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ア「とは言ったもののどう攻略して良いのかわからない。」
エ「どうするもこうするも倒すしかないじゃん。そういうことは君の得意分野だろう。」
ア「まさかの丸投げ。でもまぁ、どうとでもなろうて。貫通率会心率協心率全100%ダウンのデバフかけられて幸運とかで底上げしてた確率も下がってるし、上昇封印もかけられちゃってるから5%の確率でしかどれも発生しない。奥義吸収状態を解除しても奥義ダメージ耐性500%アップ、複合奥義ダメージ耐性500%アップがある中でダメージを出すことはかなり厳しいが、状態異常に対する耐性が一切ないからワンちゃんあるかな?状態異常耐性ダウン、状態異常効果アップでどこまでいけるか。やってみないとわからないかな。まぁ賭けではあるが数少ない特技を使うか?それだとなぁ。でもそれしか手がないのも事実か。まぁ一番いい手は奥義吸収状態は解除できるから解除してあげて、アルファに防御能力全部剥がしてもらうことなんだけど、すぐにかけ直しそうで怖いよな。封印することができれば良いんだけど。封印耐性とか束縛耐性は持ってそうだよな。」
エ「創世級アイテム『封黎ノ寂静』を使えば、なんとかなるんじゃない?」
ア「基本的にそんなチートアイテムなんか使いたくない。それを使わないと勝てない敵を作り上げるような運営じゃないだろう。きっと見落としがあるはずなんだけど、つーか敵全く攻撃してこないな。もしかして、ペネテレートアップ.やはりか。完璧な敵対行動を示さない限り攻撃はしてこない?」
エ「でもさぁ、なにかを待っているようにも思えないかい?」
ア「待っている?」
遠くの空が暗くなり始め、砂埃が大きくたち地響きを鳴らしている地面。
ア「まさか、蟲使いや魔物使いが500時間に一度だけ使える特技を使ったのか?」
エ「どうするの、これだけの数を相手にしてたら流石にきりがない。」
ア「そうだねぇ、まあそっちがその気ならこっちもやるだけだけどね。強力な助っ人を呼ぶんだよ。それに殲滅戦は私の十八番だよ。」
エ「でもただで来てくれるとは思えないよ。」
ア「だから、賭けるんだよ。私達が持ってる創世級アイテムの一つ『聖魔ノ調』を。これを一番多く倒した人に渡すっていうのはどうかな?」
エ「それで招集かけるか。」
ア「お願いね。」
エ「ああ。」
ア「さて、私は全力を出す準備でもするかな。創世級アイテムを使うのはいつぶりだろうな。エクスカリバーとカリバーンの模造品ではないのを使うのは久しぶりだから無駄に切ってしまうかもしれないな。フレンドリーファイアがなくてよかったよ。あったら確実に何人か殺っちゃうから。」
エ「呼んだよ。みんな来てくれるって。」
ア「状況説明は?」
エ「一応しといた。」
ア「何か打つ手があるのかな?いくつかあると助かるんだけど。」
エ「なかったら来ないでしょ。」
ア「同盟組むけどあの人たちのこと何も知らないからな。ネットの噂は全部覚えてるけど。」
エ「他のみんなも準備できてる?」
ヴ「ええ。」
サ「はーい。」
メ「うん。」
ゴ「『七色の騎士団』全員揃ってる。」
グ「『ルベリオン』3名欠席。」
カ「『精霊の国』ちょっと面倒事になりそうだから2名おいてきたわ。ま、ちょうどいいハンデね。」
エ「各連合でこれから来る動物や虫を狩り殺してもらいます。最も殺した連合に創世級アイテムをプレゼント。因みにあのメイド服を来た虫を倒せば1000点。虫や動物1000匹倒したことになります。因みにうちの連合からはアザゼル一人の出撃となるので頑張ってください。因みにアザゼルはあの姿で出せる全力を出すので頑張ってください。カウントは画面上部に出てるはず。質問ある人?」
カ「アザゼルしか出さないのではアイテムを渡すだけのように感じるがそんなに要らないのか?」
エ「うちにいるサポーターは優秀でして。『聖魔ノ調』の副産物以上のものを作れる。まぁこのアイテムの最大の特徴はエリクサーの生成や普通に武具として使える点、インテリアとしてあってもおかしくない見た目などありますし、端から渡す気はないですよ。だからこそアザゼル一人、全力なんだよ。普段よりも神々しさと禍々しさを増している両手に持つ剣はどちらも創世級アイテムです。他、質問ある人?」
ゴ「いったいいくつの創世級アイテムを保持しているのだ。あの最大のギルドですら5個もってるか持ってないかと聞いているぞ。」
エ「企業秘密です。因みに今回あのボスを倒すと手に入るアイテムはほぼ十中八九『ワールド』です。他ある人?」
グ「『ワールド』は誰の手に?」
エ「連合武器に組み込みます。他質問ある人?」
ア「連合武器に『ワールド』を組み込んだときに能力が失われる可能性は?」
エ「あって変質ぐらいだと思うけどね。」
ア「ふーん、まぁいいや。そろそろ始めようか。」
エ「頑張ってね。」
ア「ああ。」
エ「それでは皆さん用意はよろしいでしょうか。3、2、1はじめ。スキル発動『災禍』『遠環崩塵』エクスカリバー『魔力解放』カリバーン『フルブラスト』」
グ「これほどの威力をこの数瞬で叩き出すとは。スキル発動『万物不動』『求恤収波』『バーサーカー』」
エ「おお、防御力を最大限あげてHP回復に周囲に波動を放ち攻撃にノックバックをつけた。その上『バーサーカー』か。他の面子もすごいね。ルベリオンは真正面から裏表のない戦いを好むらしい。アザゼルは、やっぱり本気は出さないか。」
カ「ルベリオンと七色の騎士団を盾に後方から高火力魔法を放ちなさい。『精霊の舞』『精霊女王ノ加護』」
エ「味方の損失を抑えつつ精霊のみを対象とした高バフによって敵に大打撃か悪くない手だね。」
ゴ「敵の動きに注意しろ。NPCであったとしても高レベルのやつは全体の指揮を取る輩が出てくる。ここにも確実にいるだろうから真っ先に見つけて潰すぞ。【誉高き騎士団】」
エ「全体能力向上のスキルねぇ。完全支援型のアザゼルのほうが能力は上だな。」
ア「聖魔導師なのに剣を持って真正面から戦っているので今更でしょう。」
サ「最近は支援がメインのスキル構成だってことを忘れそうになるもんね。」
メ「課金関係無しに純粋にPSが高すぎるからね。近距離で絶対必中の魔法使うのは意味わかんないけど。」
エ「必中系統でも拡散して別の敵に当たっちゃうやつがあるからね。しかし、無理をするなぁ。空中であの体制から交わすのは本来できないはずなんだけど。『降魔ノ剣聖』とかは温存しておくのかな?」
ア「エルっ。即死耐性持ちって虫にいたか?」
エ「いなかったと思うけど?甲虫系でもダメージカットとかが主で即死耐性は持ってなかったはずだ。」
ア「ならなんでやられないんだと思う?私はさっき即死系統の魔法;オーバーヴェルディングを使用した。私レベルだから抵抗された可能性は?」
エ「無いね。聖魔導師はすべての魔法に圧倒的な効果上昇がある。君が支援に特化していても十分効果があるはず。だから相手のスキルや特技によって耐えた可能性が高い。」
ア「ナイトエンジェルに似た効果を持つ虫がいるのかな?」
エ「蝿レベルであったとしても討ち漏らさないほうがいいね。」
ア「小さいサイズの虫がそれを持っていたら厄介が過ぎるな。メテオフォール」
カマキリのように両腕が大きな釜になった人型の虫が隕石に押されて潰れた。
エ「単体高火力魔法じゃないんだけどな、それ。」
ア「ヴァーミリオンとかビックバンは温存しておくべきだろう。クールタイムが比較的長い広範囲職滅技を現段階で使用すると後に響く可能性がある。メテオフォールは範囲魔法とはいえ中心地以外は結構威力弱いし無属性系統だから私じゃ効果半減もいいところだ。というよりそれ以上だな。無属性に関してはやはりあの女のほうが上だな。」
エ「あの女...?誰それ。知らないな。浮気かい。」
ア「浮気じゃない。昔ちょっとPVPしていいとこまで言った相手。」
エ「いいとこまでって付き合う寸前までってこと?」
ア「そっちじゃない。勝つ寸前まで行ったってこと。」
エ「てことは負けたのか。」
ア「いや、どうだろう。あのまま戦えば負けていたのは恐らく私だ。邪魔が入ったせいで決着までいかなかったんだよね。」
月「この状況下で喋り続けるほど余裕があるとは尊敬します。こうして喋るのは初めてですね。精霊の国副ギルド長月光姫神です。」
ア「そう、よろしく。」
月「あの個体はかなり危険かつ強大な力を秘めているようですが勝つ算段はあるので?」
ア「あるよ。ぶっちゃけたこと言っちゃうと今この場にいるうちのメンツだけでもあれに勝つことはできるんだよね。回りにいる虫が邪魔だから君たちを読んだんだよ。」
月「そうですか。」
ア「すごい弓だね。腰に佩剣してるけど遠近どっちも行けるのかな?」
月「ええ。一応。弓に関しては矢は魔力でいくらでも作れますし常にアンデットに超特攻を付与することができます。剣も同じですね。神話級の月光弓と月光短剣です。」
ア「へぇ、他についてる能力も結構強いし頭についてるアクセサリーの力を全力解放した君と一度戦ってみたいくらいだ。かなり希少な精霊なのに精霊女王の下についているのかい?独立することだって可能だろうに。」
月「独立は簡単に行きませんよ。そもそも精霊女王の加護に比べれば特異精霊の眷属バフなんて塵芥に等しいですよ。」
ア「でも特異精霊の眷属バフは全ステータス1.05倍と特殊効果一つだよね。」
月「精霊女王の加護は全ステータス1.5倍かつ使用制限があるスキル以外のスキルはクールタイム半減です。だからこそ私は精霊女王の下にいます。」
ア「すごいね。面白い話が聞けたからプレゼント。オールオブフルポテンシャル,エレメンタルブレス,オートマジックガーターエンチャント,インフィニティエンチャント,特技【無】.奮発してあげたから頑張ってね。エリアハイヒール.エリアイモータル」
一方その頃観客席では
エ(僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..僕が喋ってたのに..・・・)
呪詛のように呟くエルがいた。
ア(私は関係ない。)
サン・メタ(あの女やっちまったな。後が面倒だぞ。)




