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ACADEMIC LIFE  作者: 一聖
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NEW OPEN

さて昼だ。昼といえば学食のリニューアルオープンだ!

念話でみんなに話しかける。


「みんな、どうする?僕はクラブハウスで控えるけど。」


「俺もそうする。」


「俺は工場のチェックに行く。」


「私は制服のチェックとホールスタッフの方達の動きのチェックに。」


「私もですね。」


「私と優は厨房の様子を。」


「私は学園長が来ますので、同席します。」


「席のリザーブは?」


「してあります。」


「よし!それじゃあ、がんばろー!」


諭吉と才蔵とクラブハウスへ。


「リング、昼食をお願い。」

「承知しました。」 食堂に4面モニターが設置してある。


「さて、どうなるか。」


「特に宣伝とか告知とかしてねーんだろ?」


「うん、まずは常連を驚かせたくてさ。」


「来ましたぞ、思いっきり戸惑ってござる。」


「ホールスタッフが説明するさ。制服いいね、さすがキリコ。」


「男子は白シャツにベストか、あれにジャケットを羽織れば執事だな。」


「女子は基本、同じだけどリボンが可愛いね。」


「むっ。あれは・・・リング、ズームしてくれ。」

「承知しました。」


「見ろカエデ、遠くからはわからなかったが柄がある。」


「本当だ、チェックじゃないか。」


厨房モニターも見る。


「おお・・シェフもかっこいいな。渋いぞクランボさん達。」


「食べてる連中が号泣してる。」


「わかる!わかるぞー!」


ちなみに僕達はチャーハン。すげえ旨い。


「おっ、ベルお姉たま達だ・・・何だあの取り巻きは?」


「ああ、親衛隊じゃない?」


「ホールスタッフが緊張で強張ってござるぞ。」


「まずいな・・・キリコ。」


「了解しました。」


「キリコがベル姉達の接客に向かう。」


「あれ?キリコ、素じゃねえ?」


「本当だ。親衛隊が驚いている。そうか・・緊張返しだ。」


「何それ!」


「売店の方にも人が。あれボルタじゃん。」


「使いっぱしりは辛いな。昼飯くえんのか?」


「リング、このチャーハンでおにぎり作れる?」

「承知しました。」


「めちゃくちゃ買ってるぞ。」


「ベル姉達のギルドは金持ちだからね。」


「あっ、クランボさんが呼ばれた。」


「お褒めの言葉かな?」


「いや、どこのレストラン!」


「いや、最高の演出だ。クランボさんは既に顔見知りだ。」


「成程、堂々としててかっこいいな。」


「あっ、カーミラだ。」


「スズメがエスコートしてる・・・って、あいつも素だ。」


「いや、かえっていいかも。あれだと普段とのギャップが激しすぎて誰もスズメ

 とは思わない。」


諭吉がプルプルしだした。蘭お姉様が来たな。キリコが案内している、うまく

商談もまとめてくれるだろう。

ベル姉達が帰った後、急に学生が増えだした。無料だし美味いとわかれば

どんどん来るだろう。入りきれない学生は売店でレトルトを買っていく。

しめしめ・・・。


「カエデ、そろそろ仕込んでいたものが終わります。」


「了解。今居る人達で終わりにしよう。クローズの看板を出してちゃって。

 それと、みんなで賄いを食べてからクラブハウスへ。」


「わかりました。」


「アカリ、聞こえる?」


「はい、聞こえてますよ。」


「昼食は?」


「学食が混んでて・・・。」


「ボルタを見つけてクラブハウスへ。昼食は用意しておくから。」


「わかりました。」 すぐに2人は来た。


「カエデ、何だここ!」


「オマタクラブのクラブハウスだ。話は後でいいから昼食を食べて。」


「おお、ありがたい。食べそこなったんだ。学食のあのいい匂いは地獄だ。」


チャーハンおにぎりランチ、焼肉、スープ付き。


「美味い!」


「美味しいです!」


「他のみんなも学食で賄いを食べてから来るから、ゆっくり食べて。」


「学食、大盛況でした。」


「うん、見てた。何日かすれば落ち着くんじゃない。」


「あれはカエデ達がやったのか?」


「まあ、そうだね。」


「すげーなー・・・。」


「諭吉、話は違うが午前中の授業の件なんだけどさ。」


「授業がどうした?」


「おかしくなかった?」


「何がだ?」


「僕は槍斑だったけど、僕以外の連中は何でFなんだって感じだったぞ。」


「ああ、その事か。Fは学問より武道を頑張った連中が多い。Gはその逆で

 武道より学問。」


「そういう事か。」


「刀斑やべーからな。俺、死んじゃうかも・・・。」


「ボルタ、誰が居るのですか?」


「ユキチ、キリコ、スズメ、私。ここまではアカリ様もご存知かと。あと、

 スリルとキヨカ。」


「・・・ご愁傷様です。」


「カエデ、キヨカは藤家の縁者だぞ。」


「へえ、じゃあ新陰流なんだね。」


そんな話をしていると皆が帰ってきた。才蔵も厨房で洗い物なんかで

ヘルプに入ったからね。


「みんなお疲れー。ひと休みしてケーキがあるから。」


「おお・・・。」


「美味しい・・・ですがいつもと違うような。」


「最近、作ってなくてさそれはリンク君の所で買ってきたやつだよ。」


「パティシエが違うと味も違うんですねえ。」


「いや、僕はパティシエじゃないから。]


ゆっくりケーキとコーヒー。


「さて、新メンバーの紹介だ。」


「ボルタじゃん。」


「ボルタだな。」


「変態ですね。」


「ドМの・・・。」


「なんだろ?俺の印象って悲しくない?」


「オマタクラブはアカリ以外Fだしアカリもボルタの事は良く知ってる。

 何か紹介するのが恥ずかしくなったかも。」


「もっと悲しい!」


「リング、ボルタにここの案内と個室を。」

「承知しました。ボルタ様、こちらへ。」


「は、はい。」


「学食が無事にオープンしました。お疲れ様でした。ここから見てた分には

 うまくまわってたと思うんだけど、問題あった?」


「明日以降、確実に増える生徒達をどうさばくか?」


「上級生はともかく、下級生は午後から授業があるか。」


「ガーネットのパティスリーのように広くするしか・・・。」


「う~ん、ある程度にしておこうか。急に沢山の生徒を入れるようにするとさ

 今まで外に食べに行ってた連中を周りのお店から取っちゃうからね。」


「それも軋轢になりますか。」


「まあ、倍にはするからそれで様子を見よう。」


「入りきらなかった生徒がレトルトを結構、買っていきました。」


「売り上げの配分はどうします?」


「半分は関わってる人達のギャラに、半分は仕入れ用にキープして。」


「ギルドはまず帝都の2か所。各50で様子を見るそうです。職員の方が発注を

 くれたり取りにきてくれます。」


「それは助かる。」


「ブッシュクラフトは帝都分と神楽分で各100スタートにします。」


「大丈夫かな?」


「現状のレーションの売り上げを考えると逆に少ないんですが、作る方の負担を

 考えると。」


「その辺はどうなの?」


「ペースに慣れるまで、少し時間が欲しいです。」


「そうだね。」


「正直、春さんが居てくれればと思います。」


「了解、スケジュール聞いてみるよ。僕達は落ち着くまでクラブハウスで昼食は

 食べよう。」


「それと蘭様からなんですが、ファントムの隠蔽はしてるが100パーセントは

 無理だそうです。」


「それでいいんだよ。学生ギルドに多少情報が入った方が鍛冶部門に辿り着く。」


「確かに・・・。」


「受付はみんな、手伝って。今日の所はこんなもんかな。まじ、お疲れ様。

 なんか忘れてるような・・・。」


「カエデ!ここすげーな!」


「あっ。」


「なに?」


「い、いや、何でもない。」


「存在を忘れてましたね・・・。」


「ええ・・・。」


「ヒカミ、拡張はすぐできるけどテーブルと椅子は?」


「既製品ですので発注すればすぐに届けてくれますよ。」


「了解、じゃあ拡張してから帰るよ。」


「わかりました。」


「ボルタ、ここは自由に使って。それと悪徳鍛冶ギルドの件は手伝ってもらう。」


「んっ、ああ、あの・・・。」


「知ってんの?」


「ギルドの先輩に注意された。業物を使ってるんだったら狙われるって。」


「AとかBとか使ってる人が多そうですけど。」


「さすがに鍛冶ギルドも相手は選ぶだろう。」


「成程、ここに鴨が居るじゃないか。」


「カモですね。」


「カモです。」


「えっ、俺?」


「キリコ、スズメ。ボルタの実力を測ってくれる。」


「「わかりました。」」


「えっ!」


「面白そうですね。私も行きます。」


「ア、アカリ様まで・・・。」


「ボルタ、本気出さないと・・・。」


「出さないと?」


「死ぬぞ。」


「これクラブ活動!ちょっとシーゲル!」


「ご愁傷様だ。」


「ユキチ!同じ刀斑なんだから俺の実力知ってるだろ!」


「カエデが言っただろ。本気ださないとって。」


「・・・わかったよ、いいんだな本気だして?」


「ああ。」


「何かありますね・・・。」


「気づいてなかったんですか?エイル。」


「何にですか?」


「変態は半妖ですよ。」


「「えっー!」」 何でアカリまで驚いている?


「し、知りませんでした・・・。」


「ザイル、気づいてましたか?」


「も、もちろんにゃにゃいですか。」 あっ、噛んだ。知らなかったのね。


「優も?」


「えっ、はい。千疋狼ですよ、神居の狼系の長です。」


「なっ!お、お前ら何者だ?」


「何者と言われましても・・・私はカマイタチですけど。」


「「えっー!」」 アカリも驚いている。知らんかったのか。


「な、なんか俺・・・隠さないといじめられちゃうかなって・・・。だって、

 友達欲しいじゃん・・・。」


「ボルタよ、申し訳ないがレア度としては低いぞ。」


「そうなのか?」


「学園には結構いるからな。」


「まじ?」


「まじ。」


「あれですか、月とか丸い物見ると変身するやつ?」


「ワーウルフじゃねえから!」


「マルッと込みでよろしくキリコ、スズメ。お菓子作ってくるからさ。」


「「楽しみです。」」


「行きますよ、М。」


「ど、どこへ?」 Мで反応してるし・・・。


「訓練場に決まっています。」


「えっ、ちょ、ちょっと準備の心が・・・。」 逆な。


「男の子くせに往生際が悪いですよ。」


角を出したキリコがボルタを引きずっていった。


「い、いや~!つ、角~!」 ボルタに合掌。


「まだ、死んでませんよ。」 優は突っ込みを覚えた。


「さて、僕は拡張して帰るよ。」


「私と優は備品を購入してきます。」


「了解、諭吉。」


「わかってる、行こう。ヒカミ、優。」


「カエデ、拡張するのを見学しても?」


「いいよ。じゃあ行こ~か。」 ザイルと2人、学食へ。


「お疲れ様で~す。」


「おう、若!」


「ホールを広げます。」


「えっ?」


「後で諭吉達がテーブルと椅子を持ってきますので。」


「わ、わかった。」


「皆さん、お似合いですよ。」


「よ、よせやい!」


「じゃあ広げちゃおう。」


「私、どうしても時空魔法が苦手で・・・。」


「マッハは?」


「母様も課題と言ってました。」


「まあエクストラに近いからね。」


「やはり・・・。」


「近いってだけで完全なエクストラじゃないから修行すれば使えるようになるよ。

 うちの爺ちゃん、それだから。」


「イカルガ様も修行を?」


「いや~思い出したくないくらい。師匠は響さんていう天狐だったんだけどね

 厳しいのなんのって。」


「コツみたいなものはありますか?」


「そうだなあ・・・集中力のその先に到達する事だね。」


「その先ですか・・・。」


「終わったよ。」


「あっ、本当だ。念話しながらですか・・・。」


「まあ、この位はね。」


「す、すごいです。精進します。」


ザイルは修行すると言ってどっか行った。北の国かな?

帰って寝よう。菓子作りは夜でいいだろう。気配を消して校門まで。

クラブ活動の最中なのかそんなに生徒は居ない。

校門まで行ってバイクを出す。そんな気分なんだ、渋かっこいいぜ。

すぐにステルスしたけどね。


「ただいまー。」


「お帰りなさいませ、カエデ様。お荷物が届いております。」


「ありがとう。」


自室に行くと箱が山積みに・・・魔道銃だ。部屋が広くて良かったよ。

昼寝しようと思っていたがガンナー魂に火が・・・・。

ようし、いいだろう検品だ!




 

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