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華麗な暗殺者  作者: うずな せつか
第二章
31/37

(1)グレイとリアム

第二章の幕開けです!!(*^^*)

ある日グレイが俺にサラについての情報を報告してきた。


「殿下。サラ様の正体ですが、私の姉からの情報でサラ様はアルベルト公爵家の者の可能性がございます。背中に紋章があったと。」


はっ!?まさかそんなことは・・・いやでもサラはオルルッド伯爵の養女だそうだし・・・。

俺は仕事していた手を止めて考える。


「・・・その情報は確実か?」


グレイに聞く。


「ええ。恐らく。ですがアルベルト公爵家に伝がまったくございませんし、何かきな臭い感じもしますし。ですが次期当主のジャスパー殿でしたら何とか伝が作れるかもしれませんが・・・」


グレイが考え込みながら言う。

俺はその発言に飛び付いた。

ガタガタっと椅子を蹴倒しながら立ち上がる。


「ほんとかっ!?だったらそうしてくれ!もし本当にアルベルト公爵家の者だったら結婚ができるからな!だが・・・前々からアルベルト公爵家はきな臭いと思ってたんだよ。そろそろどうにかしたいと思ってたところだし陛下にも色々言われてたしな。ちょうどいいな。グレイ調査を頼む。」


俺は倒した椅子を戻しながら、サラに会いに行く準備を始めた。


「かしこまりました。では愛しのサラ様の所へいってらっしゃいませ。フフフフ。」


グレイが俺に向かってニヤニヤしながら言ってくる。

俺は顔に血が集まってくる感じがした。

うーっグレイは俺を敬っている感じがするが実際はそうじゃない。小さい頃から知っているからか

フットワークが軽い。たまにおちょくってくる。

いまだにグレイはニヤニヤしている。

あーっ眼鏡壊してやりたいっ!!


「グレイっ・・・さっさと行け。」

少し怒気を含ませながら言ってみたがもう慣れっこなのかニヤニヤ笑いをやめずに「畏まりましたフフフフ。」といいながら出ていった。


ムカつくなあいつっ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まぁいいや

さっさとサラに会いにいこう。


俺は執務室から出て行った。

サラの元へ行く為に。


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