♪ 2.宿泊室 5 ~ だって、人形なんだもの ~
マオ
「……いや、別に深い意味はないんだぞ?
唯さ一寸だけ気になるっていうか…(////)
『 痛くしない 』なんて言われたらさ……気になるしさ、知りたくなるじゃん??
ど…どうなんだよ?(////)」
セロフィート
「そんなに知りたいです?」
マオ
「そう言ってるだろ!(////)
( もしかしたら『 男女のなんちゃら 』ってヤツかな??
セロと繋がれちゃったりして?(////)
…………いや…もう〈 契約 〉で繋がってはいるけど…。
──でも、心は繋がってても、体の繋がりは未だ無い訳だし(////)
抑…セロは人形だからなぁ〜〜〜……。
外見は人間に似せられてるけど…、体の作りが人間とは決定的に違う訳で……。
…………凸も無ければ凹も無い訳で──。
どうやったってセロと体で繋がれないじゃんかよ!!
……………………………………。
オレ…馬鹿か?!
何でオレ、人形のセロと『 男女のチョメチョメ 』したがってんのっ?!
──確りしろ、マオっ!!
セロは人形なんだ!
動いて喋るマネキンだと思うんだっ!!!!
………………其は其で怖いけどな〜〜〜〜…… )」
セロフィート
「マオが『 どうしても 』と言うなら教えましょう」
マオ
「……あ、う…うん。
お願いします(////)」
セロフィート
「そうですねぇ……。
例えば──、舌を抜く…とか、口を縫う…とか、爪を剥ぐ…とか、骨を砕く…とか、膝の皿を割る…とか、焼き印を押す…とか、耳や鼻の穴から虫を入れる…とか──。
後は────……」
マオ
「……………………。
もう、いいです…」
セロフィート
「おや?
そうです?
未だありますけど…」
マオ
「本当に、もう、いいですっ!!
ガチでマジにヤバいヤツじゃんかっ!!」
セロフィート
「はい?
何がです??」
マオ
「( 『 穴 』しか共通点ないじゃんかよっ!!
『 穴 』は穴でも穴違いだしっ!! )
──其っ!
今、セロが言ったヤツ、『 絶ッッッ対に、したらいけないスキンシップ 』だよっ!!
聞いといて本当で良かったよっ!!
──オレ、何があっても絶対に『 いけないスキンシップ 』なんかセロに求めないんだからなっ!!
………………痛いの嫌だし、死にたくないしな…」
セロフィート
「そうです?
どんな痛みも慣れてしまえば快感に変わりますし、マオは不老不死です。
出血する血液もないですし、死ねません」
マオ
「そんなの分かってるよっ!!
其でも嫌なのっ!!
大体なぁ、痛みが快感に変わる訳ないだろ!!
痛みは何処迄行っても痛みなんだよっ!!」
セロフィート
「そう…です??
試してみた──……。
いえ…忘れてください」
マオ
「簡単に忘れられるかっ!!
『 試してみた── 』ってなんだよ!!
オレで試す気でいたのかよ!!」
セロフィート
「誤解です!
マオで『 試す 』なんて…そんな面白──いえ、酷い事をワタシが本当にすると思います?」
マオ
「………………『 面白そう 』とは思った訳だな?」
セロフィート
「………………」
マオ
「……どうなんだよ?」
セロフィート
「………………」
マオ
「──セロっ!!」
セロフィート
「………………テヘ」
マオ
「セぇ〜〜〜ロぉ〜〜〜!!」
セロフィート
「どうどう──です、マオ。
ほんの少し『 だけ 』です。
本当にマオで試すなんてしません。
マオはアルソリュンド,マーフィ,ラオインダさんから預かっている大事な人質です。
マオに酷い事はしません。
生きていない人質に利用価値はないですし」
マオ
「はぁぁぁぁっ?!
『 人質 』って何だよっ!!
何でオレが『 人質 』なんだよ!!」
セロフィート
「おや…いけない。
うっかり漏らしてしまいました…」
マオ
「セぇ〜〜ロぉ〜〜〜!!
オレに分かる様に、ちゃんと説明しろっ!!」
セロフィート
「はいはい。
勿論、其のつもりです。
其にはエノバランティスの生い立ちが関係してます」
マオ
「父さんの生い立ち??」
セロフィート
「そうです。
マオにも関係あります」
マオ
「………………でもさ、父さんの生い立ちは、さっき話してくれただろ?
あれで終わりじゃないのかよ?」
セロフィート
「未だ途中です。
1番重大な事を話してません」
マオ
「一
1番重大な事ぉ??
…………どんな事だよ?」
セロフィート
「聞きたいです?」
マオ
「ムッ!
此処迄オレに話しといて、『 聞きたいです? 』はないだろ!
セロが知ってる事、全部オレに話せよ!」
セロフィート
「良いでしょう。
聞きたいのならば、其なりの覚悟をしてください」
マオ
「覚悟って……。
………………覚悟して聞かないといけない内容なのかよ?」
セロフィート
「そうです。
…………出来るなら、ワタシはマオに知ってほしくないです。
でも…何時かはマオに話さなければいけません。
早いか遅いかの違いです。
( ………………。
マオがワタシと〈 契約 〉を交わし、不老不死となった時に、マオが≪ エルゼシア大陸 ≫の正当な〈 統治者 〉となる準備は整ってしまった…。
後は…マオ自身が≪ エルゼシア大陸 ≫の正当な〈 統治者 〉となる事を望むだけ…。
マオが望むならワタシはマオを≪ エルゼシア大陸 ≫の正当な〈 統治者 〉にする為に──。
マオ…君は──どちらを選ぶのでしょう… )」




