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宝石神に身を捧げたら、お側においてもらえることになりました〜私を裏切った国など、宝石にして差し上げます〜

作者:宍戸詩紫
最新エピソード掲載日:2026/06/10
 鉱石と宝石に恵まれた村で、るりは生まれ育った。自身の手で宝石を加工してしまうほど、美しいものを愛するるりだったが、ある日村が何者かに襲われてしまう。目の前で愛しい村人たちや家族を殺され、笑顔を浮かべることが出来なくなってしまったるりは、代々村の皆で大切にしてきた宝石神の祠に赴き、祈る。 

「どうか、私をそちらへ連れて行ってください」

 そんなるりの目の前に現れたのは、信じられないほど美しい宝石の神様だった。

「お前が最も美しく笑った瞬間に、宝石にして飾ってやろう。それまではそばにいろ」

 冷酷に、華麗に笑う神様と、るりは共に生活していくことになるのだった。
 人智を越えた美しさを持つ神様。しかし、不器用ながらにるりを大事にしてくれる彼の姿勢に、るりは次第に心惹かれていく。さらに、少しずつ笑顔も取り戻していった。
 だが。

 ──この人と共にずっと居たい。笑いたい。でも、笑ってしまったら。

 そんな苦悩を抱えるるりの身に、ある日とんでもない危険が及ぶ。一人と一神が迎える結末は、いかに──。

※カクヨム、ノベマ!、ソリスピアでも同時更新中!
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