表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/73

♪ 1.キャンプ地 3 ~ 楽しい夕食 1 ~


 セロフィートはソファーベッドへこしおとろすとふかすわった。


 てのひらに〈 ほうじん 〉をすと〈 ほうじん 〉からほんた。


 セロフィートがけているほんだ。


 マオがりょうつくっているあいだ、セロフィートはどくしょふけまんまんである。


 セロフィートはマオがりょうつくさいには、さいつだいをしない。


 りょうがるまで、ひたすらほんつづけるのがセロフィートのものスタイルだった。


──*──*──*──*──


 ゆうつくるマオは、けてあるエプロンをけると、おけとっにぎり、ながだいみずれた。


 みずはいっているたるもので、ただたるなのだが、いくみずんで使つかっても、なかみずらないのである。


 みずりょうはんぶんまでるとみずかさしているのだ。


 ためたびあいだみずそくこましんぱいまったくない。


 たるなかみずは、のままみずとしても使ようせいけつみずであることからあんしんして使かうことる。


 ながだいそなけられている石鹸ソープしっかりとあらう。


 にんげんだったころにしていたあらいは、にんげんではなくなったいまのマオにはひつようないこうなのだが、いているしゅうかんは、なかなかめることず、マオにはむずかしいようだ。


 それかんしてもセロフィートはなにわず、マオから「 あらよう石鹸ソープくなった 」とわれれば、しんぴん石鹸ソープしてあげるのだ。


 りょうまえ儀式(手洗い)えたマオは、りょう使つかさいえらはじめた。


──*──*──*──*──


 食卓テーブルうえがったりょうならぶ。


 りょうつくえたマオは、どくしょふけるセロフィートにこえけることにした。


マオ

「──セロ、たぞ〜〜」


セロフィート

「はいはい」


 マオにばれたセロフィートは、んでいたページしおりはさむと、ほんをソファーベッドのうえいた。


 こしかせがったセロフィートは、食卓テーブルかう。


 セロフィートがすわやすようにとマオがうしろへいてくれた椅子チェアこしろしてすわる。


セロフィート

「マオ、どのりょうしそうです♪」


マオ

「そ、そうか?(////)

 で、でも、まぁ…どんなりょうも、セロのつくったあじにはかなわないけどな(////)」


セロフィート

けんそんしないでください。

 ワタシはまいにちべてもきないマオのあじけがきです。

 しんってください。

 あぁでも、つくあいはワタシだけにしてください。

 マオのりょうりょうにんべるのはゆるせませんし」


マオ

「…………いや…ゆるせよ…」


セロフィート

いやで〜〜〜す。

 ひとめしたいですし」


マオ

「…………うっ(////)

 めないうちべよう!(////)」


 セロフィートのことうれしかったマオはかおあからめる。


 そそくさとこしろして椅子チェアすわったマオは、むねまえゆびんだ。


 りょうつむると、にはえなくともたしかにそんざいしている〈 大陸神エルゼシア(久遠実成の方便身) 〉へしょくぜんかんしゃいのりをささげた。


マオ

「──よし、べよう!」


セロフィート

「はい♪

 いただきます、マオ」


マオ

「おう!

 おわりもあるからえんりょすんなよ?」


セロフィート

「ふふふ…。

 マオのりょうえんりょはしません。

 さいまでしくいただきます」


 ことわしえた2りょうはじめた。


──*──*──*──*──


セロフィート

「──マオ、りょうなんです?」


マオ

「ん〜〜〜?

 これか?

 これは、ホウレンそう使つかったりょうだよ。

 でたホウレンそうみずりして、ボールにれるんだ。

 なかにナイフでけずったチーズをれて、かきぜて、ギョザタネつくるんだ。

 ギョザかわなかにバターナイフでったタネせるんだ。

 かわから、はみないようタネりょうかんがえてせるのがポイントだよ。

 ギョザかわはんぶんったら、フライパンホイルをいたフライパンのなかならべるんだ。

 いたらんおう使つかってギョザかわうえるんだ。

 をふりかけて、フライパンでくとがり。

 まえは『 ギョザモドキ 』っいうんだ。

 にくかったときにさ、あまってたホウレンそう使つかってみたんだ。

 とき使つかったホウレンそうは、いたんでたからさ〜〜。

 マーフィに『 バレないように 』ってギョザかわつつんでいたんだよな〜。

 あじそうとおもって、チーズを使つかってさ、くしようとおもって、らんおう使つかったんだよな〜〜。

 オレのかんがえたアイデアりょうしんさくだよ!」


セロフィート

「…………………………」


マオ

「ん?

 どうしたんだよ?

 まってるぞ。

 セロ??」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ