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そして心はくもり空になった

作者: ねむねむのくにの図書館

 モヤモヤする。いつもは貴方のことを考えるだけで胸が高鳴り、私の心は「会いたい」気持ちでいっぱいになった。なのに最近は少し違う。貴方のことを考えている時はふわふわした幸せな気持ちでいっぱいになるのに、現実に気づく度に今にでも雨が降りそうなくもり空のような気持ちになる。

 恋は病気だ。私の場合、貴方に依存してしまう。一緒にいる時は貴方にべったりで安心しているが別れる時はなかなか離れなくて困らせる。逆に会わない時は貴方との思い出を振り返っている。

 ある日は唇を指でなぞり、貴方とした長い長いキスを思い出した。また、ある日は、ふっくらとしたおっぱいを見て、貴方にわしづかみされて強く揉まれたことや痛いと感じるくらい吸ってくれたこと、私が貴方の顔をおっぱいで埋めて放心させたこと、キスマークをつけてくれたこと等、思い出した。

 他にも貴方との妄想をした。

 とある観光地で彼氏が彼女のブラのひもを掴んで離して掴んで離してを繰り返していた。私はそれを見ているうちに彼氏にされることを妄想をした。他に「同棲」という言葉を見聞きする度に私と貴方が同棲する妄想をした。

 でも、ふと現実に戻ると雪解け水のように、ふわふわとした気持ちはどこかに消える。そして、心はくもり空になった。

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