですか⁉ 聞こえて無かったんですか⁉ おねむでもしてたんですか⁉」

「お、落ち着け……聞こえてはいたがなんだか気になってな……それより隣の部屋にいるお前の婚約者に聞かれるぞ……」


 その一言に私が我に返って手を離すと、殿下はどふっと床に落ちた。殿下は少しの間ぴくぴくと痙攣したのちに、やがて回復して備え付けの机の上に座った。


「ふぅ……まぁなんだ。嫌がらせがどうとか、単なるお前の勘違いだったわけだな」


 反論できなかった。ファーブとは長い付き合いなので、先ほどの発言が全て本音だというのが理解できてしまっていた。


「……私は」

「お前の婚約者も本気なのだろうな。その指輪かなりの高級品だぞ。見ただけで分かる」

「指輪……」


 自分の左手薬指に嵌まる指輪を見る。綺麗な金のリングで、中央の台座には発色のよいピンクダイヤモンドが乗っている。

 確かに高級品だ。

 ピンクダイヤモンドは非常に珍しくて、普通のダイヤモンドの数百倍の値がつく。ファーブが伯爵家という肩書を持っているとしても、これを手に入れるのはかなり苦労したハズ。


「……ま、俺ならもっと良いものを用意してやらんでもないが。隠し宝物庫は教えておらんかったからな」


 ぽつり、と殿下が何か呟いた。よく聞こえなかったので訊き返すと、「なんでもない」と返された。殿下はわりと適当なことも言うので、気にする必要もない呟きだとは思う。それよりも私はファーブの想いとどう向き合うべきかに頭を悩ませるべきで。


 とはいえ、婚約破棄されたと思って気持ちを切り替えていたから、本当は愛していたとか言われても……。誤解だったのは分かったし、それを知るとこういう贈り物も素直に嬉しくも思えるけど……でも一度は切り替えた心を元に戻せるかというと……。

 なんとも言えない歯切れの悪い感情が私の胸中に渦巻きはじめる。


「あーもう! なんなのよ一体……」


 私は頭を掻きむしりながらベッドにもぐりこむ。考えが纏まらない時はふて寝するに限るのだ。


「愛いヤツめ」

「何か言いました?」

「いや何も」


 今は殿下の相手をしている心の余裕がない。私はもんもんと煮え切らない自分の胸の内にカーテンをかけるかのように眠りに落ちる。

 寝て起きれば、きっとこのもやもやにも答えが出るハズだ。私はそう思うことにした。でも、そう上手くは行かないのが世の中で。北極地についてもなお、私の心は揺れに揺れて定まらなかった。

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