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転生したらカマキリになってしまった。  作者: ネシエル
第一部 異世界編 第一章 トルマリン消失
13/14

第13話 症より

警報が鳴る前。




この青の理想都市(ブルーアイランド)は世界有数の大魔境

シンメルト大魔境に接している。


国にも等しいほどの森林や自然が立ち並ぶ

この森の最果ての地で作られた目的は二つある。


一つは生態系の調査や保護。


もう一つはスタンピードを阻止だ。


今、やっているのがスタンピードを止めるために大活躍した大砲を

騎士団や世界警察と一緒に点検をしている。


外側を守っているのは冒険者や騎士団、

後は警察だか、まあ、彼らは犯罪など対人専門家であり

事実上冒険者と騎士団だ。


今回はかなり少数のスタンピードであり

希少種が混じっているイレギュラーであったか

今回も犠牲者ゼロだった。


スタンピードも数年に一度の確率で起き、

前回は今からおよそ七年前。


それほど長い期間であったが

それでも、騎士団は衰えない。


冒険者も狩りと定期的な合同訓練のおかげで

頼もしい味方だ。


今回もまだ、早く終わればいいと私は思う。


「ねえ、これ終わったら飲みに行かない」


「お、いいねえ。」


「行こうぜ、行こうぜ、さっき見た俺の晴れ晴れしい活躍を

自慢しちゃうから」


「やめてよ、つまらないから。」


「こらこら、おしゃべりしない。」


隊長各の騎士がやってきて注意した。


「ねえ、隊長。

俺、早く帰りたいよ」


「だめだ。今は俺たちの二番の出番だぞ。

他の班が戻っているスキにまだ、魔物がやってきたらどうする。」


「でも、スタンピードはそこまで、連続でやってくることはないでしょう。」


「だかやってこないという保証はないでしょう。」


「そうですけど、今から休みたいよ。

スタンピードだってそう簡単にすぐには来ないよ」


「ブンブン」


「何だ!!!」


「おいおい、まじかよ」


「スタンピード、スタンピードの群れを確認。

直ちに全部隊出動せよ。出動せよ。」



△▼△▼△▼△


一体誰か予想していたんだろう。

スタンピードがここまで早く再発する何で


「おい、大丈夫なのか。

二番の奴らは」


先に休憩にしに行った騎士団と冒険者たちはお互いの情報を交換した。


「わからない。飛竜隊の報告によれば

数百単位の魔物が群れをなしてこちらに向かってきているという情報だ。

中には危険度ランク六の魔物も混ざっているそうだ。」


「ランク六だと!!!」


ランク六


完全武装した街を単独で全滅するほどの力を持つ魔物。


出会ったら即逃げることが鉄則の超危険生物。


討伐するのに軍隊を差し伸べなくちゃいけないレベルだ。


「それじゃ、急いで行かなくちゃいけないな。」


冒険者は急いで外壁に行く。


いくらボランティアだからといって

彼もこの都市がスキだからな


「武器もギルドで取ったし

いちょう、暴れてみようか」


それは無理だ


「おい。」


「何だあれは」


皆、走るのをやめて空を見た。


空には模様、いや魔法陣が刻まれていた。


異なる魔法陣が重なり

一つは黒、その上には白の魔法陣がある


「何なんだあれは」


冒険者もたち止まった。

明らかな異常事態。


すぐに、周辺の騎士団に魔術具で知らさないと

一人の騎士が知らせようとするが。






△▼△▼△▼△





「無駄だ。

もう遅い。

覇雷襲(はらいしゅう)



遥か上空にいる者は振りかざした。


空を見たものは最初に思ったのは黒だ。

次に雷だ、その後は黒雷だと。



黒雷は都市を覆う結界に直撃した。

周辺に飛行する竜たちはその音に驚き、

それはこの都市に住むものを驚愕した。


「馬鹿な、設計では竜の息吹でも耐えられる

と言ってたじゃないか。」


「うろたえるな。まずは上層部に報告を」


この中で一番偉い隊長格の騎士は周りを落ち着かせて

状況を把握し、指示を出そうとするが


「隊長、魔法陣がまた大きくなっている。」


空にあった黒の魔法陣は消え

残った白の魔法陣は光だし拡大する。


そして、消えた。


「おいおい、まじかよ」


「!!!全軍!!!

退避!!!退避」


隊長格は目の前の出来こどを理解できなかったが

体は動くことは出来た。


退避、実に良い判断だ。


この状況でもそれを出来たから。


なぜなら


「嘘、魔物が・・・

空から・・・降って来た」


魔物の大群は森から都市の空に現れて

その巨体を利用して押しつぶしてきたのだった。




△▼△▼△▼△


魔物の大群はほどんどが家などの建物の上に衝突

不幸中の幸いなのか落下時の衝撃によって

およそ半数の魔物が死亡したが、

生き残った強い魔物だけが残った。


「嘘だろう。」


騎士の一人が恐怖で満ちた声で叫び

現実逃避をしている。


「くそ、転移魔術か、

いったい誰の仕業だ。

おい、お前ら警戒しろ。

手出しするなよ。」


落下した魔物たちは衝撃の影響なのか

一切動いていなかった。


何もせず、生きていることは間違いないが

動きがなく何もしないことが不気味の雰囲気を作り上げている。


「どうして、動かないんだ。」


「わからない、ただ事ではないと思うが、

命令が来るまで待機だ。」


「ああ、迂闊に手を出したらヤバイ、

ほら、あの硬さと凶暴さが

売りのブラギリスがあんなにおとなしくしているよ」


騎士は黒い鱗で覆われている二足歩行の竜を名指しすると


「がああああああああああああああああ」


「な、なんだ」


「「「「「「がああああああああああああああああああああ」」」」」


周囲の魔物が一斉に咆哮をし、

この青の理想都市(ブルーアイランド)を覆いつくす。


「があああああ」


「ブラギリスがこっちにやってくる。」


「ダメだもう間に合わない」


黒い竜が人を否、

屋敷を襲う前に空から白く輝く光により首を切断された。





△▼△▼△▼△



首を切り落とした竜の上に降り立つ人を皆は見た。


女すら魅了する美しさを誇るエルフは両手に持つ魔剣を構えて

戦場を駆け巡る。


△▼△▼△▼△



青の理想都市(ブルーアイランド)は様々な施設がある。


商業施設や移動用のどんでも大砲。

そして、この都市を収める領主の住む館を

今、何故か魔物たちによる集中攻撃を受けている。


「くそ、なぜこいつら領主様が住む屋敷をばかり狙う。」


「おい、もういい、領主様は避難した。

撤退するぞ。」


屋敷には役員とそれを護衛する騎士や警察が居たおかげて

中庭が魔物たちの死骸で埋め尽くし、

低ランクの魔物だから重傷者こそ出ているものを

未だ誰も死んでいない。


高ランクの魔物たちは今、

高ランク冒険者と騎士たちによって対応している。


幸い、狙われているのは領主の館のみで避難所には行っていない。



全員、撤退した後

屋敷から空高く舞い上がる黒雷が登りあげた。


△▼△▼△▼△



ミラは空に飛んでいる。


翼があるわけではない

超人的な脚力により遥か上空に優雅に飛ぶ竜を倒したのだ。


飛竜を倒し、

これで、目に見える範囲の魔物を倒した。


地上の魔物たちは空にいる飛竜隊によって殲滅されるだろう。


魔物たちは人を襲うことなく

この都市にある領主の館に向かう、

魔物の群れを両手に持つ魔剣で切り落とした。



ミラの周りに無数の魔物の残骸が残り、

残りの魔物を倒すために屋敷に向かう。


△▼△▼△▼△


黒雷が天に上り焼け焦げた屋敷から

美しい金髪の美少女が現れた。


「レイナックル、宝石は手に入れた撤収するぞ。」


「わかりました。

だか、その前に少々厄介なことが起きました。」


「何。」


「例の場所に侵入者が入っています。

私、また、やりたいことがあるので頼みますよ。」


切られた魔術具に女は何か考えるがすぐに手放す。


「な、なぜ、ここに居る。」


「あら、起きていたのね。」


女は地面に倒れている警察官に意識を傾ける


「闇の象徴。ヴァレリーナ・フィナーパーク」


「大幹部もつけてね」


警察官に蹴りを入れて気絶させた。



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