表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
華麗な暗殺者  作者: うずな せつか
第一章
21/37

(18)サラの正体?

「あー殿下ちょっと立ってもらえます?このままでは余計な着替えをしなくてはなりませんよ」

零れたお茶が床に滴り落ちる前にミレアは、

リアムを立たせようとした。


そのミレアの声ではっと気づいたようにガタガタ

と立ち上がった。


「リアム様。参りましょう。もう時間ではないのですか?」

サラはあきれながら言った。

あまりにもリアムとグレイが間抜け面だった

から。


リアムは気をとり直すように咳払いして、サラに

近づいた。

そしてボソボソっと

「・・・綺麗だ。」

と言った。


思わずサラの顔は赤くなった。

(な、なんで私は赤くなっているの!?誉められるのは仕事でなれてるのに・・・病気かしら)

サラは内心おろおろと狼狽していた。


「とりあえず行くぞ。遅れるのはどうかと思うしな。」

「え、えぇ。行きましょうリアム様。」

サラの顔色が一瞬で戻った。


二人が連れだって出ていくと残された二人が

話していた。


「グレイ。あの子のこともっと詳しく調べた方がいいわ。どうせ少しは調べてるんでしょうけど」

ミレアが考え込みながら言う。

するとグレイが不思議な顔をした。

「何故そう思うのですか?まぁ確かに調べていますが。サラさんはシエルバーナのオルルッド伯爵

令嬢です。ですが実の娘ではなく養子だそうですが。」

「あの子の服をさっきひんむいたとき見えたの。

背中にアルベルト公爵家の紋章が刻まれてたわ」

それを聞くとグレイは目を見開いた。

「な、どういうことです!?あそこには男児が一人だけでは!?・・・あぁでもそう言えばあそこの家は確かに15年前ごたごたがありましたね」


二人して考え込んでしまった二人はしばらくの間

そのままだった。


結果、グレイが調べるということが決まった。



そしてその頃お茶会では、

強烈に重苦しい空気が漂っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ