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それでも、好きだ  作者: 茶化し隊
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開発のめどが立つ

思わず、俺は叫んだ。


「え?お嬢ちゃん声低いね」

そう、店主が言った。

どうしよう、、、そう思ってたらおじさんが店主に言った。

「この子、可愛い服装してるかもだが、実は、男なんだよ」


店主は一瞬戸惑う。当時の日本の風土として、男同士での同居、ましてや同居関係など、世間がどう思うか。

それを察した僕は、しまったとヒヤヒヤした。

「そうかい、、、かわいい服装だねぇ。祐介。世間の目は冷たいぞ。危ない橋を渡らないようにしろよ。この子にも人生がある。分かってるよな」

おじさんは言った

「分かってる。服は安いから買った。秋葉原の裏商店見に行けばわかるさ。5円も違うんだぞ」


店主は少し黙り込んで話を変えた。

「それでお嬢ちゃん。これだってどうしたの?面白そうだから聞かせておくれ」


僕は答えた

「実は今町工場に勤めてて、国産格安ラジオを作ろうとしているんです。ただ、コスト削減のためにどこを合理化させるか迷ってたんです。ですがもんじゃ焼きの作り方をみて、これだと思いました。


店主は答えた

「そうかい。良かったよ。おじさんも嬉しいね」


そしてお支払いを済ませ、店を後にした。


夜のことである。夕飯の時間になって、いきなりごめんねと言われた。気にしないでいいよと答えたけど、しぼんでいた。

確かに世間は無責任だと罵るかもしれない。今の家族を嘲笑うかもしれない。でも僕は満足してた。久しぶりに、お父さんやお母さんと、同じぐらい安心できる人がそばにいるのだから。


月曜日の朝。早速僕は設計を見直しした。

1基盤はあらかじめ穴をほっておき、導線となる箇所を凹ましておく

2導線は全面的にパッケージ化させる

3最後にそれを一個15分。流れ作業にして一レーン7名で一時間60台生産する

これによって当初の予算案を達成した。


しかし、まだまだ難局は続くのだった、、、

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