EP96:決着
〈視点:宇美矢 晴兎〉
「みんな、お待たせ。」
そう言いながら皆んなの方を向くと満身創痍の仲間たちがいた。
「はぁ…はぁ。超必殺〈最終最強覇道斬〉っ!」
「……残りLIFEマイナス9949です。はぁ…はぁ…。なかなかやりますね。ですがこれで決着にしましょうか。はぁぁぁっ!」
女神エターナルがエネルギーを集め、それを放った。
「させないっ!」
とっさに僕は星也を庇った。
「ぐっ、レイ、今のうちに皆んなの回復できる?」
「あぁ。任せろ!呪文カード〈セイクリッド・ヒール〉!」
すると僕たちはたちまち無傷の状態まで戻った。
「「「「「晴兎(君)!!!!」」」」」
「話は後にして女神エターナルを倒そう。」
「……これはまずいですね。」
「いくよ!超必殺〈BUILDTIME〉!」
ポイントは改変の剣と盾を召喚する。
「星也、もう一度さっきの超必殺使える?」
「使えるけど…。」
「僕に考えがある。使って!」
「わかった。はぁぁぁっ!超必殺〈最終最強覇道斬〉っ!」
それを僕はしっかりと観察した。
あとは再現するだけ!
星也の超必殺をイメージしながらその技を放った!
「無魔流奥義っ!〈イグニッション・ソード〉」
すると女神エターナルに気力でできたチェーンが巻きつき動きを固定した。
そして手に持っていた剣が七色のオーラを放った剣になった。
その剣で女神エターナルを切った。
「ガハァッ!?そ、そんな…LIFEが技能しないっ!?」
「よし!皆んな、今だよ!」
「火よ、水よ、風よ、大地よ、…〈真・四聖斬り〉」
「〈デッキ編集〉ー召喚!インフィニティドラゴン!」
『主よ。命令を。』
「武器化を頼む。」
『了解。制限時間は5秒だ。』
「わかった。〈ドラゴ∞スラッシュ〉!」
「究極奥義・次元超越・超必殺〈零・一閃〉➖〈混沌の歪み〉➖〈ゴットバスター・イグニッション〉!」
「〈降臨LV500〉〈鎧化LV500〉ーセニア・アンカー!〈超神化〉ほら、ルーアは私を解析でもしてみなさい!」
「分かりました。…………〈神化〉〈エーテルアーマー〉!」
「やるわね…いくわよルーア!」
「分かりました!」
「「はぁぁぁぁぁっ!」」
「〈夢現バスター・現〉!」
7人による総攻撃を直撃した女神エターナル。
女神エターナルは消滅し、そこには1人の少女がいた。
「これが新たな形態なのか!?」
と、いろんな意味で僕らは思ったのだった。




