(20)仕事前夜
今回は特別短いです。すみませんm(。≧Д≦。)m
城にいるすべての人が寝静まった頃。
サラの部屋でかたんっと物音がした。
サラは寝ていたが、人の気配には気付きやすく、
すぐに起きた。
枕元に隠していた短剣を持って。
サラが油断なく短剣を構えていると、誰かが声を
かけてきた。
「サラ様。仕事を持って参りました。」
オリバーだった。
サラは短剣をしまって話しかけた。
「あら久しぶりねオリバー。ありがとうこちらへ
ちょうだい?」
「えぇ。お久しぶりです。旦那様達が心配しておりましたよ。お手紙でも出されたらどうです?」
オリバーは懐から手紙を出しながら言う。
「んー。それもそうね。・・・っと・・・なになに?
賊の壊滅。これを一週間以内に、ね。」
それに対してサラは手紙を開けて読む。
サラは一瞬考え込んだ。
そして顔をあげるとこう言った。
「オリバー。明日また来て頂戴。今度は外に。
明日お休み貰ってくるから。」
「かしこまりました。ではまた明日。お休みなさいませ。サラ様。」
オリバーはそう言うとさっさと出て行った。
そしてサラは何事もなかったようにベットに潜り込み寝た。
翌日・・・。
しっかりと休みをもぎ取ってきたサラは外で
オリバーを探していた。
予告です。
次回は残酷な描写が入ります。




