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ゴールドストーリーズ  作者: 梅堂
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はじまり

ここは神の国ヘブン。現在、僕を含め現在は12人の天使が円卓に座って各々が自由気ままにしていた。 

筆頭天使のアルファが唐突に立ち上がり「今日はなにして遊ぶ?」すると隣のイプシロンが「昨日は勇者と魔王を戦わせ勇者を殺したからな~」少し離れた場所に座るガンマが「あれは超ウケだったね。最強にして本番で最弱に落とし戦わせる。最後に信じたものに裏切られた絶望の顔は笑えた。」同じく離れた場所のゼータが「あいつうざかったから、ざまぁーだったよ」という。アルファが「もう終わった事だし、次はなにして遊ぶ?俺としては各自に人間の王国、獣人の王国、魔族の国のどれかに入り国取り合戦てどうかと思うのだけど」何て言うかゲスな発言ばかり。こういう発言も神が去ってから何十年も繰り返し、命の大切さや希望を踏みにじってきた。

僕、ベータはついにキレてしまった。「神がいた頃は命に関して恩恵を与え慈しんできたのに、居なくなったとたんにヤりたい放題。もう我慢の限界だ。ふざけんな!お前達が作った星じゃないだろ!いい加減にしろ!くそ天使ども!!」

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