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愛を教えてくれた人

明け方に叩き起されついて行った先には俺たちが壊した病室のドアがあった。


「いつもお前らは派手にやってくれるな。」そう教官が言い残し部屋へ入っていった。

後に続くと、

「先程息を引き取っていた。

……こいつらは本当にお前らを大切に思っていた。それを忘れるな。」そう言い残し病室を出ていった。


「……よかった、」カイアルがぼそっと発した気がした。

初めてここに来たあの日。

カミエルが優しそうによろしくと微笑んでくれたことを思い出した。

上級生に喧嘩を売られたあの日。

ソラスが一緒に戦っかってくれたことを思い出した。

涙が溢れ出そうとしている時、2人の手が重なっているのが見えた。

なるほど、そうだったのか。

恋愛も何も分からない10歳の俺だけど、そこにはちゃんと恋があって、愛があって、互いに超えることはしない壁があったことがわかった。


カイアルはいつから気づいていたのか聞くのは野暮だと思ったから、俺は気がついていないまだ未熟な弟のフリをすることにした。


今回の遠征で殉死したのは最上学年90人中6人だった。

俺たち国家の犬は国に命を捧げ亡くなった養成員、文官、警備隊、奪還隊、達は1年に1度行われる祭事フラワーで弔われることになっていた。

6人を送別するのは2ヶ月後に行われるフラワーだと発表された。

カミエルとソラスの関係を知ってより豊かな恋愛の視野をジャスは手に入れました。

これが大切なんです。

もうすぐジャス恋愛編突入します!


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