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板前 志村
「新井さん、精神科の片平です。」
片平先生…。すみません
いえ。新井さん、僕に新井さんの心の手当てをさせてください
簡単ではないと思います。新井さんのトラウマを取り除くのは
「片平先生、私のそばにいてください。」
良いですよ。僕と新井さんは運命の相手同士だと思います
僕は運命なんて信じる性質ではないですが。
クールすぎる典紀先生に惚れた。眼鏡に面長、白衣の担当医の先生で
紀州の紀の字が共通。男性恐怖症だった私が初めて惚れた人。
それが典紀先生であった
有紀さんの弱いところを見てから、助けたくなっていた
彼女が退院後、恋人として彼女と会った。
「おお。帝都医大精神科のスーパーエースか。」
誤解です。僕はまだ勉強の身です。志村さんでしたよね。
有紀さんからおいしいお寿司を握る職人さんとしてお伺いしております。
良いねぇ。謙虚なところが気に入った。好きなネタ言ってくれ。
「では、はまちを。」
おいおい。いきなり出世魚か。
割烹着の板前 志村大介は六十代を前にしていた
「先生、ミカンぶりって知ってるか?」
愛媛でしたよね?




