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IRINA ~半分魔女の少し強すぎる女の子の物語~  作者: 中山果歩
Go back in their time編
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最近の悩み

まあ、平和だ。退屈ともいう。

あのあとちゃんとした基地が見つかる間、お城に住むことになった。改めて見るとめちゃくちゃ広い。外出もじょうかまちなら許されてる。ここもかなり広いから、誰もここから抜け出したいなんて思わないだろう。

おばちゃんとジェイミーが帰ってきたあと、おばちゃんにむちゃくちゃ怒られた。なんでかは未だに分からない。リンジーが言うにはあたしたちが城の武器を盗んだこと、そもそも銃を使おうなんて考えたことに腹が立ってるらしい。子どもは全員正座させられ(なぜかブラットたちとふざけてたオリオンも巻き込まれた)怒鳴られたのだ。

あれはきつかった。

孤児院の子供たちはまだバラリオの手中にあるらしい。下手に攻撃すれば子供たちが危険なため手が出せないらしい。ブラットは将来あいつらを助けると宣言した。

今回のもう一人の主犯であるナターシャのお父さんは、お金で解決してお咎めもないらしい。不公平だ。みんなを助けたあたしたちでさえもおばちゃんに怒られたのに。

ナターシャはこっそり名字を外そうか計画中。

ナターシャと言えば、ダンク祭のときに踊ったダニエルって人と付き合い始めた。

でも三人とも恋よりも魔法の歴史とかのほうが好きだから、恋愛話も1分半で終わるけど。

あとは、、、あたしはリンジーとナターシャに字を教えてもらって読みは遅いけどだいぶ読めるようになってきた。リンジーにもらった本をちゃんと字も読むようになった。

なかなか面白い。魔法生物についてざっくり書いてある。

ヴァンパイア

並外れた運動神経、血を吸って生きる、日光にあたると皮膚が焼けただれる、体温が異常に低い、半永久的に生きる

狼人間

分厚い皮膚、満月の光を浴びると狼になり凶暴化する、暗闇でも目が見える、鼻がきく、体温が異常に高い


魔法使い

生まれながら魔力をもつ、黒魔法と白魔法どちからが選べる、薬草の知識を知ってる、霊との交信が可能


他にもいろいろ。


1番最後には半人間のことも書いてあった。

半人間とは普通の人間と上記に書かれた魔法生物いずれかのあいだに生まれた子である。

半人間として生まれた子は魔法生物の能力を何かしらもっているが、自分ではコントロールしづらい。


ふーん。そうなんだ。あたしもある日突然魔法が使えるとかあるのかな?



まあこんな感じで暇な毎日が過ぎていったのに、最近悩みができた。

『眠くなると幽霊が見えるですって?』

リンジーがびっくりしたように言った。

『そう!あたしも意味わかんないの。でもここ最近ご飯食べた後とかに眠くなるとね、青いドレスの女の人が見えるの。』

『毎日同じなのか?』

ブラットがショーンとベットで飛び跳ねながら言った。

『うん。毎日ね。』

毎日会ってるからなんかもう恐怖とかない。

『君は半分魔女だから、幽霊が見えるのは不思議じゃないけど、、、向こうは何か話しかけてくる?』

パトリックは本を閉じて言った。最近、パトリックは昼でもよく起きてる。

『ううん、なーんにも。ただいるだけ。』

『まあ、悪さしないならいいけど、、、また出てきたら呼んで。私が見てみる。』

リンジーが考えながら言った。

『へー!お前ユーレイと話しできんのか~!すげーな‼』

ブラットはまだ跳ねてる。

『うん、魔女だからね。眠くなくてもそこにいれば見えるわ。ただ、魔女は非常事態以外に幽霊と話しちゃいけないのよ。話すと幽霊がその家に住み着いちゃうこともあるから。』

リンジーが言った。

『分かった。いたら言うよ。』


でも今夜は現れなかった。ここ最近ずっと現れては"ああ、またかよ"って思ってたのに。

人に話したらいなくなるとはなんてやつだ。

まあ安心して寝れるわ。これで。明日みんなに言わなきゃな。

まさか今度は"夢の中"で悩むことになるとは。

次回からは"あいつ"の過去が、、、?

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