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導入が長い。名前は使い回しにしようかと思ったけどシリーズごとに変えるようにしました。
噂と事実が必ず一緒になる場合、全てが一致する場合は天文学的な確率でしか存在しない。
なぜなら噂が広まる段階で『おひれはひれ』がつき誇張されたり全く別の話になるからだ。更に噂に付いた『おひれはひれ』は物事の本質を変えるのではなく覆い尽くし、隠し、見えなくするということ。火のない所に煙は立たぬ。火元がなければ【火が起こった】という事を広める必要はなく煙は立たない。他者が意図的に広めた噂などその人の本来の態度を見れば本当なのかどうか分かる。その人に本当に効果がある噂なんて意図して流そうとしても失敗するだけ。だって証拠がないのだから。例えば『誰もが認める優等生Aくんが昨日隣町の商店街のガラスを全て割っていた』という噂は誰も信じないだろう。証拠がない状況下では本人が否定したらそれが全て。嫌っている奴らの間でしか流行らず本人に影響はない。逆に『誰もが嫌い色々な人を殴ったりしているBくんが昨日隣町の商店街のガラスを全て割っていた』という噂は誰もが信じ瞬く間に広まっていくだろう。証拠がなかったとしても『あの子ならやる』と思いそれを『やる』から『やった』へと形が変わって広まっていく。でも普段から嫌われていて暴力を振るっている彼ならそういうことには慣れてしまっている。何の痛痒も与えることができない。極端な例だが言いたいことが伝わったと信じよう。ではこんな噂は何を火元にし広まっていったのだろう?
〝VRMMORPG『十一の世界と十一振りの剣』というゲームで一度に1000万課金した後に出てくる100万の特別パスを購入すると一週間で現実世界でも魔法が使えるようになる。〟
そもそも特別パスを購入するまでに必要な1000万、特別パスを購入するのに必要な100万、合計で1100万円を用意できる人物はそうそういない。いたとしてもたかがゲーム1つにそこまでの金額をかける馬鹿はいない。だが累計課金額が4690万円と2980万円の金持ち高校生二人が所属する最小規模ギルド(人数も上限値揃っていない)の一つ『夜魔の集い』のメンバー二十三人全員は一人一人が1100万を用意し集まっていた。
『十一の世界と十一振りの剣』の設定・ルール
・設定
十一の世界がありそれぞれ『氷結界』『炎焔界』『風空界』『水海界』『輝光界』『暗闇界』『竜霧界』『精霊界』『悪魔界』『天界』『絶望界』という名前がついている。それぞれの世界で生まれることができる種族、属性が決まっている。各世界にそれぞれ物語があり、クリアすると他の世界に行けるようになる。但し耐性が足りていないと地形効果により死亡する可能性がある。各世界に大きいダンジョンが1個小さいダンジョンが10個ある。各世界、大きいダンジョンの最深部に魔剣又は聖剣がある。壊れると世界も壊れる。いわば世界の核。難易度は1〜5。難易度1はチュートリアル。
『氷結界』…属性『氷』種族『全部』難易度『2』
『炎焔界』…属性『炎』種族『全部』難易度『2』
『風空界』…属性『風』種族『全部』難易度『2』
『水海界』…属性『水』種族『全部』難易度『2』
『輝光界』…属性『光』種族『全部』難易度『3』
『暗闇界』…属性『闇』種族『全部』難易度『3』
『竜霧界』…属性『全部』種族『竜系、龍系、蜥蜴族系、魔物系』難易度『4』
『精霊界』…属性『全部』種族『精霊系、幻想種系』難易度『4』
『悪魔界』…属性『闇、悪』種族『悪魔系、堕天使系、幻想種』難易度『5』
『天聖界』…属性『光、善』種族『天使系、昇悪魔系、幻想種』難易度『5』
『絶望界』…属性『空間、闇、光』種族『幻想種系』難易度『???』
派生属性
氷→霜
水→透水
風→凪
炎→陽炎
光→雷
闇→陰
善→聖
悪→魔
時→空間
各種族
エルフやドワーフなどの亜人から普通の人。竜や蜥蜴族などの魔物系もなれるが、なれるモンスターは一部のみでスライムやゴブリンにはなれない。世界の難易度が上がるほど種族の初期能力は高くできる。
キャラメイクの方法
その種族としての殻を守った状態でかつ健全なものであれば好きに作れる。幻想種は一切の指定がない。完全に好きな姿になれる(健全なもののみ)。
初期スキル
その世界その種族によってもらえるポイントが変わる。それぞれにポイントが付いていてポイントを消費することで能力値を高めることができたり、スキルや耐性を手に入れることが出来る。耐性をレベル上限まで開放すると99%カット。無効にはならないが、なる場合も存在する。
奥義
ゲージを一定数貯めることで使うことができる。『サポート奥義』『アタッカー奥義』の2種類のうちどちらか1つを毎バトル時に選ぶことができる。バトル1回に尽き1回。
複合奥義
奥義を同時発動することで通常の奥義ダメージ、バフ、デバフの効果を1.5倍にする。さらに・・・
特技
戦闘や、開発、作成、商売等で使用でき、回数制限などの制限があるものが多いが効果は絶大。職業補助スキルとは別の枠組みで手に入る。職業補助スキルは常時発動していて封印されないが、特技は封印される。
初期職業
『鍛冶師』や『魔法使い』など普遍的なものが多い
Lv
強さを表す大まかな指標。獲得した経験値の量の差によってレベルは異なる。1〜200まであり、1〜25〈初心者〉26〜50〈中級者〉51〜75〈上級者〉76〜100〈熟練者〉101〜125〈巨人級〉126〜150〈竜王級〉151〜175〈英雄級〉176〜199〈伝説級〉200〈神話級〉
アイテム
初級、中級、上級、超上級、英雄級、伝説級、神話級そして創世級。創世級を作ることは不可能。入手する他ない。ぶっ壊れ。チートアイテムと遜色ないというより上。世界を作り変えるほど強力なものがある。世界に250個存在し、既に保持者が判明しているのは42個のみ。中でもその世界とそっくり同じ形をしたアイテム。“ワールド”は世界の数だけ(11個)存在し、その世界そのものを作り変えることができる。まだ誰も保持していない。
HP
攻撃をされるたびに減っていく。0になると死亡。
VIT
耐性、耐久力。強くすると、攻撃をされてもダメージが出ない場合が出てくる。
STR
力。強化すれば相手に与える攻撃量が増えていく。
DEX
器用さ。上げると、防具の生成でより良い強さの物を作れる。
AGL
俊敏性。素早さ。
協心
仲間と一緒に戦っている際5%の確率で発生する。味方全体の攻撃力の平均値分加算される。魔法の時は魔法攻撃力、物理の時は物理攻撃力。
会心
敵に攻撃を与える際5%の確率で発生する。攻撃力1,2倍。
貫通
敵の防御力、結界等を無視して攻撃を与えることができる。5%の確率で発生する。
職業
自身のスキル構成、プレイスタイルによって変わっていく。複数所持することができる。『攻撃力上昇Ⅲ』や『魔力回復促進Ⅳ』など、ⅠからⅩの段階で『職業補助スキル』が常にかかる。『スキル封印』をされたとしても『職業補助スキル』は封印されない。
ギルド
最大規模ギルド…200人
大規模ギルド…150人
中規模キルド…100人
小規模ギルド…50人
最小規模ギルド…30人
ギルドのランキングバトルでは人数が多ければ多いほど有利になる。さらに、全員揃っていなくてもある程度戦うことが出来る。など利点がある。それに対し、小規模ギルドのように人数が少ないと一人一人が貰える報酬の量が多くなる。
ギルド武器
DEXのレベル関係なしに同じ等級【神話級】の武器。強さは使った素材によって変わる。
・ルール.仕様
その1;ギルドだけでなく一時的に組んでいたパーティーであっても攻略報酬は必ず全員が納得する方法又は山分けをしなくてはならない。
その2;完全オープンワールドの為、世界の端、上限が決まっていない。自力で帰れる範囲で動き回りましょう。(地図を過信しすぎるのはどうかと)(転移もあるけど偶に失敗するから)
その3;PVPには個人戦(一人)、チーム戦(三人〜五人)、団体戦(十人以上)の3つがある。
その4;互いに同じ得点、だった場合もう一度戦う。又はそのイベント、PVPに参加していた全員で山分けにする。但し、途中でイカサマ、チートが発覚した場合その時点で相手、相手チームの敗北とみなす。
その5;当たり判定は体の大きさ、武具の大きさによって変わる。
その6;PVPを行う場合、ゲーム内報酬の他に互いが対等と判断したもの賭けても良い。(ゲーム内のみ)
その7;その6で示した『互いが対等な物』として判断したものであったとしても貞操や、人身売買、犯罪の煽動、などであり万が一負けてしまいやりたくないという場合は、後から変えることが出来る。但し相互同意の条件で。
その8;ゲーム内での痛覚は遮断することはできるが、快感と味覚は消すことができず、常に共有する。
その9;ゲーム内での性行為は互いに同意があったと認識されれば行うことができる。
その10;ゲーム内で痛覚を遮断せずに行っていた場合、痛覚と快感が一定値を超えた場合強制ログアウトされ、72時間開くことができない。
その11;みんな仲良くプレイしましょう。
データの売買禁止とか書こうとしたけど流石にやめた。