なんでこうなっちゃったんだっけ?
『はぁ、はぁ、イリーナ、、、なんなの、、、』
リンジーは、ぜえぜえと息を吐いた。
でも、あたしはそんなところじゃなかった。
『どうしたの、、、あの人に、、、お礼言わなきゃ、、、』
『あの人、あたしの親殺したらしいよ。』
イリーナは深夜にダニーに言われたことを思い出した。
『、、、うそ?』
『あたしも信じられない。ずっと仲良くしてた人だから。』
『それって本当なの?』
『分からない。ダニーに言われた。』
『本人に聞けば良かったんじゃない?』
『、、、うんあたしも迷ったんだけど、
あたしの中で警報がなったんだよね。今逃げないと大変なことになるんじゃないかみたいな、、、』
『、、、なるほど。直感を信じたんだね。』
『うん、後さ、』
『何?』
『リンジーはいまから急いで帰って。』
『えっ⁈』
リンジーは、目を見開いた。
『多分あの人の狙いは、あたし。あたしの経験だと敵は狙いさえ見つかればあとはどーでもいいの。リンジーは顔を見られちゃったけどあの人は、あたしさえ見つかればリンジーのことなんて忘れちゃうから。』
『うん、でもイリーナはどうするの⁈』
『あたしは、頑張って逃げ切れたら帰るよ。大丈夫!あたし運いいから!』
『うん、、、』
リンジーはまだ納得してないみたい。
ブラットがリンジーの立場なら『マジか⁉じゃあよろしく!』とか言ってさっさと行くのにな。
『リンジー、家に帰ったらニコールでもダニーでもタケシでもいいから助けを呼んで!そのためにもリンジーは帰らなきゃ!』
『そっそっか!分かった!すぐに応援呼ぶから!』
おうえんがなんなのか分からなかったけどリンジーは、走っていった。
さて、、、
あたしはゆっっっくり歩いた。
あの秘密基地みたいなところに向かってるんだけど、もしかしたら後ろから誰かがついてきてるかもしれない。
ダニーたちが来たら、見つからずに基地までいける方法を知ってるはずだ。
、、、神崎さんってやっぱりかっこいいんだ。あたしは男の誰がかっこいいかとか、女の誰が美人かなんて分からないけど神崎さんの場合は、多分ものすごくかっこいいんだなってなんとなく分かった。なんとなくだけど。
神崎さん、いい人だし、、、そうだよ。神崎さんはいい人だよ。だって、あたしたち三人とあんなに長く付き合ってくれたんだもん。
悪い人のはずないよ。あたしの親を殺したのもきっとなんか間違い、、、
『おめぇ、イリーナか?』
不意打ちだった。
『違う!』
と即答してしまった。
『嘘ついちゃだめだよ~くっくっくっ』
男が五人あたしの前に立ちはだかった。
『あー、これあんたらについて行かないとひどいことされるパターン?』
男たちは答えなかったけど、ニヤニヤしてた。
『でもついて行かない。』
『痛い目あいたいの~?』
『もちろん嫌だよ。だからあたしが先にあんたらに痛い目にあわせるから!』
あたしは、あたしのすぐ目の前にいる男の顎を下から思いっきりパンチした。
『うぐっ!』
あたしはそのすきにそいつのわき腹を蹴ってどかし道を作った。蹴られたやつは横に倒れたから他のやつも巻き添えになった。
『このやろー‼』
あたしはそこからなんにも考えずに走った。
『まてこらー‼逃げれると思うな!!』
、、、そう、これが今のあたし。
数日前には、ブラットとショーンと一緒に神崎さんのワッフルを食べてた。それがなんで?考えてみれば昨日かおとといに意味不明な人に意味不明なこと言われて今は意味不明奴らに追いかけ回されてる。
なんでこうなっちゃったの⁈
やっとここまで書けたv(^_^v)♪




