第14話 絶を
ヴァレリーナの持つ小さな宝石を見て、
アクシデントが発生したと報告する仲間のことを信じ、
例のドラゴンの幼体を閉じ込めた場所に向かう。
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ミラが屋敷に辿り着いたら
魔物の死体と
焼け焦げた廃木材と化した建物と
血だらけの警察や騎士がそこにいた。
警察も騎士もそれぞれ巡査や男爵といったクラスもいたが
いずれも血だらけの服を着て無傷でいる。
全員完治していたのだ。
いったい誰か彼たちを治療したのかは知らないが
敵はありえない、だってメリットがないもの。
しかも、相当な腕の持ち主であることは間違いはない。
「それにしても、凄いわね
治療魔術は私と同じかそれ以下だろうけど。」
領主は既に逃げたことを確認するとミラは
再び地を駆け巡る。
この異様な魔力の持ち主を探すため。
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いったい何が起きているのかは知らないが
目の前に人が殺されると思ったら思わず体を動いてしまった。
どこかの屋根に衝突しまった俺は化け物の爺から逃げた直後
空に轟音が鳴り響いて上を見ると魔物たちが落ちてきた。
魔物は俺が居た建物にも落下した。
住民は避難しているけど
もし、あの中に人が居たらすぐに家ごと潰れて死んでしまうだろう。
魔物たちは当初はおとなしくしたがタイミングぴったりに町で暴れ出した。
温和は魔物たち殺し、
アイテムボックスにしまいながら殺しまくり
助けた人をいたが
逆に怯えてしまい
温和は気にすることもなく魔物を狩り続けた。
「いったいどれくらいあるのだ
多すぎて数える気もしない。」
切った魔物の返り血ごとアイテムボックスに入れ
穴を開けた魔物は悲鳴を上げながら死亡し、
アイテムボックスに入れては満タンにする
この繰り返し。
「!!!」
騎士たちは両手剣を振りかざし魔物を殺すが
「くそキリがないぜこいつら]
数の力は大きく
多数の負傷者を出している。
騎士と警察は避難誘導を済ませた避難所を守るために
魔物退治に精を出し、
冒険者は巨大な魔物を討伐、
騎士と警察、冒険者たちは絶妙のコンピレーションを生み出し
この絶望的な状況を切り抜こうとする。
「凄いな、
もうあの人たちだけでいいじゃないか」
温和は魔物を狩りながら
この都市を守っている人たちに称讃する。
この都市はいいところだ。
あんなに必死になって守っているもの。
「ときとき、俺にも攻撃が。」
現に今、俺の後ろに火球が辺り
みんなは俺を敵として認識しているらしい。
「こんな、頑張っているのに」
それも致し方ない。
俺は魔物。
他人から見ればただの魔物。
俺が狩りにしか思わないだろう。
「マナスル」
『告』
俺は周囲の建物をマナスルに調べ上げる。
マナスルの性能は凄くこの建物の内部構造も把握できること
まあ、時間をかかるが。
しかたない。
それから、およそ一時間都市をまること鑑定し
その中に不自然な建物を見つける。
魔獣を騎士に任せて
見つけた建物の中に入り
捜査する




