(9)条件
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ラッキーセブンです!
なんか嬉しくなりません?(*´∀`)
今日は仕事もなく訓練だけをしていた。
訓練は一日でも休むと腕が鈍ってしまう。
なのでサラは一日中訓練をしていた。
そして今日も日が暮れていった。
サラはまたいつものように家を抜け出して下町へと
出掛けていく。
しかし今日はいつもとは違うところだ。
何故なら、今日昼間休憩でご飯を食べている時に、
とても有名で優秀な情報屋がいると耳にしたからだ
サラはいつものように憎しみに苛まれながら書いた
似顔絵を持って聞いてまわる。
「あの、この人知っています?」
酒場で一人寂しくぐびぐび酒を飲んでいるおっさん
に話しかけた。
「ん?俺は知らねぇなぁー。ていうか嬢ちゃん、
ここは危ねぇーぞ。いかがわしい奴等が彷徨いて
いるからなー」
おっさんは酒臭い息を吐きながらしっかりと答えて
くれた。
「じゃあ有名で有能な情報屋を知りませんか?」
聞いた途端おっさんはガハハハハッとわらった。
「嬢ちゃん。そいつならあそこにいるぞ~ほら、
あの顔がきれいなやつ。あーなぐってやりてぇ。」
おっさんの指差した先には、おっさんと同じく
一人でぐびぐびと酒を飲んでいる男がいる。
と、思いきや隣でどんちゃん騒ぎしている
おっさんらに絡まれ出した。
「おー絡まれてる絡まれてる。どうすんだ嬢ちゃん。
あいつら良くない噂しかないぞ?」
おっさんが愉快そうに笑いながらいうとサラは
無造作に近づいていった。
サラは絡んでいるおっさんらをどかして、
情報屋に近づいた。
サラは間近で見てすぐに気づいた。
(こいつっ!!あのときの男っ!?)
「お?サラじゃないか。俺に会いに来てくれたのか?
どうかしたか?」
リアムは胸ぐらをつかまれながらもニコニコで
言った。
サラは胸ぐらをつかんでいる男を突き飛ばして
今度は自分が胸ぐらをつかんで外へと連れ出した
その時にちゃんとお金はおいてきた。いや
投げ飛ばしてきた。
そのままサラは人通りのないところへいった。
「で、ここまでつれて来てなんだ?」
「あなた情報屋なんでしょ?だったら私に情報
教えてくれる?」
サラは胸ぐらを離しながらいった。
サラの言葉を聞くとリアムは真剣な目付きになった
「ふーん。知りたいことがあるのか?じゃあ
言ってみろ。」
「・・・この人を知っている?」
サラはぺろんと紙を見せた。
「あぁ。知っている。だがなぜ知りたい。」
リアムは聞く。その質問にサラの目は憎しみに
燃え上がった。
さっきまではそこまでではなかったのに。
リアムと話している間は憎しみはおさまって
いたのに。
「・・・復讐をしたいだけよ。」
サラの憎しみに燃え上がった目を見てリアムは
ぞくぞくした。
「そうか。良いだろう。教えてやる。だが、一つ
条件がある。いいか?」
サラはこくんとうなずいた。
そしてリアムの口からこぼれ落ちた言葉は、
「俺と一緒に来ること。」
だった。
私はこれから中間テストの時期に入りますので、
一時更新がストップするかもしれません。
ですが中間テストが終わり次第いっぱい更新を
したいと思います。
そして!いい点数取ります!応援してくださーい!!




