(4)再挑戦
1話1話短くてすみません(泣)
時間がないのです。
時間があるときはきちんと書く予定なので・・・
「おい。大丈夫だったか?」
男がサラに声をかけてくる。
男に背を向けていたサラはばっと振りかえる。
そして怒りを精一杯抑えながら話す。
「・・・助けてくださってありがとうございました
しかしですね、私は別にあなたの助けなんか
求めていなかったんです!余計なこと
しないでもらえますか。」
こんなサラの言い種に男は目を見開いた。
「?助けてと叫んでたじゃないか」
真っ当な意見を返されサラは言葉につまる。
「ッ~~~~~~~~~~とにかくっ!
ありがとうございました!」
そしてサラは走り去った。
残された男はぽかんとなっていた。
そしてしばらくたって
「ふーん。面白いやつ。」
と呟いた。
逃げ出したサラはムカムカしながら
道を走っていた。
(なんなのよ!せっかく成功しそうだったのに!
また探さないといけないじゃない!)
サラはふと立ち止まった。
(あの人身分の高そうな人だった。服が
高そうだったもの。何であんなところにいたの
かしら。)
サラはそう思ったが、一旦考える事を変える。
まだ仕事は終わっていないのだ。
そう思うとさっきの些細なことなど忘れてしまう。
ターゲットは始末するべき対象。
誰かがもうこれ以上生きてはならないと判断した。
ターゲットはおそらく屋敷にいるだろう。
サラはそう判断し、準備の為一旦
義父母の待つ家へと戻った。