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モブ顔女子高生、異世界で何とか生きていく  作者: ソメイヨシコ
三章 新婚、後輩、ドラゴン
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小話 別視点 ブルーノ2

昼の日差しが段々と強くなり夏の気配がし始める頃、1年ほど旅に出ていた息子達が帰って来た。


年頃の2人が一緒に旅に出ると言われた時は正直帰って来たら孫いるんじゃないかと心配していたのだけど、その心配は杞憂に終わった。

ルッカが過剰に触れるとミオリが赤くなる様子に驚いたのだけど、どうやら清い交際のままのようだった。


部屋は分けてたらしいけど、宿とか野宿とか一緒だったんだよね……?


僕は初めて息子のことを凄い男だと感心した。

褒められるべき理性だと思うよ。

ただその反動が来てるのか時々ミオリを見る目が怖い。

なんか強烈な執着心と飢餓感みたいなの隠し持ってそうというか。

あんな目向けられててよく平気だなあの子……。

繊細な子なら近寄らなくなりそうな目してるよ。

良くも悪くも鈍い子で良かったね……。


ミオリはここに来た頃は村の噂好きな人達の格好の餌食だったのにあまり気にした様子が無かった。

都会育ちの子なら病みそうなくらい行動を見られていたのにまた戻って来る気になるのが凄い。

他人のことをあまり嫌ったりしない、鈍さが長所になるようないい子だ。

言葉にも態度にもルッカをとても好きなことが現れている。

一緒にいる時の2人はとても幸せそうだ。

下の子供達も2人が結婚すると聞いて喜んでいた。

もちろん僕も妻も喜んでいる。


ちょっとヤバい感じのするうちの息子を末永くよろしくね。

根はいい子だから飢えが治まれば普通に戻ると思うから……たぶん。


いやごめん自信ない。

そういう性格だったらごめんね。

個性だと思って広い心で受け入れてあげて欲しい。

よろしくお願いします。


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