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私勇者だけど(ry  作者: 木山 夕
10/16

私勇者だけど花見楽しみつつある

「主よ、今日は何を作っているのだ?」



コトコトと鍋が茹だって、トントンと野菜を切る音が二重奏となって賑わわせているなか。


いつもより広々としたキッチンに響く穏やかな音たちに混じって、仰々しい声が頭の中で鳴った。



「ん?お弁当よ、お弁当」



声の主たる包丁(聖剣)に答える。


そろそろ聖剣の補足消したい。



「いつもより多いのではないか?」


「まぁね。そもそも、今日はあいつに持たせる弁当じゃないから」



ザク切りに刻んだ野菜をそのまま沸騰した鍋に投入する。さっと塩をふって、蓋をした。



「手馴れたものだな、主よ」


「流石にお浸しぐらい簡単にできるわよ」



その簡単にできるお浸しですら失敗した事があるのは秘密だ。半年以上前の話だから時効である。


茹でている間に次は玉子焼きだ。専用のフライパンを使わなくても良い形を作れるようになったのが、最近の自慢。


こんこんと玉子に罅をいれる。これだけは慎重にやらなければ、力加減を間違えて粉砕しかねない。


因みにこれは鳳凰種の玉子でドラゴンの玉子よりも貴重なものである。縁起物なので殊更神経を張り巡らせなければなるまい。


ぱかっと割ると、中から真っ赤な卵黄が飛び出してくる。赤い玉子焼きを作るのだ。本当は別のもっと凝った料理に使うのが基本だけれど、力不足なので玉子焼きで妥協である。



「本当私にピッタリの食材よねー」



忘れているかもしれないが、髪色は紅なのだ。一話にちょろっと出てただけなので此処ぞとばかりに主張させてもらおう。紅は縁起がいい。



「主よ、それで昔姫様にいじられていたのではなかったか?」


「余計な事は言わなくていい」



不幸な事が起こる度おちょくっては、都合のいい時だけあやかる奴なんて、この国の姫じゃなかったらぶん殴ってやるところだ。昔拳使った喧嘩したことあるけど。


黄身を崩すと幾分か紅っぽさがなくなってしまったが、それでも普通の玉子より濃い色をしている。普通より何倍も味が強いこれは余計な味付けはいらないのだ。


これも塩をちょっとだけふって油をひいたフライパンの上に落とした。じゅわっとした音とともにふわっと香る玉子の匂い。焦がさないよう慎重に見極める。



「よい、しょ、っと。ふふん、完璧ね」



赤茶色の焦げ目がついた、赤い玉子焼きは誰が見ても失敗作とは言わない良い出来だった。形も申し分ない。食べ易いように切り分けていく。


弁当に入れない端っこのところは味見である。



「味も問題なしね。……ホント美味いわねこの玉子」



縁起物とされるのも頷ける。高級食材なためこういう時にしか食べられないのが残念だ。



「ま、一年のお楽しみって奴よね」



鼻歌を歌いながら次の料理にとりかかる。まだまだ終わらない。今日という日は何よりも豪華にしなければならないのだ。



「主よ、今日は一体なんの記念日だったか」


「んー?記念日ではないわね。特別な日ではあるけど」


「魔法使いと出会った日だったか?」


「何馬鹿な事言ってんのあんた?」



何故私が相方と出会った日をこうまでして祝わなければならないのか。


それにあいつと出会った日ならあと54日と半日だ。



「まぁ?ちょっとくらい晩御飯豪華にしてやってもいいかなって思ってるぐらいで、別に特別だとかそういうわけじゃ―――」


「では何の日なのだ?」


「変に耐性付いてきたわね……」



スルースキルなんて術式印刻んでなかった筈だが。



「って言っても、この時期で大きな行事なんて一つしかないじゃない?」


「……そうか。いつもならこの時期になると御家へ帰っていたので気付かなんだ」



包丁は私の言葉に納得して押し黙った。確かに、いつもなら実家に帰っていただろう。しかし、無計画に依頼を受けながら旅をしていたら、時期に合わせて帰省するのが難しくなってしまったのだった。


結局、地元に向かいながらも途中でそれがやってきてしまった。この国で一番、大きな行事だ。


その、行事とは。



「今日は、この地域はサクラが満開なのよ」



つまり、お花見である。







この国において、お花見は最も有名な行事と言って過言ではないだろう。


特段珍しい訳でも、国を挙げて振興している訳でもない。純粋に花見を楽しんでいるだけだ。花を見て、食事して、話して笑って一日を過ごす。


ただ、そこに一つだけ特別な意味を含む。


この国には、帝国のような他国における、正月と呼ばれる日は存在しない。


何故ならば、この国において新年とはサクラが満開となった時始まるものだからだ。


地域によって満開となる時期は変わってしまうため、国民が一斉に祝うことはないが、ようやく訪れた春を地域で楽しみ、新年を祝う。祝い方も地域それぞれであり、サクラを追って旅をする人も後を絶たない。この国は領地だけは無駄に広いのだ。


自分が実家にいるときは、王家との付き合いで御神木の下で無駄に仰々しい会食が開かれて、無駄に美味しいお弁当を食べて無駄な時間を過ごしていた。


園長先生の長ったらしい挨拶なんて退屈なだけだ。正直言い訳が出来て清々している。


後が怖いけど。



「さて、あいつはどこかしら?」



大きな弁当の包みを抱えながら、サクラの群生している丘を行く。


既に人々はサクラの下で敷物を敷いて宴会を開いていた。そこかしこで笑い声が響き、お弁当を食べ、花を愛でている。挨拶して回っている老夫婦もいた。


無礼講ではあるが、どこか落ち着いた雰囲気がある。恐らく新年に問題でも起こしたら、と自重しているのだろう。夏の精霊の日と比べ少し慎ましく過ごすのが、お祭りとしての違いだろうか。


きっとあの馬鹿の事だから、どこかで見知らぬ人と酒盛りして―――



「あ、おーい。こっちこっち」


「本当に酒盛りしてやがるわあの馬鹿」



大声で騒いだりはしていないが、見るからにウワバミなお爺さんたちと杯を交わしていた。



「兄ちゃんつええなぁ。まだまだイケるんだろ?」


「中々美味しいお酒でしたから」


「ガハハ、オレの酒を一升呷って平然としてやがる。オラ、飲め飲め」


「ありがたいんですが、身内がやって来たんでここいらでお暇します。ご馳走様でした」



くいっ、と残っていたお酒を呷って奴は杯を返した。お爺さんたちに叩かれながら立ち上がり、こっちに向かってくる。



「アンタ、何早速仲良くなってんのよ」


「いやぁ、さっき魔物が乱入してきたんで騒ぎが起きない内に肉にしたら、あの爺さんたちに見つかって。肉を肴にお酒勧められちゃってさ…」



お酒は飲んだけど、肉は食ってないよと奴は言った。



「もう。それで、場所は取れてるの?」


「まぁ……一応な」


「何よ、その歯切りの悪さ」



場所も取らず、酒盛りしてた奴に飯はないぞと言外に訴える。ぽり、と頬を掻きながら、奴は言った。



「花見としてはいい場所なんだけど、ちょっと人気がないんだよな」


「崖の上とか、そんなところ?」



それなら確かに景色は良さそうだけど、人はいなさそうだ。


しかし、どうやらそうではなく。



「そう遠くはないんだけど、ちょっと人が来れない場所なんだよなぁ」


「一々含んだ言い方するのね」


「見た方が早いけど、賑やかな方がいいなら……」


「ううん。私たち他所者だし、ちょっとアウェーな感じがするからいいよ。それに……」



お弁当を押し付けて、笑って言った。



「綺麗なところなんでしょ?」


「勿論」



なら、問題ないに決まってる。






「わ、わ、わぁっ」


「すげぇだろ?俺も最初見つけた時はびっくりしたよ」



近場の山を登って十数分。漂う魔力の残滓に戸惑いながらも、辿り着いた先は神秘的な雰囲気を醸し出す小さな広場だった。


赤と白。二種類のサクラが、祠の前に並んで立っていた。


ひらひらと散る花弁が混ざり合い、鮮やかな彩りとなって地面を疎らに埋めている。下は柔らかな草で覆われていて、赤と白と緑、露出した土のコントラストがその神秘性を高めていた。



「綺麗……」


「漂っている魔力の波長が空間に作用してたみたいで、誰も入り込めなかったみたいだ」



だからこんなに自然美が映えるのかもな、と相方は言う。元は人工的に植え、作られたものなのだろうが、長い年月人の手が加わらないとそれは自然の一部となり、味がでるのかもしれない。



「人がいない理由ね」


「うん。波長を定常相殺しないと入れないから、結構高位の魔術師じゃないと入れないと思う」


「よくみつけたね、こんな場所」


「変わった魔力の臭いがしたから、念の為調べておこうと思ってさ。そしたらみつけた」



魔力の臭いって、それ本気で言ってるなら人間やめてるよね?無色無臭よ魔力って。



「波長がちょっと複雑だったけど、パターンさえ掴めば余裕余裕」



因みに今こいつが言ってるのは、ある音波を別の音波を使って無音状態にしようと言っているようなものだ。はっきり言って理論上でも不可能である。


そういえばこいつはこういう理不尽の塊だった。「公式だけ覚えちゃえば解けない問題なんてないよね」と本気で宣う系の人間の思考なんぞ考えるだけ無駄なのだ。



「それにしても、ここは一体何を祀っているのかしら」


「わからない……けど、きっと恥ずかしがりやなんだろうな」


「あは。そうかもね」



別にこの祠から魔力が流れ出ているわけでもないので、この擬似閉鎖空間は偶然の産物ではあるのだが――このような摩訶不思議空間は意外と存在数が多い――そうやって考えたほうが親しみ易いし、なにより面白い。



「それじゃ、挨拶してから花見をはじめようか」


「そうね。いくつかお弁当の中身お供えしようかしら」


「それじゃあ俺はさっきの爺さんにもらったお酒でも」



軽く二人で拝んでから、余分に持ってきておいた取り皿にのせて献上することにした。


ついでに祠に直接生えた草とかをとって、見栄えを整えた。腐敗が進んで焼き石に水とも言えなくなかったが、やらないよりはマシだった。


この場所の主なのだから、借りる側からするならばこれぐらいは当然だろう。



「これでよし、と」


「それじゃ、私たちも食べましょうか」


「さっきチラッと良いもん見えたからな…ヨダレが止まらん」


「高かったんだからちゃんと味わって食べてよね」



わざとらしく口元を擦る奴にジト目の視線をおくってやる。この調子だと先に自分の分を確保しておかないと全部喰われてしまうかもしれない。


見上げれば二つのサクラを観賞できる位置に下敷きを敷いて、腰を下ろす。


日差しもそこまで強くなく、そのまま寝転がってしまえば寝てしまいそうな、気持ちのいい場所だ。



「それじゃ、まずは」



相方は先ほど開けた酒を、サクラの木に振りかけていく。恐らくさっきの人たちから習ったのだろう、それはこの国の形式だった。貴族社会ではもっと厳かに行われるが、地方村では断片的かつ簡略的に広がっているのだろう。酒だったり水だったり、穀物を蒔いたりするところもあるという。


その後で、盃に同じお酒を注いで私に差し出した。



「はい」


「うん」



自分の分の盃を受け取って、そのまま掲げる。


お互い向き合って、一言。




「「乾杯」」




持っている盃同士をこつんと当てて、くいっと呷る。少し強い。お酒に弱い自分に気を遣ってくれたのか一口分だけだったのだが、それでも少しくらくらする。



「さ、早くお弁当食べよう。腹ペコだ」


「急かさないの。はいこれアナタの分」


「え?あ、うん。どうも」



受け取った反応がどうにも微妙。聞き間違いか?とでも言いたげな面持ちだが、何かおかしな事でもいっただろうか?



「食べないの?」


「……気の所為だな。いただきます」



何か自己完結したようだ。変な奴。


いや、変なのはいつものことか。



「これが鳳凰卵の玉子焼きか!一度食べてみたかったんだよなぁ……うまっ!」


「びっくりするよねこれ。ドラゴンの卵も相当旨味強かったけど、それ以上だもん」



しかもドラゴンのはクセがあった分、卵としては間違いなく鳳凰種の方が汎用性が高い。



「これ絶対他の卵食えなくなるって」


「それドラゴン肉の時も同じようなこと言ってたから大丈夫よ」



なんだかんだで私の作った料理美味しそうに食べてるし。



「次は鳳凰種の唐揚げとか食べたいなぁ…」


「またグルメな注文を……」



まぁ食材が手に入ったら作ってやらないこともない。具体的には54日後の晩にでも。


それにしても、まぁ。



「やっぱりアンタって花より団子よね」


「ん、帝国の諺か。よく知ってるな」



よく言われたからだとかそんな理由だがあえて黙っておく事にしよう。



「というより、俺は花見の楽しみ方とかよくわからない」


「なんか理屈家っぽい科白ね」


「花見なんてしたことなかったからなぁ」



難しい顔をして花を見ている。予想はしてたというか何と言うか、驚くような事にはならなかった。


若干浮世離れした相方に、大分慣れてしまったのかもしれない。



「花を見て楽しむっていうけど、どう楽しめばいいのか」


「このサクラを見て、アンタはどう思う?」


「綺麗だと思うよ。ここの空気もあいまって、見てて落ち着くというか」



ご飯もいつもより美味しいしな、と続ける。


なんだ、わかってるじゃないか。



「なら、それでいいんじゃないの?」


「そうか?」


「だって、ここで食べるお弁当が美味しいって思えるんでしょ?食材の質がいいからってのもあるかもしれないけど」


「……まぁ、うん」


「それならちゃんと花見を楽しんでるよ、アナタは」



別に花より団子といっても、花があってこその団子ならばそれでいいのだ。


だって、団子だけに集中するよりも、花見をしながら食べる団子の方が美味しいに決まっているのだから。


それに、逆に言ってしまえば。



「どれだけ美味しい食材を使ったって、花見を楽しんでなきゃ美味しくないもの」



思い出すのは、いつも行われる起年式。


王族貴族に囲まれ、窮屈な空気の中食べるお弁当。王族達が食べるということもあって、珍しい料理が所狭しと並んでいた。


それはきっと美味しかったのだろう。事実美味しかったのだ。けれど、私はそれらを味気ないと思っていた。


はしゃぐことは許されず、決められた通りに過ごす。お転婆姫と母に顔を見せるためとはいえ、あの窮屈な時間は辟易していた。


きっと、あの時間は起年式という退屈なものであって、けして花見ではなかったのだろう。あの場で花が綺麗だと本気で思っていたのは何人居ただろうか。


口にした殆どの人が社交の前口上だったに違いない。



「楽しむって言葉がいけないのかもしれないわね。お酒って皆でワイワイ飲むのが一般的な楽しみ方だけど、一人で静かにお酒を飲むのも一つの醍醐味でしょ?それもお酒の楽しみ方の一つなんじゃないかな」


「それは……確かに。そっか、変な偏見に捕らわれてたのかもしれないな」



ひらりと降ってきたサクラの花弁が盃に入り、波紋を揺らしながら浮かぶ様子をみて、相方は納得するように何度も頷いた。



「こうやって、サクラが浮かんでるだけでもなんだか特別な酒に思える。愉しみ方も捉え方も、案外単純なんだな」


「一年に一度しか咲かないから、きっとそれだけで特別だと思えるのよ」


「なるほど、ね」



くっ、と盃を傾ける。味は変わってない筈なのに、相方は顔を綻ばせた。



「美味い」



良い表情してるなぁ、と思う。


なんだかこっちも嬉しくなってきた。



「よかった。私も楽しいよ、アナタとお花見できて」



不意に、そんな事を言ってしまった。


でも、不思議と否定する気にもならなかった。


きょとんとこちらを見やる相方。最初何を言っているのかわからなかった様だが、理解していくにつれてみるみる赤くなっていった。


照れているのだろうか。


可愛い。



「反則だ……」


「ん?なぁに?」



ぷいと顔を背けられた。こんな表情もするんだなぁと、なんだか新鮮だった。


自分の分の弁当をつまむ。自信作の玉子焼きは、冷めているのに味見した時よりも美味しく感じた。


花見とはやっぱりこういうものだ。何か確信めいたものが、胸を満たすものを肯定しているような気がした。


そんな時。



「……きっと」


「?」



顔を背けたまま。ボソボソと、むず痒そうに、相方は言う。




「俺の楽しいってのは、きっと。サクラが綺麗だからってだけじゃなく。


お前が隣に居てくれるから。


作ってくれた弁当を食べながら、一緒に花見をしてるから。だから楽しい。ん、だと、思う……ます…」




そんな、らしくない言葉に。


どうして、こんなにも顔が熱くなってしまうのだろう。




「……ねぇ」


「……なんでしょう」


「お酒、飲みたいな」


「お前、弱いんだからあんまり飲まない方が……」


「いいから」



だって、このままだと。



アナタよりも真っ赤な顔を見せてしまいそうだから。




「お酒、ちょうだい」


「わかった、注いでやるから杯を……って待て!おい!俺の杯を、ってそんな一気飲み!?」


「ぷはっ、もっと!」


「落ち着け!わかったからゆっくり飲め……わぁあラッパ飲みするんじゃない!!」



水筒に口をつけて勢いよく流し込む。喉が熱い。そして、顔も。


これだけ飲めば、きっと誤魔化せるだろう。



だって、今顔が赤いのは恥ずかしいからではなく、お酒のせいなのだから。



どこかで笑い声が聞こえた気がした。


振り向けば、祠の上に誰かが座っていたような。


そんな気がした。
















「ねぇ〜、もうないのぉ〜?」


「お前飲み過ぎだって。過剰摂取だって」


「確かさっきのは貰い物だったよねぇ?じゃあアンタが朝持って行った分は残ってるわよねぇ〜?」


「もう駄目!これ以上は禁止!」


「なによぉ、この私が注いでやろうってのに!私の酒は飲めないってか!」


「うわぁ面倒臭えこの酔っ払い!」


「出しなさいよ!それか脱ぎなさいよ!」


「なんだその理不尽な選択肢!」



ま、まだ北海道なら咲き始めたばっかりだし……(震え声)

次回からは、もしかしたら作風が少し変わるかもしれません。適当に、思いつくまま、今迄通りほのぼのとした話を書くつもりなのでほっこりしていただければ幸いです。

それでは、GWあたりにまた会いましょう。多分。

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