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華麗な暗殺者  作者: うずな せつか
第一章
6/37

(5)終了

今回はちょっと長くなりました‼

嬉しい~‼

サラは家へと戻るとびっくりしている

オリビアとクロードを無視して、

自分の部屋へと入った。

暗殺者とは万に通じているもの。

なのでサラはほとんどのことをプロ並みに

こなすことができた。もちろん変装もできる。

サラはクローゼットをごそごそとあさくり

変装道具を引っ張り出してきた。

そして20分もすると全くの別人になっていた。

サラは金髪碧眼猫目の美少女。

変装後は茶髪茶色の目に垂れ目の十人並みの少女。

サラは準備ができるとさっさと家を出た。 

サラの家とターゲットの家は

徒歩30分程度だ。

サラはいかにもお使いでーすという感じで

歩いていった。

しばらくすると目の前に趣味の悪い大きな屋敷が

現れた。(趣味悪っ!!)

サラはそう思いながら躊躇いなく屋敷へと

近付いて行く。

なぜなら今のサラはターゲットの姪のカナリア

だからだ。

「お母様からの言いつけでおじ様に会いに来ましたわ。

入れてもらえるかしら?」 

「カナリア様ですね?旦那様はただいま

執務室にいらっしゃいます。ご案内致しますので

ついてきていただけますか?」

そういうと執事は歩き始めた。

おとなしくついていくと目の前に最も

きらびやかと思われる部屋があった。

「旦那様。カナリア様がお会いになりたいと。

入れてもよろしいでしょうか?」

「・・・入れ。」

そう返事があると執事はすっとドアを開けてくれた。

私が部屋に入るとそこには先程サラをさらおうと

した男が座っていた。

「どうしたのだ?カナリア」 

「おじ様?お母様から言付けがありまして。

それを伝えに来ましたわ。ですがその前に

お茶を淹れましょうか。」

サラはそういうとサッと紅茶を用意した。

普通貴族はこんなことはしないがカナリアは

することは情報として手に入っている。

「どうぞ。召し上がってくださいませ。

疲れがとれますわよ。」

サラは薦める。

ターゲットは何の疑いもなく紅茶を口にした。

・・・直後。ターゲットは苦悶の表情を浮かべて

崩れ落ちた。

ここでまた一人の命が失われた。

もうわかっていると思うが、紅茶に毒を仕込んだのだ

特別に調合した病死に見せかけられる毒だ。

サラは証拠を徹底的に隠滅し、仕事を終えた。


こうしてサラの仕事は終わった。


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