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爆縮と体温の機知(2)

鏡の種類

物を

余計に溜め込む

人間の雑さに

軸を通して

回転させるみたいだ

何であれだけ

集めてしまうのだろうか

何かを埋めること

視認する為なら

あのゴミ屋敷は

あの人の心を

可視化した物かもね

だとしたら

汚いだけの家と言われ

臭いだけの家と言われ

変な目を向けられる

あの形は

誰かにも

当てはまるのかもしれない


根は優しい人だけど

二メートル以上掘らなきゃ

見えやしない

優しい人だけど

裏では

違う顔がある

世の中は

こんな感じの人が集まって

形を作っている

真っ直ぐある人には

違和感があるものだ

横断歩道で

わざわざ打つかる人は居ない

避けることで

自分を保っている

その自分が正しいとは

分からずに


鳴き声一つで

集まる習性があるなら

認めてしまえば良いのに

変なプライド

よく分からない調味料を

ふりかけたら

全て同じ味になる

フランチャイズのやり方と同じ

否定も肯定も無い

いつもの味になったら

特別な味を探す

そうやって回るなら

価値はあるけど

特別な形は得られない

そんなに必要な物か

特別も普通も要らないなら

何を欲するだろう

意外と

それが答えなのかもしれない


勝者は敗者の手を握る

なんてのは

理想論に変わっていて

勝者は勝者の手を握る

上は上で藻搔いているのだ

場所が違うだけである

心配性な僕等は

絶対的な安心と安全

そして安定を求める

勝者の行動と

何ら変わり無いのだ

勝者は勝者と手を握ることで

それを得ようとしている

これに文句は言えないのだ

人のふり見て我がふり直せ

そう言われるだけである

変わらなければならないのは

どちらだろうか





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