(1)序章
YU-Aです(*^^*)
楽しんで読んでくださればとっても嬉しいです!
ではどうぞ!!
黒ずくめの男が入ってきた。
今日は私の誕生日。
私達は楽しくお誕生日会の準備をしていた。
なのに・・・なのに・・・どうして?
パパは怖い顔をして武器を構えているの?
ママはどうして必死な顔して私に逃げろと言うの?
私は逃げるなんて嫌なのに。
だけどママはそんなこと許してくれなかった。
「サラッ!!!!逃げなさい!!私があげたネックレスを持って!
あなたはここで死んではいけないの。わかるわね?あなたはいい子なんだから。私達の愛し子。これからも生きなきゃいけないの
お願い生き延びてくれるかしら・・・?」
ママはポロポロと涙を流しながら言う。
私はこれ以上ママの言うことに逆らう事ができなかった。
ママを泣かせることはしたくなかったから。
私は最後にパパとママに声をかける。
ネックレスをぎゅっと握り締めて。
「パパ。ママ。今までありがとう。二人のこととっても大好きだよ
ちゃんと生きてね。それじゃあ・・・元気でねっ!!」
そして私は10年間過ごした、たくさん思い出のある家を飛び出した。
そして振り向かずにたくさんたくさん走った。
・・・行き倒れるまで。
どうでしたか?
また明日も投稿する予定ですので、暇な方は読んでみてくださいね
でわさようなら