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第333話 人物紹介(ネタバレ含む)と宣伝


長谷川一郎はせがわいちろう

さいたま在住の主人公。さいたま高校に通う高校生。異世界帰りの元勇者。本人は気付いていないが、異世界で何の疑いもなく数えきれない魔族と称される()をたおし、少なくない魔族を見殺しにしたことである種のトラウマを抱えている。

さいたまで両親と3人住まいだったが、父親の福岡への転勤を機に母親も父親とともに福岡に越したため物語終了時はひとり住まい。

日本のダンジョン(原初の迷宮)のダンジョンマスター。

『フィギュア男』『人外』『ドラゴンスレイヤー』『原初の迷宮の主人』などの称号を持つ。ヒューマンから2段階進化してヒューマン(スター)

世界でただ一人のEXランク冒険者。

趣味はweb小説を読むことで、『素人童貞転生』の更新を心待ちにしている。


タマちゃん

一郎がひょんなことから飼い始めたスライム。普段は一郎の部屋にあるダンボール箱の底で脱力して四角く伸びていた。最終的には崩壊の始まったダンジョン内にいた一郎その他を助けるためエンシャントドラゴンの核を吸収し最終進化を果たしたうえで瀕死のダンジョンコアと融合し、新たなダンジョンコアとなる。


フィオナ

一郎になついたフェアリーランドの一妖精。タマちゃんがダンジョンコアになったことをきっかけに最終進化を果たし日本語が話せるようになった。人前では一郎の右肩に止まってフィギュアの真似をしている。

仲間と認めた者の近くにいるとその者の魔法関係の能力を底上げする。また、探知能力が優れており、ダンジョンの階層間を結ぶ階段の位置や、ダンジョン内限定だが見知った人物の位置なども探知できる。

最近の趣味は『素人童貞転生』を読んでいる一郎の横であれこれ今後の展開を予想して解説することである。


タマちゃんジュニア

ダンジョンコアとなったタマちゃんが創造した金色スライム。言葉はしゃべれないが、理解できる。最終進化一歩手前。タマちゃんのいる最終階層前のゲートキーパーであるゴールドドラゴンを凌駕する圧倒的なモンスター。

趣味は一郎の部屋の段ボールの箱の底で四角く広がって、フィオナの解説を聞くことである。


長谷川平三はせがわへいぞう

一郎の父親。都内に本社を置く防犯関連会社の鬼部長だったが、福岡に支店長として赴任。接待ゴルフのため休日留守していることが多い。社内接待などもそつなくこなし、昇進が早く役員候補と目されている。なお、作者はこの一文を書きたいため主人公の名字を長谷川にしたわけではない。


長谷川久枝はせがわひさえ

一郎の母親。専業主婦。フィオナに日本語を教え込もうとするが進展ないままフィオナが話せるようになってしまう。夫の福岡への転勤に同行。趣味はテレビの時代劇鑑賞。最近web小説をたしなみ始めた。好きな作家は山田某らしい。



中村結菜なかむらゆいな

長谷川家の向かいに住む主人公の幼馴染。さいたま女子高校に通う。中学校時代からテニスに打ち込んでいたが、高校の部活でいろいろありテニスを辞めて冒険者となる。

エピローグに登場させることを作者に忘れられてしまった悲しいキャラ。読者さんからのコメントでそれに気づいた作者が急遽1行挿入。


氷川涼子ひかわりょうこ

東京府中にある第1ダンジョン高等学校(東京ダンジョン高校)6期生。主席卒業。

実家は東京だが、埼玉の祖父母のうちに下宿してサイタマダンジョンをベースとし、Sランク冒険者として活動。人付き合いは下手なため一郎と一緒の時以外はソロ活動。

ダンジョン内では真っ赤な地に黒いラインの入ったフルフェイスヘルメットを被り、黒地に赤のラインが入った防刃スーツを着ているため『赤い稲妻』の異名を持つ。

丸められた先端に向かってわずかに細くなった鋼の棒が主な武器。一郎から各種の魔法盤をもらったことで魔法戦士としての才能が開花し一郎に次ぐ実力者になっている。

暇なときは車内でアニメ音楽をガンガン鳴らして愛車ロンドちゃんを乗り回している。

新設されるダンジョン大学の講師に内定している。


ロンドちゃん

荒地での走破性に優れる氷川涼子のSUV、ロンドクルーザー。ディーゼルターボ。ナビとは別のカーオーディオ装置を装備。


秋ヶあきがせウォリアーズの3人

いずれもAランク冒険者。秋ヶ瀬とはさいたま市と志木市の間の荒川河川敷周辺の地名。


斉藤陽子さいとうようこ

一郎の中学時代の同級生。桜川さくらがわ女子高校に通う。カーボン製の棒を武器とする。広島が帰省先。


日高早苗ひだかさなえ

斉藤陽子の同級生。メイスを武器とする。3人の中で一番背が高く、身長は170近い。料理は苦手。


中川春奈なかがわはるな

斉藤陽子の同級生。短剣を武器とする。3人の中で一番背が低い。


さいたま高校の哲学3人組

いずれもAランク冒険者

鶴田、坂口、浜田

一郎の同級生。いつもつるんで哲学談義で花を咲かせている。一郎の理解者。


吉田茜よしだあかね

さいたま高校の国語教師。一郎、鶴田、坂口、浜田の担任。Bランク冒険者。


前川先生

一郎の通っていた中学校の理科教師。一郎の中学3年の時の担任。



秋本治子あきもとはるこ

第1ダンジョン高等学校(東京ダンジョン高校)3期生。主席卒業。

Sランクの4人チーム、ハンターズのリーダー。少し言動が荒っぽいが、人望があり向上心は人一倍。ハンターズの残りの3人も秋本治子の同級生。



はやて

かつてサイタマダンジョンをベースとしていたSランクの6人からなるチーム。一郎の台頭でベースをサッポロダンジョンに移し現在最前線で活動している。


東京ボンバーズ

トウキョウダンジョンで活動するSランクチーム。


エクスマリーンズ

カナガワダンジョンで活動するSランクチーム。アメリカ海兵隊の退役軍人がメンバーであるが現役軍人もメンバーではないかとうわさされている。




特殊空洞管理庁(ダンジョン庁)特殊空洞管理局企画課関連


河村久美かわむらくみ

企画課課員。一郎担当。ダンジョン高校1期生(どこのダンジョン高校卒業かは不明)。ダンジョン高校卒業後大学に進み、さらに国家公務員総合職試験に合格しキャリアとしてダンジョン庁に入庁。Cランク冒険者。


小林

企画課課長


山本

企画課課長補佐


野路圭子

企画課課員。ダンジョン高校3期生(どこのダンジョン高校かは不明)。河村久美同様ダンジョン高校卒業後大学に進み、さらに国家公務員総合職試験に合格しキャリアとしてダンジョン庁に入庁。Cランク冒険者。河村久美の部下的位置づけ。



シュレア関連


ミア

シュレアの元浮浪児。登場時の年齢は10歳前後。一郎が面倒を見る少女。頭脳明晰。出自は不明。


アキナ・ハーブロイ

重病で寝たきりだったが、一郎が提供した万能ポーションで回復し、その後ミアの学友となる。シュレア屋敷、のちにベルダドニア屋敷に下宿。


ジェーン・ハリソン

ミスドニア王国の都ベルダドニアにあるダンジョンギルド本部から派遣されてシュレアダンジョンギルドの副ギルド長を務めている。一種のキャリア。年齢は20代。


ビクトリア

シュレアダンジョンギルドに所属するダンジョンワーカー。初めてシュレアに訪れ言葉がしゃべれず困惑状態の一郎を気遣いジェーン・ハリソンに面倒を見てくれるよう頼む。その縁で遭難時一郎が救助する。


ホイマン弟

シュレアダンジョンギルドの1級鑑定士


ドロシー・フォーレット

シュレア商業ギルドの不動産担当


ホイマン兄

シュレア商業ギルドの1級鑑定士


ハーブロイ

アキナ・ハーブロイの父親。染料商会、紅の旅団の会長



自動人形たち


アイン

元の主人に取り残された自動人形でやかたの管理責任者。


7号

館のシェフ


16号

館の給仕


ソフィア

ミアの教育係。


ヴァイス

シュレア屋敷のシェフ。


カリンとレンカ

ミアの護衛兼ご学友。レンカは銀髪でカリンは茶髪



フェアリーランド


フェア

フェアリーランドの妖精。女王。フェアリーランドの危機を一郎とタマちゃんに救われお礼に転移を一郎に教える。日本語はしゃべれないためテレパシーのようなもので会話する。



一郎が勇者召喚された世界。


オズワルド

勇者パーティーのひとり。賢者。アルサス神(英知の神)の信徒。


マリアーナ

勇者パーティーのひとり。聖女。


バレル

勇者パーティーのひとり。盾戦士。


イザベラ・ハイマン

勇者パーティーのひとり。弓術士。


ハイマン

勇者イチローを鍛えた上級騎士。イザベラ・ハイマンの父親。


ボーマス

邪神討滅、魔族討滅を掲げるエノラ教の大司教。作中一郎の夢の中の描写だけで名まえは出ていない。



サラバン

人族からは魔王と呼ばれる。国王にして偉大なる錬金術師。自ら創造したホムンクルスを眷属とする。彼の王国は人族による理不尽な侵攻を受け、最終的にサラバン自身、一郎に敗れ死を覚悟したが()世界に飛ばされる。

魔法工学にも精通しており、別世界で自動人形を作りだし、苦闘の末、転移装置を完成させ元の世界に帰還する。

帰還後、旧王国を拠点に大陸を短期間で統一しサバラン帝国と便宜上呼ばれる大帝国を築く。没後帝国は分裂。


セルジナ

国王時代のサラバンの創造したホムンクルス。親衛隊長。ブレードダンサー。4大魔人のひとり。一郎によって討ち取られる。


ヨールテル

国王時代のサラバンの創造したホムンクルス。将軍。4大魔人のひとり。一郎によって討ち取られる。



さらにおまけ。鑑定指輪レベルアップ後もあえて触れなかった未解読文章。


163話 (旧)館の書斎のメッセージ。原文。


『このメッセージを読む者よ。この机の引き出しに入っている指輪を使えばわれがここに残した全てを自由にできる』



167話 書斎の隣りのプライベートルームに置かれたメモ。原文。


『わが名はサラバン。

 わが王国を滅ぼしてしまった哀れな男だ。人族の遣わした勇者との戦いに敗れ、もはやこれまでと思われた刹那、われはこの地に立っていた。


 われはまずしもべを作り出し、この館を築いた。

 そしてわが秘術により眷属を作り出した。

 われはわが王国のある世界に戻るため研究を続け、幾多の実験を行なったが、いまだ成果は上がらず』


『目途は立った』


『ダメだった』


『この身は既に老いてこの先いくばくも生きられまい。

 あす最後の試みをなしてそれで戻ること能わざれば、全てを諦めわれはこの地で果て、眷属たちには自由に生きるよう命じるつもりだ』


『おお! ついにわが世界への道が開けた。

 われは眷属たちを率いてこの地を去り、われの本来の世界に帰還する』




最後までお読みいただきありがとうございました。

ブックマーク、☆、感想、誤字報告等みなさんありがとうございました。


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シリーズもの


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― 新着の感想 ―
ミアちゃんの解説、モブ扱い? 結菜は結局モブだった。 続編にも、少しだけ期待して、おきましょう。
完結おめでとうございます! 第1話から「一郎君は帰ってこれたけど、魔王は何処に行ったんだろう?」と謎が残ったままだったので、スッキリしました!ありがとうございます。 最近の一郎君は勇者時代の夢を見な…
ラスト更新お疲れ様です。 完結、おめでとうございます!良い意味で「俺達の戦い(?)はこれからだ!」という終わり方だったと思います。将来長谷川くんは結婚とかするんだろうか…というとこだけ気になりました…
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