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完全犯罪

作者: 万土 華凜
掲載日:2026/10/04

まず報道経路を確保する。


……以上。







え? 説明要るの?

200字以上を確保する?


うーん。

直接書くと味が死んじゃうのに。


というか、200字って制限は何だろう。

いやまあ、作品テロ、とかあるかもしれないから、わからんでもないけど。


しかたない。

少し中心を外しておいておくか。






相手の事情を見ない。相手の本質も見ない。状況確認もしない。

極めつけは、理解できなければ、相手の頭か人格の問題にする。


忙しいから。

そう言い訳して、始めてしまえばその地点を起点とした履歴が積みあがる。


改めようとすれば、それまでの態度を否定しなくてはいけない。

だから、積み上げた履歴は慣性質量になる。

今までそうやってきた、が、これからもそうしていく、になる。


それに付き合ってくれる人たちが周囲に残る。

やがて、それ以外の選択肢を知らない人間が集積する。


慣性質量は洗脳だ。

ゼロにしようとすると、そこまでの履歴を戻す痛みが走る。


話は聞かなくていい。考えなくていい。誰かが考えたんだからいい。


頭がおかしいと言われてるなら、そうなのだ。

疑問を持てば、話が合わなくなる。仲間外れにされる。後ろ指さされる。


そこまで自動で、思考は走る。


おめでとう、メディア社会の仲間入りだ。


文明の利器が発達して、時間はたくさん捻出されたはずなのに、まだ、忙しい。


はい、これも完全犯罪。

慣性質量は洗脳だ。


ときどき、なんでそんな判断をした?と感じたときは、

このアフォリズムを適用してみるといいよ。

そんな判断を繰り返しさせられると、それ以外の判断にコストがかかるようになる。


本人も戻りたかった。

でも、戻してもらえなかった。


泣くね。

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