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ミューゼルが泣いた日  作者: 月ノ葉森羅
第一章 森の妖精と、薔薇の城
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第一章 森の妖精と、薔薇の城(2)

 なんだか狐につままれた気持ちのまま、ソラは城を目指して歩いた。

 城は、小さくはないが、圧倒的に大きいというわけでもなく、石の壁には白い薔薇が優美につたっていた。扉や窓には花や草木がモチーフの繊細な飾りが施され、何処かの星のお姫様が、自分だけの隠れ家として作ったような、秘密めいた雰囲気をまとっていた。

 城の前は庭園になっている。ここにも白い薔薇が柔らかに咲き誇り、噴水が日差しを受けて煌めいていた。噴水の中央には、ギリシャ風の衣装を纏った少年の彫像がある。背中に羽根があるところを見ると、妖精なのかもしれない。

 さっきの男の子の正体、この彫像じゃないだろうなー、と、ソラが腕を組んだ時、


「やあ、来たね。待ってたよ」


 ツイードのジャケットを着た男性が、にこにこと現れ、ソラに声をかけた。


「ちょうどお茶のテーブルの用意が出来たところだ。一緒に三時のお茶を頂こうじゃないか」

「まだ午前中ですけどねー」

「何処かの星では、午後の三時さ。さあ、どうぞ」


 男性ーーゾイア教授は、ソラに腕を差し出した。やれやれと肩をすくめて、ソラは、教授の腕に自分の腕をからめた。


「ねえ、ゾイア君、今年いくつになったんだっけ? 75歳? いくつになっても、気障なこと言う癖は治る気配ないのね」

「そうかね。そんなに気障なことを言ってるかな」

「言ってるよー。まあ、いいけど。それよりさ、なぁに、この森。このお城。あの銀色のカタマリのどこに、こんな空間が隠れていたの? 上に登る滑り台なんて、変なものまで作ってさ。どういう仕組みになってるの?」

「まあ、この学園の仕組みは、おいおい分かるだろうよ。毎日通っていればね」

「毎日・・・ねえ」

「通うしかないだろう? だってここは、君の職場になるんだから」


 庭園のテーブルには、お茶の用意が整っていた。ソラを座らせると、ゾイア教授は慣れた手つきで、銀のポットを持ち上げた。白いカップに、すみれ色のお茶が注がれる。砂糖衣のかかったケーキの皿をソラに回して、ゾイア教授はさて、と微笑んだ。


「さてまずは、君がここの理事長になった経緯を聞かせてもらうじゃないか」



 ☆


 経緯っていうか、原因はいつものように、パパなんだよね。


 あたしは、ひょいと肩をすくめた。


 うちの揉め事のすべては、パパに原因があると言って、過言じゃないとあたしは思うよ。まず、あの人、仕事ってものをしたことがないじゃない。一応この学園を卒業した秀才らしいけど、同じことをコツコツ続けることが出来ない人だよね。俺の職業は宇宙を放浪することだって、49歳にもなって真顔で言う人よ。うちのグループは一族経営だもん、生まれた時からグループのトップに立つことが決まっていた人なのに、その責任、ママに丸投げしてさあ。


 ああ、うん、そうらしいね、優秀な人材を見つけてスカウトするのだけは、天才的に上手いんだってね。でも、それ、パパが旅先で出会って、気に入った人を連れてきただけだよ。友達を家に連れてきたノリでさ。連れてきた後の面倒は、全部ママに押し付けて、またどこかに行っちゃうんだから。


 それに知ってた? パパ、いつも、とりあえず船賃だけ持って家を出て行くの。あとは適当に、何処かの星の人と仲良くなって、食べさせてもらったり、お酒飲ませてもらったり、行き当たりばったりで旅しているのよ。あたし、割と大きくなるまで、それが当たり前だと思っていたわ。どこの家のパパも、そんなもんだと思ってた。


 で、ママがあたしを、パパみたいに生きちゃいけませんって、厳しく育てたのは知っているでしょ? あんな生き方は才能ある人しか出来ないんだから、真似しちゃダメだって。ところがあれだけ言ったのに、あたしはパパみたいな生き方をしてる・・・と、ママには見えるらしいんだよね。


 いやいや、あたしのしてることなんて、たいしたことないでしょ。あたしの放浪生活なんて、たった二年だよ。まあ、あの、大学の入学式当日に、ふらっといなくなったのは、まずかったかもしれないけど。うん、音信不通なのも悪かったかもしれないけどさ。だって通信が繋がったら、ママ絶対怒るじゃん。だから、ね。こうしたいなあって思った欲求に勝てないところ、それもあまり人がやらないことであればあるほどやりたくなっちゃう気質は、確かにあたしとパパそっくりなのかもしれないけど。


 それでもさあ、一度は帰ろうかなと思って帰ったら、ちょうどパパも帰ってきててさ。そりゃ、お互い、旅の話で盛り上がるでしょ。ママが仕事でいなかったから、二人で昼間からビールあけて、ワインも開けて、次は何処に行こうかってワイワイやってたら・・・疲れ果てたママが帰ってきたのね。


 どうも、一族のおば様達に怒られたみたいなんだ。いつものことだけど。おば様達、あたしやパパのことはすごく可愛がってくれるのに、ママには風当たり強いんだよね。ママは、あたしとパパがふらふらしてる分、会社のこと全部引き受けてくれてるのさ。あんまりいじめちゃ、かわいそうだよね、ママはよくやってるよ。


 ・・・なーんてことをね、お酒も入っていたあたし、気持ち良く熱弁したわけよ。パパもそうだ、そうだって、楽しそうに合いの手入れてさ。そう、二人だけで盛り上がったのも、今にして思えば、悪かったんだと思うのよ。


 ママは俯いて、黙っていたんだけど、顔を上げた時・・・真っ青だったの。真っ青で、鬼みたいな顔であたし達を睨んだ。そして、『・・・ふざけんな』って、言ったのよ。ドスの効いた声で。いつも綺麗で、冷静で、淡々と人を論派するのが得意な、あのママがよ。あたしとパパ、怖くて、思わず抱き合っちゃった。


「・・・ふざけんな、クソババア。てめえらの手に負えない悪ガキ二人の面倒なんか、これ以上見てられるか。悪ガキを好きな時に猫可愛がりするだけのお前らに、あたしの苦労が分かってたまるか。どうして二人とも家を出て行ったんでしょうねえ、だ? こいつらが出て行ったのに理由なんか、ねえよ。ただ、ちょっと、どこかに遊びに行きたいなあ♪、くらいの軽い気持ちで、大事な会議も、入学式も、すっぽかしたに決まってるだろ。ウキウキとスキップしてスペース・ポートに向かう姿が、お前らにだって容易く想像出来るだろーが。

 ・・・ふざけんな、クソババア。てめえらの大事な『メグル君』(あ、これ、パパのことね)がすっぽかした仕事をこなしてきたのは、誰だ。グループの経営に加えて、星迴学園の理事長まであたしに押し付けて、挙句に、『雫さん、由緒ある星廻学園の学力が落ちているのは、あなたのやり方に問題があるからじゃないですか』だぁ? こっちが夜も寝ないで作った学園の運営報告を、溜息ついて眺めながら、『あのねえ、雫さん、夢木グループの一番の財産は、お金ではなく、星廻出身の人材なんですよ』だぁ? 

 じゃあ、どうして、星廻出身のあたしに向かって、この役立たずって顔向けるのよ。どいつもこいつも、あたしがフツーのサラリーマンの娘だってことが、そんなに面白くないのか。誰のおかげで、てめえらの大事な『メグル君』が好き勝手出来てると思うんだ。メグル君の代わりに、星の数ほどある会社を取りまとめているのは誰だ。誰のおかけで、この太陽系の経済が回っていると思ってんだよっ!!」


 いやぁ、さすがに、ママもストレス溜まってたんだなあって、あたしはしょんぼりしたよ。ところがパパったら、『じゃあ、辞めよう!』って、明るく言い放ったのよ。パパお得意の、素敵にキラキラした笑顔で。


「ね、雫ちゃん。会社の経営も、学園の理事長も、面倒な親戚付き合いも、今日で終わり! 雫ちゃんは自由だよ! 素晴らしいだろ」

「・・・す、素晴らしいって、あなた、そんな簡単に」

「やだなあ、あなた、なんて。さっきみたいに名前で呼んでよ、メグル君、って。久しぶりでうれしいな、雫ちゃんの、メグル君。うーん、大学時代を思い出すなあ。ねえ、初めて会った時のこと覚えてる?」

「忘れるわけないでしょう、入学式の日にチャラチャラとナンパしてくるような人のこと。なんていい加減な人だろうと思って、でも、なんだかドキドキして――って、だから、今はそんな話じゃなくて!」

「だって、雫ちゃん、カッコよかったんだもん。誰も私に近づかないで!って、一匹狼みたいにクールな雰囲気満載でさ。思わずナンパしたくなるじゃない」

「あなたの思考が、私は未だに良くわかりません。そういう時は、近づきたくないって思うもんです」

「だって、一目で好きになったんだよ。俺、その人がどういう人が、初対面で分かるんだ」

「そうやって、連れ帰ってきた人材を、誰が面倒見てきたんだと思ってるんです!」

「でも、みんな優秀だったろ?」

「優秀になるまでは、大変だったんです」

「でも優秀になった。学園の話はさておき、夢木グループの利益は、この十年で10%上がったはずだ。だから、もう雫ちゃんの役目は終わり」

「私と・・・離婚するってことですか」

「どうしてそうなるのさー」


 パパはケラケラ笑うと、ママのことをぎゅっと抱きしめた。

 

「そうじゃなくて、雫ちゃんはもう夢木のことなんか考えなくていいってこと。これからは、俺のこと、メグル君のことだけ考えていればいいんだって」

「・・・え?」

「旅に出よう、雫ちゃん。俺と一緒に、ずっと、ずーっと遠い星まで。約束しただろ、結婚する時」

「その約束は破られましたけどね。遠くに行ったのは、あなただけです」

「破ってないよ。これから果たすもん。俺、雫ちゃんと一緒に旅に出たい」

「ふざけないで、あなたは」

「メグル君」


 パパは、にこっと笑って、訂正した。あの顔されると、親戚のおば様達は、みんなパパの言いなりになっちゃうんだよね。もちろんママも。


「メグル君って、呼んでよ」

「メグル・・・くん」


 ママは、思わず呟いた。そしてほろっと涙をこぼしてーーパパにぎゅっと抱き着いた。


「メグル君・・・メグル君。あたしもう、疲れたの。地球なんか、もう出て行きたい。太陽系なんか出て行きたい。ずっと遠く、名前も知らない星系に行きたい。メグル君と一緒に・・・行きたい」

「ん、一緒に行こう」


 いや、この時にね。なんか、イヤーな予感はしたのよ。この流れで、ホントにママがいなくなったとして、よ。経営のことは、まあ、どうにかなるかもしれない。でも、星廻学園のことは、どうにかなる・・・のかなあ?、って。

 星廻のことは、ママが一人で頑張っていたような気がするんだけど。あたしがいない二年の間に状況は変わったんだろうか。もし変わっていなかったら、ママが旅に出た後、誰が学園の理事長になるんだろう。まさか・・・ねえ。すると、ママは首を横に振って、


「でも、行けない。あたし、星廻の理事長だもの。学園を放っていくわけには」

「だよね! やっぱり学園のことはママじゃないと!」


 あたしは、力一杯頷いた。が、なんとなく嫌な予感から抜け出せて、ほっとしたのも束の間、


「ソラにまかせればいいじゃないか」


 パパが、ぬけぬけと言ったのよ!


「ソラはもう21だし。そろそろ仕事を始めてもいい頃だろ」

「パパ! それ、仕事をしたことのないパパが言うの!?」

「大丈夫だって。ソラなら出来る。パパの人を見る目は確かなんだから~」

「出来ないわよ。適当なこと言わないでよっ!」


 ところが、よ。ママが急に冷静な目になって、あたしを見たのよ。


「・・・そうね。ソラなら、出来るかもしれないわね」

「ママ?」

「だって、ソラ、学校が大好きだったじゃない。忘れないわよ、あなたが小学校三年生の時の参観日」

「小学校三年生? いきなりそんな昔のこと」

「あなたは元気に、作文を読み上げたわ。――私は、学校が大好きです。友達は、みんな私のことを好きだと言ってくれるし、先生もお前は大したやつだと、ほめてくれます。勉強ができなくたって、ソラは元気で優しいから、それでいいんだとみんなニコニコして、言ってくれます。学校にいると、わたしはとても幸せです。うちに帰ると、まったく逆になります。お母さんは、私のことをしかるのが好きみたいです。何でもへらへらしてごまかすなと、一日に十回は言います。勉強もちゃんとしなさいと、一日に二十回は言います。おとうさんは、昨日からまたどこかに旅に出てしまったので、フォローしてくれません。わたしは、なかなか大変です。でも、学校にいれば、みんなが私のことを好きだと言ってくれます。私もみんなが大好きです。今夜から学校に住めたらいいのになあと思います。大きくなったら、学校に住む人になろうと思います」


 そんな昔の作文、よく覚えていたと思わない? あたし、全然覚えてないのに。うわ、なんでゾイア君、あたしのこと責めるような目で見るの? ママが気の毒に、って? 気の毒なのは、その後のあたしだってば!


「といわけで、ソラの望みを叶えましょう。今日からあなたは、星廻学園の理事長です」

「ちょっと待って! いくらママがワンマン経営者だからって、そんな勝手なこと・・・!!」


 やばいと思って、口を押えたけど、もう遅い。

 だから、悪かったって、思ってるってば。おば様達が、ママの経営手腕をやっかんで、ワンマン経営者だって悪口言ってること、あんまりだなって、あたしだって思ってたわよ。夢木の役員は一族のおじ様達で占められてるけど、みんなのんびりお坊ちゃま育ちで、ママの決めたことに一切口出ししないらしいし。旦那が義理の姪の尻の下に敷かれてると思えば、腹立たしくなる気持ちも、分からないでもないんだけどさ。

 うん、だから、そこまで分かっていて、ワンマン経営者なんて口走ってしまったあたしが、悪かったってば!


「・・・そうね。勝手に、やらせてもらいますとも。どうせ私は、とっつきにくくて、可愛げのない、ワンマン経営者ですから」


  ママは銀の腕時計を外すと、あたしの手首にカチャンとはめた。


「おめでとう、これであなたは、星廻学園の理事長に就任しました」

「はい?」

「この時計は、代々受け継がれてきた、理事長のあかしです。学園のデータ全てが、この中に入っています。くれぐれも無くさないように。まあ、解除のパスワードは私しか知りませんから、外そうたって外せませんから。失くす心配はありませんけど」

「え、ええ!?」

「では、ごきげんよう。私はこれからスペース・ポートに行きますから。後はよろしく」


 ママは、パパの腕にしがみつくと、言葉をなくして立ち尽くすあたしのことを、キッと睨んだ。

 パパは、げらげら笑った。


「いいねえ、雫ちゃんの行動の早いとこ、俺、大好きだよ。じゃあ、まずは、セテルカテル星系でも目指そうか」

「何処でもいいわ。太陽系以外なら」


 ママは夢見るようにパパに寄り添い、そしてそのまま、いつものグレーのスーツ姿のまま、旅立って・・・しまった。


 ☆


「まあ、旅は、君やメグル君の特権じゃないからね。ここは、気持ちよく見送ってあげようじゃないか」

「見送れないってばぁ」


 すみれ色の紅茶を愉しむゾイア教授を、ソラはうらめしげに見た。教授はおかしそうに、


「ふうん。でもソラも、よく逃げずに、ここに来たね。雫ちゃんから、君に理事長を譲ったとメッセージをもらった時は、どうなることかと思ったけど」

「出来ればトンズラしたかったけど、この時計したままじゃ、無理だもん。星廻学園の大事なデータを持ったまま逃げるなんて、さすがにマズイと思って・・・」

「どれ、ちょっと見せてごらん」

「え、もしかして、ゾイア君、この時計の外し方知ってるの!?」

「一介の科学者が、そんなこと知るわけないじゃないか。素晴らしい細工だから、よく見たいだけだよ」

「・・・そんなあ。もしかしてゾイア君なら、と思ったのに」


 ゾイア教授の肩書きは、星廻学園回線工学部統括部長である。一介の科学者というには立派過ぎる肩書きと実績を持つ彼なら、この時計を外してくれるかもしれないと期待して、ソラは教授のお茶の誘いを受けたのだ。


「僕はね。ソラがここの理事長になるのは、悪い案ではないと思っているよ」

「ええ? ゾイア君まで何を」

「雫ちゃんはね、どうすればみんなの学力を伸ばせるだろうと、とても真面目に考えていた。あんまり真面目に考えすぎて、この学園は少し窮屈になってしまったからね。ガス抜きが必要なんだよ。適当とか、気紛れとか、そういう遊び心があった方が、人生は楽しいからね」

「それは、あたしが適当で、気紛れで、遊んでばかりいると・・・」

「違うのかい?」

「う・・・違わない、けど。でも、あのね。学園の中に、森とお城を造った人に言われたくないんだけど。これこそ、ゾイア君が、遊びで作ったんじゃないの? ただお茶会をするためだけに、とか。ビジュアルが完全にゾイア君の趣味だもん」

「ふふー、いいだろう。この森の半分はホログラムだが、半分は本物の草木なんだよ。癒されるよねえ」

「このお城は? まさかこのお城が、ゾイア君の研究所ってことは」

「研究所兼住居だよ。古城で暮らすのが、僕の昔からの夢だったんだ。素敵だろう? シュロス・ロゼというんだよ」

「はあ・・・」


 ーー古城で研究する科学者なんて聞いたことないや。遊び心なら既に十分あるじゃないか。

 ソラはむくれて、あ、そうか!と、手をたたいた。


「なんだ、そうか。じゃあ、あの子もホログラムか」

「あの子?」

「違うの? じゃあ、アンドロイド? ずいぶん綺麗なアンドロイドね。おじいちゃんの手作り?」

「ソラ、もしかして君は、ミューゼルのことを言っているのかい?」

「ミューゼル? 誰、それ」


 どうにも二人の会話が嚙み合ない、その時。


「ゾイア教授。俺、やっぱり、この城で暮らしたい」


 ソラが出逢った、さきほどの少年が現れた。

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