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作者: 秋月 夜

青天の霹靂とはまさにこのことだ。

彼はナイフとフォークをテーブルにそっと置き、今にも雨が降り出しそうな顔で私を見つめた。

「さようなら」彼はそれだけを言い残し部屋を出て行った。

彼のいない部屋は、まるで、雪が降るような静けさで満ち溢れ私の心を強く痛くなる程締め付けた。

私は窓に掛かる衣装を脱がし、鎖を解き解放した。

背筋を凍らせる程の冷気が暗がりから私を襲ったと同時に、今はもう懐かしいコーヒーの味を思い出した。

窓に足をかけ

「さようなら」私はそれだけ言い残し、冷気を身体にまとい眠りについた。

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